視点を変えるといい!

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(講演する藤本氏)DSC_1442[1]

 

いろんな考え方の人の意見や講演を聴くと参考になることが多い。

これは当然であるし、皆さんしっかりした考え方の元に講演するわけであり、共鳴することも多い。

要はそれをどのように具体的に行動に移すか、これがが難しい。

だからといって、そのまんまにしていたら前に進むこともできないし逆に立ち止まってばかりでは情けない話である。

2日に、秋田県・県内市町村と誘致企業との懇談会があったので、以前はこの懇談会に村としても参加してはいたが、なかなか企業を誘致するのは難しいとして、参加を取りやめていたが、今回強い呼びかけもあり参加した。

今年の4月には、「羽後の国フアーム」が誘致企業として秋田県から指定を受けたこともあったので、今後の事業展開もあり加入することにした。

その懇談会で「あこがれの秋田」と題する講演があった。これが実に飾りっ気のない1974年生まれの若い編集者の秋田県に対する思い、期待、自然、風土、秋田県人の性格などを実に的確にとらえた講演で気持ちがすっかり緩やかになった。

この編集者は兵庫県生まれの有限会社りすの代表取締役で藤本智士氏で、秋田県発行のフリーマガジン「のんびり」のほかたくさんの編集・原稿執筆をされていられる方でした。

県内をくまなく取材もしておられているようですが、我が村にはまだ来たことがないとおっしゃっていましたが、是非来てみたいとのことでした。

神戸のご出身と言うことで、雪道や雪などにも我々が考えていることとは視点が違うようで、我が村の雪の状況を話しましたら、雪が最も多い時期はいつ頃か?そんなもの凄い時期に是非行ってみたいとのことでもあった。

独特の大阪弁で柔らかく話すものの、ストレートで実に素晴らしい編集者でした。

こんなことを言ったら「なんもだー」と言われるかもしれません。

秋田には「ありがとう」に対する返答として「気にしないで~」と言った意味の「なんもだー」と言う方言があります。この方言こそがニッポンの未来があると信じて。なんも大学、はじまります。との考え方でした。

こうした方々の自然に対する思い、考え方を我々も少し視点を変えて見たらどうだろうか?

医療・福祉の現場から

(発表する職員)

県内の国保診療診療施設協議会の医師・看護師、保健師、介護職員、検査技師が一堂に会して研究した成果を発表し研修し合う第9回目のミニ学会が行われた。 とても内容の濃い発表で、10月に山形県で行われる全国大会でも堂々と発表してくれるものと期待したい。 村の保健師二人と看護師も専門的な分野から研究成果を発表してくれた。 緊急時の対応などについての発表では、単にマニュアルだけでなく、簡易なイラストをいれるなど誰でも直ぐに対応出来るようにするなどの工夫が必要であり、これはAEDなどの取り扱いの際などでも可能ではないだろうか?と思った。 緊急時などには、AEDがあっても、慌てて取り扱うことが出来ない 場合もあるような気がするがどうだろうか? とにかく、こうした研修では多くの方々の意見を聞いて出来ることは直ぐに実践することが大事であると常に感じており、できるだけ私もそうした提案をしている。

新幹線運動本格化

(プチホワイト咲ぎだす)

秋田県奥羽・羽越新幹線整備促進期成同盟会の設立期成同盟会が開かれた。 会長には佐竹秋田県知事が就任し、来る9月7日に設立総会が開催される段取りとなった。 これまで、この運動はどちらかというと山形県があまり積極的でなかったのですが、ここに来てにわかに山形県が極めて積極的に運動を展開するようになり、秋田県もこのままでは遅れをとってしまうことから、急遽同盟会を設立し積極的な運動を起こすこととなったものです。 発起人会では知事が挨拶し、内閣官房参与として、政策提言をしている藤井聡氏の著書「スーパー新幹線が日本を救う」がひとつの きっかけになっているようだ。 特に、JR北海道が平成40年までには札幌まで伸びたあと、リニア新幹線、九州、四国、など次の新幹線をどうするのかと言った議論になった際には、そう遠くない時期に奥羽・羽越線についても当然わだいになるであろうし、そうしなければならないことになる。 国家プロジェクトとしても荒唐無稽な話とはなり得ないであろうし、ぜひとも積極的な運動を展開しなければならないと考えられる。

食と温泉・紅葉を紹介

(FMあきたのスタジオで)

今朝は秋田市内のFMあきた放送のスタジオで、成瀬ダムカレーとトマト、仙人米の大っぷくれ、餅がゆせんべい、温泉、紅葉を紹介、特に11月25日に計画している坂井宏行氏のフランス料理のイベントを紹介した。 このイベントは昨年の陳建一氏の中華料理に続く第2弾で、テレビで大活躍されている方なようです。 大潟村の料理長ともテレビで対戦したとのことで、秋田でも結構知っておられる方もおられるようです。 新宿でフランス料理店のオーナーシェフとしても現役で活躍されておられるとのことですが、FM秋田の保泉キャスターから食べたこともありますか?との質問には、食べたことはありません! 楽しみにしたいと思っています。 このほか、「羽後の国ファーム」の肉加工施設のF4の施設の優位性、特異性も話題になった。 知事が県政報告会で5~600人の聴衆にその施設設備と取り組みを紹介し、会場は多いに盛り上がったことを知った。 ただ、話では魚も利用しているとの報告であったようで、それはまだ具体的にはなっていないと申し上げたところでした。 放送中も次ぎ次とメールが届きこうしたメディアに対する関心の深さを現場で知ることとなった。

秋田県の医療・介護総合確保事業

DSC_1415[1](示された秋田県計画)

DSC_1416[1](台風一過の青空)

全国的には「地域包括ケアシステム」が提唱されて久しいが、秋田県でも最近は法律に基づく「地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律」が平成26年に制定され、これに基づく「秋田県医療介護総合確保事業」が策定されることになり、その審議のための計画策定委員会が開催され出席した。

一昨日は、地方創生対策の委員会が開催されたし、昨日はこの委員会と矢継ぎ早に開催されている。

まもなく県議会も開催されることからこれに提案する必要性もあり、こうした会議が開催されているのでしょう。

地域の福祉・医療の確保対策は喫緊の課題であり、その必要性は必然性があり、それぞれが独自の対策であっては成らないわけで、全国的にはすでに広島県をはじめ多くの自治体が積極的に取り組んでおるところです。

国民の健康の保持及び福祉の増進に係わる多様なサービスへの需要が増大している。従って、地域の創意工夫を生かしつつ質の高い医療提供体制と介護の総合的な確保を目指す地域包括ケアシステムを構築することを目的としているものです。

しかしながら秋田県においては、まだまだこの地域包括ケアシステムの認知度は低く、しかも医師の偏在が秋田市に集中する顕著もあり、看護、介護人材の確保も厳しい現状に秋田県としてもこの計画策定にはかなりの厳しさがうかがえた。

台風10号については随分と心配したが、大きな被害もなく今朝は台風一過の青空ものぞく天気となりほっとしているが、9・11に続く今回の台風被害のあった岩手県、さらには先般の豪雨被害のあった北海道の各自治体の被災地には心からお見舞いを申し上げたい。

当事者としてどれだけ頑張っても防ぎきれない災害のあることを目の当たりにした思いでした。