(講演する藤本氏)
いろんな考え方の人の意見や講演を聴くと参考になることが多い。
これは当然であるし、皆さんしっかりした考え方の元に講演するわけであり、共鳴することも多い。
要はそれをどのように具体的に行動に移すか、これがが難しい。
だからといって、そのまんまにしていたら前に進むこともできないし逆に立ち止まってばかりでは情けない話である。
2日に、秋田県・県内市町村と誘致企業との懇談会があったので、以前はこの懇談会に村としても参加してはいたが、なかなか企業を誘致するのは難しいとして、参加を取りやめていたが、今回強い呼びかけもあり参加した。
今年の4月には、「羽後の国フアーム」が誘致企業として秋田県から指定を受けたこともあったので、今後の事業展開もあり加入することにした。
その懇談会で「あこがれの秋田」と題する講演があった。これが実に飾りっ気のない1974年生まれの若い編集者の秋田県に対する思い、期待、自然、風土、秋田県人の性格などを実に的確にとらえた講演で気持ちがすっかり緩やかになった。
この編集者は兵庫県生まれの有限会社りすの代表取締役で藤本智士氏で、秋田県発行のフリーマガジン「のんびり」のほかたくさんの編集・原稿執筆をされていられる方でした。
県内をくまなく取材もしておられているようですが、我が村にはまだ来たことがないとおっしゃっていましたが、是非来てみたいとのことでした。
神戸のご出身と言うことで、雪道や雪などにも我々が考えていることとは視点が違うようで、我が村の雪の状況を話しましたら、雪が最も多い時期はいつ頃か?そんなもの凄い時期に是非行ってみたいとのことでもあった。
独特の大阪弁で柔らかく話すものの、ストレートで実に素晴らしい編集者でした。
こんなことを言ったら「なんもだー」と言われるかもしれません。
秋田には「ありがとう」に対する返答として「気にしないで~」と言った意味の「なんもだー」と言う方言があります。この方言こそがニッポンの未来があると信じて。なんも大学、はじまります。との考え方でした。
こうした方々の自然に対する思い、考え方を我々も少し視点を変えて見たらどうだろうか?