秋田県の医療・介護総合確保事業

DSC_1415[1](示された秋田県計画)

DSC_1416[1](台風一過の青空)

全国的には「地域包括ケアシステム」が提唱されて久しいが、秋田県でも最近は法律に基づく「地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律」が平成26年に制定され、これに基づく「秋田県医療介護総合確保事業」が策定されることになり、その審議のための計画策定委員会が開催され出席した。

一昨日は、地方創生対策の委員会が開催されたし、昨日はこの委員会と矢継ぎ早に開催されている。

まもなく県議会も開催されることからこれに提案する必要性もあり、こうした会議が開催されているのでしょう。

地域の福祉・医療の確保対策は喫緊の課題であり、その必要性は必然性があり、それぞれが独自の対策であっては成らないわけで、全国的にはすでに広島県をはじめ多くの自治体が積極的に取り組んでおるところです。

国民の健康の保持及び福祉の増進に係わる多様なサービスへの需要が増大している。従って、地域の創意工夫を生かしつつ質の高い医療提供体制と介護の総合的な確保を目指す地域包括ケアシステムを構築することを目的としているものです。

しかしながら秋田県においては、まだまだこの地域包括ケアシステムの認知度は低く、しかも医師の偏在が秋田市に集中する顕著もあり、看護、介護人材の確保も厳しい現状に秋田県としてもこの計画策定にはかなりの厳しさがうかがえた。

台風10号については随分と心配したが、大きな被害もなく今朝は台風一過の青空ものぞく天気となりほっとしているが、9・11に続く今回の台風被害のあった岩手県、さらには先般の豪雨被害のあった北海道の各自治体の被災地には心からお見舞いを申し上げたい。

当事者としてどれだけ頑張っても防ぎきれない災害のあることを目の当たりにした思いでした。