カテゴリー別アーカイブ: 地域興し

千葉県東庄町で研修

(議会も各種会議、ダンスホールにもなる多目的な円形ホールで会議) (議会控え室や町長室執務室もワンフロアー) (日本三大大社の一つ香取神宮) 全国町村会財政委員会では、千葉県の東庄町で視察研修をした。 千葉県と茨城県の県境にある町は特徴あるまちづくりをされており、庁舎も徹底した合理性を追求しており、執務室もワンフロアーであり、応接セットもなく、待ち合い室も長椅子で災害時には簡易ベットに活用できるようにしたり、会議室も議会や会議、夜などにはダンスホールにも活用できるようにしていた。 保健・福祉・医療の一体化、つまり在宅包括ケアシステムの先進的な取り組みをしており、センター長は病院の所長さんでしたし、それが極めてしっくりといっていることには感心した。 香取神宮にも参拝することが出来た。伊勢神宮、香取神宮、鹿島神宮と三大神宮で皇室の直接関わる神宮でした。 とても重厚な格式ある神宮でした。 また、近くには、旭総合病院(病床しゅ1000床)もあり、連携が極めてスムースで自治医科大からの医師がほとんどだそうです。 とても勉強になりました。

道路事業意見交換会

(挨拶する石川道路局長ほか増田官房審議官など関係課長)

全国町村会財政委員会と国土交通省道路局幹部との意見交換会が、藤原全国町村会町村会長の計らいで実現した。 時間は国会会期中と言うこともあって限られた時間でしたが、内容のあるものであった。あらかじめ制度上の課題などについて提示していたが、この他にも秋田県町村会としても提案していたことについて発言させていただいた。 特に社会整備資本交付金についての交付率が極めて低いこと、県と県とを結ぶ三桁国道の整備、つまり県際道路整備の必要性を訴えたところでした。 しかし、国の予算全体、特に公共事業の延びが低く思うに任せないジレンマもあるようで、全体説明でこうしたことが丁寧に説明され、理解しなければならないこともあることも事実であり、政治課題としてとらえなければならない課題でもあった。 しかし、そうした中で申請に当たって制度をよく理解し、勉強しなければならないことがあることを改めて感じた。 意義ある機会であった。

一年間ありがとう!

(ジュネス栗駒スキー場は家族連れなどで賑わっていました) (贈り物にした短角牛のバラ肉)

大晦日、今年一年たくさんの方々のご指導、ご教示、ご理解によって実り多い一年となりました。 年末は何と言っても第三セクターの運営である「ジュネス栗駒スキー場」と「ホテルブラン」の経営がどうなるかが大きな課題であります。 今年は本格オープンから何とか営業ができる状況で、それこそ年末には雪が溶けて営業も危ぶまれましたが、何とか休むことなくリフト運行ができ、今日からはほぼ全コースで滑走可能となり、明日の元日からはすべてのコースで楽しんでいただけるようになります。 これでホッとして年が越せそうです。 慌ただしかった一年、関係する全国団体の研修会や現地視察などがあり、事務局の方々には本当に後難儀かけました。 初めての事業や研修会、大会、意見交換会などでも役割があり緊張する場面もたくさんありましたが、何とか無事につとめることができました。 また、六次次化産業としての、短角牛などの生産も伸びて、今後に期待したいと思っているところです。村の農業は着実に構造転換にむかっており今後に多いに期待したいと感じているところであります。写真の肉も美味しそうでしょう!脂身が少なめでとてもおいしいですよ。 ふるさと納税にも活用させてもらっています。 本当にありがとうございました。 皆さん是非、来年もよろしくお願い申し上げす。

スキー場にぎわう

(親子連れなどのスキーヤーやボーダー) (レストランも満席) 本格オープンから時折雨空となったりして雪が溶けてかなり厳しいゲレンデ状態でしたが、なんとかしのいで毎日運転していたジュネス栗駒スキー場、年末休暇に入り、お客さんも増えてきました。 県内、県外とも東北地方のスキー場は軒並行き不足でなかなか運転できないでおる中にあって、ジュネスだけは何とか運営できており、お客さんからも楽しんでもらっている。 これから、年末年始がスキー場にとっては正念場。 午後からは、少し雪が降り全面滑走が出来るように願っているところです。 いつもより少し景気が良くなったのかお客さんも増えているような感じです。この調子で推移してくれることを願っています。 レストランも満席状態でありがたい限りです。レストランメニューも工夫を凝らしており、食事も楽しんでいただけるようにスタッフも張り切っており、好評の本格的な窯焼きピザも新メニューを提供しています。 皆さん是非、ご家族でおいでください。 スキーやボーダーだけではなく、小さなお子さんのために、キッズランドも設備を充実して、家族皆で楽しめるスキー場になるよう努力をしています。 温泉もアルカリ性でとてもお肌にやさしく大変好評です。

反一極集中が経済回復

dsc_23721dsc_23711(講師の東京大学大学院総合文化研究科・松原隆一郎教授)

今月の魁政経懇話会の講師は松原先生を招聘しての「2017年の日本経済の課題と展望」と題しての講演会であった。

レジメを準備して下さり、これに沿っての話であったが、非常にわかりやすくポイントをしっかりとつかんでの講演はとても興味のある内容でした。

数値を並べるだけではなく、グラフの意味するところやその読み方など理解しやすかった。

特に感じたの、日銀のデフレ対策と現在リフレ派と称される主張や、これに反論している方々の考え方などにずばりと切り込んでの話は、普段あ朝ののラジオ番組でほとんど毎日興味を持って聞いている経済評論家の意見などと重ね合わせて聞くことができ、とても楽しく聴講できたし、ラジオ番組での評論家の考え方なども理解できるものとなった。

現在の経済状況は東京オリンピックの2020年頃までは続くのではないか、トランプ次期大統領の主張はアメリカにとってはごく当たり前のことであってそれが結果としてでたのではないか、日米の利益は背反しているのも極自然ななりゆきであると考えられること。

アベノミクスは個人消費の増大と設備投資を期待したのであるがその方向にはならないで、現在は現在の為替相場と株価高によってその成果(?)がでているのではないか。

後半は、回復のシナリオとして、反一極集中(地方に投資し地方の活性化対策を重視する)、投資は需要のある事業に絞るべきであること、トリクルダウン(したたり落ちる事)は起きっこないのだから、地方は地方で活性化させるべき、移民政策は賃金をの引き下げ要因であり、賃金を上げれば消費者物価も上がる。地方の活性化しつつある事業を、東京に振り向けず地方で育てる、一部選手だけが盛り上がるのではなく、全員がスポーツができるような立国。を提案しつつ、奥さんと一緒に数日前から秋田県に宿泊をしながら、料理、町並み、駅前、居酒屋などを巡って地方の実態を実際に見聞した結果に基づく体験を入れての講演でした。

国土強靱化対策にも触れておられたが、私も県際の道路交通網の整備が遅れていることがそうした経済発展、観光交流の障害にもなっていることから是非意見具申を要望し、考え方などを質問させていただいた。

秋田県もそうした視点で努力をすることによって活路があるものと感じたところでした。