内容濃い芸文祭

第3回東成瀬村芸術文化祭の発表会が盛会に行われた。 芸文協の結成はこれまでも時折浮上しては立ち消えになり、なかなか結成までは至らなかったし、昭和30年代には確か結成されていたが、一部の活動だけで広がりを見せられず、活動は自然消滅してしまったような思い出がある。 こうした活動は、継続して「文化活動」が行われることが大事であり、これからも皆さんが関心を持ってこの活動に積極的に関わっていってほしいと思っています、期待したいと思っている。 時まさしく、国民文化祭が秋田県で開催されることになっており、村でも「方言」「昔語り」などを中心にした分野での参加を表明し、魁新報などで取り上げられている。 またテレビなどでも方言については最近しばしば話題となっており、その残すべき文化としてにわかに関心が深まっている。 そんな折に、我々はこの課題に積極的に取り組むことしたのは意義深いことであると思っている。 大いに参加していただきたいと思っている。 昨日の発表会では参加団体の積極的な協力で内容の濃い発表会であったし、方言の発表会である「ザ・シャベローゼ」大会も2回目となり、レベルがアップしたとの会場内での声であった。 中でも」、読み聞かせグループのギターによるBGMを入れての12の「贈り物」の読み聞かせについては会場と読みみ人が一体となるシーンもあり、新たな本への関心を高める効果が出たようであった。なかなか工夫するもんだなーと感じた。ギター演奏も「力」「美しさ」「勇気」「信じる心」「「希望」「よろこび」「才能」「想像力」「敬う心」「知恵」「愛」「誠実」の場面に応じたBGMも素晴らしかった。 和紙の制作展示ではウェデングドレスの大作もあり、これは実際に花嫁さんが着装した実物であったようです。 私も、名刺入れと、小物入れを買わせてもらった、やわらかく実に手触りがよい。  

避難者交流会

3・11の大震災以降、白河市、福島市、郡山市、本宮市、須賀川市、南相馬市、相馬市、小野町、東松島市、浪江町などから今なお秋田県内の各地に避難されておられる方々がたくさんおられる。 そうした方々に少しでも気晴らしになればといったことで秋田県が主催して「避難者地域交流会」が、今回は秋田県雄勝地域振興局が企画して第7回目になる交流会がジュネス栗駒スキー場を会場にして開催された。 本当にいつになったら元の生活に戻れるのか皆目見当もつかないような状況の中で、毎日の生活に疲れ切ってしまっているのではないかと思われるにも関わらず、皆さん元気にバス3台で、あいにくの吹雪の中、元気に到着し、それぞれのコースで少しはリフレッシュしてくださったのではないかと思われます。 前日が雨模様の天気で、これは雨返しが来るのではないかと心配したとおり、ものすごい吹雪で、いわゆる「ブリザード模様」で最悪のコンデションでした。 それでも、皆さん元気にゲレンデに出てスキーにボード、わくわくランド、スノーシューを履いてのトレッキング、外遊びがままならないグループはレクレーションゲームと多彩なメニューで存分に楽しんでもらったものと思っています。 あいにく温泉はまだふっかつしておりませんでしたが、鉱石湯も好評で短い時間の中でゆっくりしていただいたもの思っています。 この後も、ある程度の参加者がまとまったら是非招待したいものと考えています。 ただ、避難先を我々は確認のしようもないのでそこいらあたりが課題となることでしょうが、何とかならないものでしょうか? こうした形で、交流会をしながらお互いに困ったときには協力し合う姿勢は持ち続けたいものと思っている。 今回の参加者は約80名でしたが、事前の準備をしっかりとやっており、スキーの靴からスキーのレンタルなどを事前に準備しており、なかなか手際の良い企画でした。 それでも、全くの初心者から、かなりの腕前の方々もおり、初心者コースの中でも幼児から小学生と幅があり指導されたスキークラブの皆さんは汗だくになってのご協力で本当に難儀をかけしました。 レクレーション協会の方々から関係者の皆さんには本当にご難儀をおかけしました。  

過疎と山村の理事会

image image 昨日に引き続き全国山村振興連盟の理事会が開催された。 会長は代々自民党の農林族の有力者がなっており、秋田県の二田元代議士が会長期間もあった。 現在は中谷元防衛大臣がなっている。 山村振興は文字通り全省庁に関わっており、関係省庁から全て来賓として来てくれる、そこでは、それぞれの所管事項を説明して制度の利活 用を期待する挨拶をする。 会長からは、二酸化炭素の吸収源対策としての森林税については、昨年やっと100億円がついたが、経産省と環境省のそれぞれの意向もあって、吸収源対策にはならなかった、今年も、その課題は解決されず、来年度以降に延びてしまった。引き続き努力する旨のあいさつがあった。 代議士は自民党のそれぞれの部会長さんなど3名が出席された。 予算的にもかなり大幅に伸びたようである。 午後には、全国過疎連盟の理事会があった。 この連盟は代々知事が会長になっており、佐々木喜久治秋田県知事がなっていたこともあった。 現在の会長は溝口島根県知事が当たっておる。 理事会の後、どうなる日本経済の行方と題しての講演があった。 総務省からは関地域力創造審議官と山口過疎対策室長が出席してくれた。 審議官からは、地域の活性化なくして日本の発展はないものと考えている、そのため、総務省に「地域の元気創造本部」を立ち上げた。 多様で柔軟な対応、しかも、継続性が重要である。 新たな施策として「自ら考え自ら取り組む」地域の創造力対策に応募が沢山あるそうで、この話は初めて聞いた話であった。 昨日の会議でも情報がタイムリーに届かないのか、あるいはその情報を把握出来ないのか、どこかに課題がありそうだ。 いずれ、山村振興事業であれ過疎対策事業であれ関心をもって常に留意するようにする必要があることを改めて感じた。 こうした、政権交代や政治に変化のある時は特に気を配らなければならないと思う。 講演では、なかなか歯切れのよい景気動向についての話しで、今年の夏頃には景気は上昇するであろうし、世界的にも全体的に大きな変化の兆しが望めるとの話であるものの、物価1%上昇には最低2年は掛かるだろうとのことであった。 消費税も国民全体が負担するための消費に関わって行かなければならないのではないかと感じた。 若いエコノミストで、嶌森さんという新聞などでは盛んと寄稿している方で、大胆な予測をし、しかもそれが当たっておられるようで、今人気のエコノミストであるようでした。 image

山村振興役員研修

image image image 全国山村振興振興連盟の役員研修会が全国町村会会館を会場にして開かれた。 講師は総務省財政局調整課長と農林水産省農村振興局中山間地域振興課長のお二人であった。 政権交代によって予算も大幅に見直され、その概要について大ざっぱな説明があった。 しかし、短時間ではとても理解する事はできず、今後担当課長や県単位での説明によって具体的に示される事になるようだ。 当然現段階では、まだ施策の具体策などを示されることは無理なようであった。 しかし、各県の支部長から活発な質問があり、私も防災行政無線整備についての、補正予算と新年度予算の事業における財政対策に矛盾があることをお聞きしたら、補正予算がどうしても予算枠が少なく、申し訳ないとのことであった。 やはり、これまでもそうであったが、補正予算は活用すべきであるし、情報は早い方がよいことがはっきりした。 しかし、補正予算が提示される頃には、各県では既に提出してしまっており、どうしたわけか我々のところにその情報が来たときには、既に遅くなってしまうことが多いようで、県段階での情報に課題があるのかな?と感じた。 今回は、職員の給与削減問題でも、いろいろ考えさせられることもあった。 農林水産省の予算でも、かなり活用できる項目もあるのではないかと思われ、今後具体的には直接本省に照会できるよう担当の方々にお願いしてきた。 こうした形のつながりは大事であるように思っておる。 image

表彰式二つ

image 秋田県飲酒運転追放競争で我が村が昨年に引き続き2年連続の表彰を受け、その伝達式が柴田雄勝振興局長からあった。 これまでもこの表彰は何回かあったが、連続はどうだったか記憶が定かでない。 運転免許証の保持者との比較などいろいろな算出方法を、使ってでの事であり、いずれ名誉な事である。 関係する皆さんにおれあを申し上げます。 午後には町村会で職員として35年以上勤務の会長表彰があり、村からは農林建設課長が受賞した。 長い間頑張った表彰であり、心から敬意と感謝をもうしあげたいと思います。 おめでとうございました。