地域おこし協力隊

総務省が主唱している地域おこし協力事業にに村でも参加し、首都圏を中心に募集をしていたところ、一名の応募があり面接などを実施し4月から採用することにした。 更に、もう一名の応募があり、書類審査のうえ近く面接などを実施する予定になっている。 すでに決定しているN氏については住所も岩井川に決まり、所有者のご協力により民家を借入し4月から活動を開始していただくことになっている。 農業関係の活動を中心にしてすでに年間計画を策定してくれているようで、この計画によって頑張っていただくようにする計画である。 この時期、県内の地域おこし協力隊員の活動状況が新聞などで報道されているようであるものの、その活動実態などをよく承知していないが、地域地域によっていろんな活動、地域おこしがあることでしょうし、わが村はわが村の考え方で独自に頑張っていただくことになるものと思っている。 もう一方には、決定したら観光・物産などの分野での活動をお願いしたいと考えているところである。 書類上では、ぴったりの方であるようにも感じている。 村の農業、観光・物産など外から見た、あるいはまったく違った視点からの考え方での地域おこしも必要であると考えていたところであり、この事業はそうした観点からすると非常に意義のあることではないかと考えているところです。 こんな人材の交流が進もうとしているわが村にも、雪解けが進み、緩やかに春が進んでいます。 成瀬のせせらぎもそんな緩んだ水を流しついづけています。  

退職辞令交付

年度末のこの時期、人事異動や退職に伴う辞令の交付が行われる。 昨日は朝から大忙しであった。 加えて、年度末になって確認しておかなければならない事業が何点かあってその打ち合わせと、その対応をやってもらうようにお願いし、湯沢雄勝広域市町村圏組合の事務局職員の退職、消防職員の退職辞令交付式に管理者の職務代理者として臨んだ。 管理者が市長さんであるが、市長選挙があり多忙のため代理することになったのであるが、4年に1回はこの役割を務めることになった次第である。 今年は、事務局と施設職員5名の退職と転出 消防職員は消防長以下14名と大量の退職で、結構時間がかかった。 広域行政の環境業務、消防業務などそれぞれの分野において、献身的な業務執行当たられた皆さんにしっかりとお礼を申し上げ、辞令を交付させていただいた。 また感謝状も贈呈させていただいた。 本当に長い間お勤めいただき心からお礼を申し上げさせていただく。 終わって、第3セクターの運営に関して相談役と密度の濃い打ち合わせを行い、昼食も噛みながらの補正予算対応の課題を打ち合わせをし、小学校の同級生の葬儀に出席した。 突然、新聞で訃報を知り驚いた。71才という年齢での急逝は何とも早すぎるし残念でならない。 建築業を創業し、独特のこだわりでの木造住宅で多くのお客さんがおり、特に直木賞作家の高橋治さんや、石川県山中温泉の割烹旅館「かよう亭」や白山の「僻村塾」などで著名な方々との付き合い、東京、神奈川、など首都圏での木造住宅を手掛け、今なおお客さんからの相談を受けておられたようである。 落ち着いた色調の日本建築の本質をしっかりととらえた木造住宅は、住んでみてゆっくりすると好評であったようである。 奇をてらうことを嫌い、ほとんど営業活動などしなかったようであるが、着実にお客さんをつかみ、しっかりとした会社にしたようである。 喪主であるご長男のごあいさつでそんなことを知りましたし、わざわざ遠く、石川県からかよう亭の社長さんが駆け付け弔辞を述べられていた。 女優の真野響子、あずささんからもくれぐれも良しくというご家族へのご挨拶も述べられていた。 交際範囲の広い人であったことがこうしたことからも知ることになりました。 安らかならんことをお祈り申し上げます。 そのあと、村職員の退職辞令交付、4名の退職者と、県庁に帰られる職員への辞令を交付した。 勤務期間はそれぞれ違いはあるものの、多くの困難な場面もあったことでありましょうが、すべてをこなし、村政発展のためにご尽力いただきましたことに対し心からお礼を申し上げる次第であります。ありがとうございました。

スポーツ・芸術文化賞表彰  

平成24年度の東成瀬村スポーツ賞、芸術文化賞の表彰式があった。 小中学生、高校、一般の方々を含めて栄光賞4名、奨励賞25名と1団体に対しての表彰であった。 合計で30名、今年の特徴としては芸術・文化部門の対象者が多かったことと、成人者でもパークゴルフ東北大会レベルでの1位と入賞者、秋田県障害者スポーツ大会、秋田県スキー技術選手権大会での4位などの入賞がおったことであった。 スキー大会では第6回全国小学生アルペンスキー大会で小学校5年で高橋夢香さんが1位、同じく4年小野寺紅美さんが第2位という成績もありました。 また、全国小学生作文コンクールで「わたしたちのおまわりさん」と題して、古谷羽音さんが警察長官賞を受賞した。 素晴らしいことです。今後の活躍とさらなる前進を大いに期待したいと思う。 おめでとう。

凧作りに挑戦

image image image image image image   春休みに児童館などを利用している子供たちを対象に、凧作り教室が行われていた。 湯沢市に伝統的な、まなぐ凧があり、その作り方を指導していただき、出来るなら将来的には、村の凧、例えば、「達磨凧」を作り、春の締まった雪である「堅雪」の上で思いっきり凧揚げを楽しむ大会、イベントを企画したらどうだろうかと考えていたが、実際に企画実行するには、多くの解決しなければならない課題もあるようで、まずは、凧作りからとなったのか、今回の企画であったようだ。 そんな思いでいたら、出来た凧を見たら、なんと村の龍泉寺の住職が作り絵付けしている達磨こけしの絵を基本にした凧ではないか!驚いたなー。早速実行に移して貰って良かった。 急ぐことなく、じわりじわりと楽しみながら進めていってほしいと思っている。 先日の朝、孫と一緒にビニール製のたこ揚げをやったが、風がなく期待したようではなかった。 しかし、孫は懸命に走り回って頑張っていたし、息を切らしながら、ハアハアいいながらも楽しそうであった。 今度は作った凧を一緒に揚げてみたい。 電線など障害物のない広い場所がたこ揚げには言い訳で、そうなると我が村には、風も適度にあって、春先などは絶好の条件と思って提案したわけで、何とか皆さんのご協力を頂きたいものです。 明日は、朝早くから孫とババちゃんが作った凧を揚げてみよう!さてどうなりますか? 凧作り教室には沢山の孫さんとじいちゃんばあちゃんが参加して、真剣に取り組んでいました。

選挙無効判決

      号外も出るほどの衝撃的な、昨年暮れの総選挙における「一票の格差」訴訟における、高裁判決である。 これまでも、数えきれないくらいと言えるほど、司法の場で違憲であるとされてきた国会議員の「一票の格差」がその都度、選挙区の区割りのむずかしさだとか、比例区の問題だとか、小選挙区制度だ、中選挙区だといった問題ですり替えられて、全く是正しようとする国会の姿勢が見られず、その場その場をやり過ごしてきたように思える結果が、いよいよ今回の高裁での判断で待ったなしの状況になったのではないだろうか。 国会での選挙制度改革が進まないこうした状況の中で、訴えられたそれぞれの県選管は最高裁に上告するであろうといわれているが、肝心の立法府である国会が動かないのでは、県選管もいい迷惑である。 いかに、最高裁の判断を待ってと対応を決めるといった議員さんや政党関係者はおっしゃっているが、そんなことででいいのだろうか。 素人の我々でさえ、高裁判断は相当重いように感じるがどうだろうか。 そうした状況の中で、議員定数削減と地方の声が反映されない選挙制度であってはならないと感じている。 これまでも、我々地方が国政において人口の多寡によって議員定数上厳しい環境下の中で我慢してきたことか、そうした現実を考えると、地方の声が反映される抜本的な制度設計ができないものかと、正直なところ強く感じているのも事実である。 今日は、秋田選挙区での同じ訴訟判決が仙台高裁として示されることになっている。 先の総選挙でのこの問題に対する訴訟としては最後の判決になるようであり、大いに関心を呼ぶことにもなるものと思われる。