避難者交流会
3・11の大震災以降、白河市、福島市、郡山市、本宮市、須賀川市、南相馬市、相馬市、小野町、東松島市、浪江町などから今なお秋田県内の各地に避難されておられる方々がたくさんおられる。
そうした方々に少しでも気晴らしになればといったことで秋田県が主催して「避難者地域交流会」が、今回は秋田県雄勝地域振興局が企画して第7回目になる交流会がジュネス栗駒スキー場を会場にして開催された。
本当にいつになったら元の生活に戻れるのか皆目見当もつかないような状況の中で、毎日の生活に疲れ切ってしまっているのではないかと思われるにも関わらず、皆さん元気にバス3台で、あいにくの吹雪の中、元気に到着し、それぞれのコースで少しはリフレッシュしてくださったのではないかと思われます。
前日が雨模様の天気で、これは雨返しが来るのではないかと心配したとおり、ものすごい吹雪で、いわゆる「ブリザード模様」で最悪のコンデションでした。
それでも、皆さん元気にゲレンデに出てスキーにボード、わくわくランド、スノーシューを履いてのトレッキング、外遊びがままならないグループはレクレーションゲームと多彩なメニューで存分に楽しんでもらったものと思っています。
あいにく温泉はまだふっかつしておりませんでしたが、鉱石湯も好評で短い時間の中でゆっくりしていただいたもの思っています。
この後も、ある程度の参加者がまとまったら是非招待したいものと考えています。
ただ、避難先を我々は確認のしようもないのでそこいらあたりが課題となることでしょうが、何とかならないものでしょうか?
こうした形で、交流会をしながらお互いに困ったときには協力し合う姿勢は持ち続けたいものと思っている。
今回の参加者は約80名でしたが、事前の準備をしっかりとやっており、スキーの靴からスキーのレンタルなどを事前に準備しており、なかなか手際の良い企画でした。
それでも、全くの初心者から、かなりの腕前の方々もおり、初心者コースの中でも幼児から小学生と幅があり指導されたスキークラブの皆さんは汗だくになってのご協力で本当に難儀をかけしました。
レクレーション協会の方々から関係者の皆さんには本当にご難儀をおかけしました。