成瀬ダム事業に予算

image やっと政府予算案に37億円あまりの予算が付いた。 新聞発表前には、継続事業が決定し、予算案は補正予算なのか来年度予算なのかは分からなかった。 しかしながら、この3年間細々とした国債の継続事業としてやるかたない思いで過ごしてきたし、運動もどことなく虚しい思いであった。 今回の事業継続と予算が示されたことは、大きな前進であり、本体工事着工に向けた調査事業さえも認められておらなかったことから、今度はどんな事業から再開されるのか、いずれ、最重要な事業を目前にしていることからすると、綿密な調査事業が必要であろうと思われる。 そうした事を考えながら、豪雪対策と懸案事業の要望の為、昨日から秋田県選出国会議員さんや総務省、国道交通省などに要望に上京している。 上京途中、いろいろな方々から「ダム事業決まってエガッタンスナ」と言われ お陰様でと御礼を言ってきました。 ところが、何から始めるのかとか、どんなことから取りかかるのかと言われたり、質問を受けるやら、ひどい話では、「どこがやるのか」には参ってしまう。 まだそんなことを平気で仰る方もおるんですねー。 まあ、それはそれとして、雪の厳しさと闘っている秋田から、日本の首都は快晴で、暑いくらいでした。 そんな環境下で、豪雪対策の現状をしっかりと認識して貰うため、今日はしっかりと精力的に活動しなければならない思いで、一杯である。 image

屋根にも除雪機

除雪対策でもいろいろ工夫するもので、保育園と児童館、図書館の雪下ろしがされていた。 よく見ると、普通に見られる除雪ではなく、ロータリー除雪機械が3台も上がっており、それが勢いよく屋根の雪を吹き飛ばしているのである。 ははーこれは考えたものだ、それにしてもこの機械をどのようにして揚げたのだろうかと思ったら、そばにクレーン車がいたので納得。 そんなところを写真に撮っていたら、役場の屋根にも揚げたげたんだよとのこと、これにはびっくり、とてもとてもこの高さまでのクレーンなんてあるものかと思ったらそうではないそうで、やはり機械力は大したものです。 雪対策に当たっても、いろいろ工夫をし、知恵を出して効率的に進める必要性もあることを改めて感じた所でした。 さて、今年の除雪経費もそろそろ底を突いてくる頃ですし、いつ頃どれくらい補正予算に計上しなければならないか具体的に計画しなければならないだろう。 まずは、この分だと2月一杯は除雪経費がかさむことを覚悟をしてしっかりと対応しなければならないだろうと思う。 どこかさんみたいに「予算がいくらあっても足りない」などと言ったことは絶対言ってはおられない雪国の重要な行財政経費であり、雪のない地域で地方の行財政経費を削減するように、などとは言ってほしくないものです。 昨日は、かねてから要望のあった村内の集落では一番南であり、消防機器の充実は重要であると考えておったところで、これまでの小型消防ポンプ積載車のグレードアップした配車をする計画であったところ、昨日納車になり、地元に引き渡しをしたところでした。 「なるべく、出動しないように願う」と添えるとともに、事故防止には十分留意するようにと申し上げたところでした。

一過性でないように

いよいよ国会が動き出した。 安倍総理大臣の所信表明演説があり、これから代表質問へと論戦が続く。 報道などでは、安倍総理大臣が、1回目の総理大臣ではあまり張り切りすぎたそうで、いろいろ後悔もあり、今回はどっしりと落ち着いて構えるとのこと。 ところが、それも参議院選挙までなのかどうなのかは不明ですし、それはわかるはずもなく、じっと見守るしかないのですが、華々しくスタート切った「ロケットスタート」もこのところ落ち着いてきているのか、種がなくなったのかどうなのかはわかりませんが、所信表明演説は発足当初の論調よりも、TPP参加を表明すべきとか、重要な課題は微妙に避けており、外交問題もしかり、結構重要である国政の案件についても、触れないかあるいは、後回しにしている感が強いような感じで受け取られているようで、そうした論調は今後微妙な世論形成につながっていくのではないかと思われるがいかがなものでしょうか。 衆議院の圧倒的多数にも関わらず、参議院のねじれ現象に気を使って、安全運営を心掛けていることは官邸なのスタッフの意向も多きいと思われる。 確かに、多くの経験を踏んだスタッフがしっかりとサポートしていることがどことなく理解できるし、無難な船出であることは確かなようである。 ところが、政策の3本の矢も、具体的にはどうするのか、どのような政策くを打ち出してくるのか、各種委員会など総理に提言する機関も動き出していることでしょうし、それを見守っているしかないのが現状であろう。 2,013年度予算が閣議決定された。 注意すべきは、いつものことながら、財務大臣との予算折衝で地方交付税がまたまた減額されたことである。 小泉内閣での強引な地方交付税削減はどれだけ地方にとって厳しい財政運営を強いられたことか、その結果、職員の削減、給与の据え置き、行財政改革など、それはそれは大変な苦労をして運営してきたのにもかかわらず、今回は退職手当の減額、国家公務員並みの給与引き下げをするために、地方交付税を減額するというのです。 地方6団体もこれには敢然として反対を表明している。 しかし、これとてどうなるのかわからない。最後は従わざるをえないのか。 第一、地方交付税は地方の財源であって、法律でも明確に交付率も決まっているのに、国家公務員給与に比較して地方公務員給与が高いという論拠、比較のし方、認識が微妙に違うと思う。 国家公務員が15%近い手当制度を受けているのに、その給与は算入されないなどいくつかの比較に当たっての矛盾があるように思うのです。 この前も述べましたが、いろんな面での改革を検討し、新たな政策提言をしようとされるのは理解できるが、地方のことを理解できない方々の改革にはどうしても我慢が出来ないと思えてくる。 地方は、職員削減、議員の削減、行財政改革など懸命に努力をしてきたのに、国や国会はいかほどの改革をしてきたのであろうか? これでは片手落ちもいいところではないかと思えてくる。「交付税を減額できてよかったと思っている」と地方の味方であるべき大臣が、どんな経緯があったのかははわかりませんが、一体全体どのような考え方なのでしょうかねー。  

快晴の冬空

連日の降雪と吹雪で、ともすると気分が滅入ってくるのであるが、今朝は快晴の冬空。 これが何とも言えないくらいのさわやかな気分になる。 この天気も長続きはしないようで、今晩あたりからは降雪が予報では出されている。 それでも、一時とはいえ、気分転換にはなる。 この3日ほど、連続して窓を開けるために雪堀をしたところ、あまりに一気に作業をしたために、あちこちの節々や、筋肉が痛く、参ってしまった。 雪下ろしはいいが、雪堀は結構きつい体力勝負で、本格的な雪堀は2年ぶりとあって、ちょっと無理をしすぎた感がある。 家族からは、一気にやるな!と注意をされるのであるが、始めると終わりまでやってしまいたい性質で、痛く反省している。 おかげで、体調もあまりよろしくないのである。 風邪かなと思ったがそうでもないようだが、受診すべきかどうか迷っている。 雪国の人たちは皆こうした試練を乗り越えているのであり、少し降ったからといって大騒ぎをしているところの方々を見たりお聞いたりすると、何となく違和感を覚える。 それにしても、体力がなくなったものである。 もとの体力が回復するまではまだまだかかることが、今回の作業でよーく分かった。 無理を厳禁だぞ!と自分に言い聞かせているところである。

雪の山

image 一昨日の積雪深が、役場測量地点で185cm、前日からの降雪39cmと今冬では、最高の記録ではなかったかな。 朝一番の動きは、新聞屋さんだと思うが、配達には軽トラが多い。 雪の日であっても、まだ除雪車の作業が終わらない前に配達する場合も当然あるわけで、そうした場合であっても、軽トラはぐんぐん雪を漕いで走ってくれるようで頼もしい存在である。 一昨日は、その軽トラも走れないくらいの降雪量で、配達も全くの歩きでした。 私も、早朝の除雪は、まず、新聞配達の車の後を確認してから、除雪を始めるが、雪をこいだ跡を見ることによって、その日の雪の深さを確認出来る。 こんな事は、ひと冬に1回あるかないかである。 ところが、昨日も物凄い風で、吹き溜まりもあり2日連続ので降雪量となり、玄関からはとても出ることも出来ず、仕方なく車庫から出るはめになった。 こんな事も珍しい。いよいよ豪雪対策本部設置かなと言う状況下である。 除雪、排雪場所も次第に雪山となってきている。 ドーザー、ブル、ロータリーだけでは対応出来ず、他の重機械も取り込んでの総動員体制に近づきつつある。 こうした体制を常に取れるよう建設業さんとの連携も非常時には欠くことが出来ないことになる。 そんな合間に、子供は関係なく雪山に登って意気軒昂である。