にわかに秋色の気配

猛暑が続き、これに引き続き台風の発生と観測史上例を見ないという豪雨被害が続出、日本列島は大変な事態となっている。 そんな自然環境の中、村における自然災害の被害はあるにはあるが、人的、あるいは生活環境に大きな影響を及ぼすような状態ではない。 農作物の生育状況も順調であるようで、このまま無事に出来秋を迎えてくれるように期待しているところである。 ところで、天気予報などではかなりの確度で台風や大雨などが村に接近する予報となっていることが多く、かなり緊張してその対応をしている。 これまでのところ、幸いうまい具合にそうした気象にはならず避けてくれてほっとしているところです。 これはどんな気象状況でそんな状況になっているのか検証する必要を感じて、これから具体的に検討して参りたいと思っている。間違いなく奥羽山脈の影響はあるとは思うのですが、科学的な根拠がなく関係機関にご相談申し上げご教示していただきたいと思っているところです。 それはそれとして、先般のような想像を絶する時間雨量となると我が村でも考えられないような事態になることも予測されることから、具体的なハザードマップ策定など考えられるような調査検討に大至急取り組みたいと考えているところです。

税制についての研修

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(理事会で挨拶する藤原会長)

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(財政委員会で講演する神野名誉教授)

昨日は全国町村会の理事会が開かれこれに出席、更に予定では財政委員会が開かれた後、直ちに秋田県に入り翌日の今日、東成瀬村での現地視察研修が行われる予定であった。

ところが、このところの台風被害や新たに発生した台風などの影響で交通機関の乱れ、首長が留守をすることの配慮からこの現地視察が中止になってしまったはことは、やむを得ないこととはいえ残念であった。

ところで、財政委員会では、地方自治制度、税制を選考されておる東京大学の神野直彦名誉教授による「地方税制の課題と展望」と題して平成29年度に向けてあるいは今後の地方税制についての講演があった。

税制の理論から地方税の課題形態、「人税」は国税に、「物税」は地方税に、間接消費税の上流は国税に、下流は「地方税」にとされているが、その割合にはどうも課題がある。

28年度の地方税制改正は消費税の延期に伴う改正が中心である。

29年度税制改正では、ゴルフ場利用税の廃止、住民税の控除の改正、固定資産税の償却資産課税、森林環境税など予断を許さないくらい厳しい改正になるようである。

このほか、理事会では「簡素な給付措置(臨時給付金)・年金生活者等支援臨時福祉給付金に対する協力要請があり、林地台帳の整備に当たっては、民有林おも林地台帳ができ次第公表することとしているが、個人資産を公表することには課題がありそうであった。

一方、自治体の電子化においてクラウド化を促進するような取り組みを期待していること等の要請があった。

これに関しては、専門職員の育成と国による指導要請が行われた。

 

 

奥羽新幹線の実現に向けて

先日、奥羽・羽越新幹線実現に向けて秋田県及び関係する県と歩調を会わせて具体的な運動を展開すべく期成同盟会を設立し、これと会わせてシンポジウムの開催を設立発起人会で決定し、その総会等が国会議員の来賓を迎えて開催した。 きっかけは、内閣官房の参与となっておられる藤井聡氏の著書が知事に贈呈され著者から手紙が添えられ、日本の経済発展には新幹線の整備が今後を俯瞰するときより重要になってくる。しかも、リニア新幹線や北海道、北陸、九州等の新幹線が整備新幹線として既に計画され、今後30年間にはこれが完了する。その際に秋田など日本海側が残ってくることになる。 山形県もこの計画にはかなり山形県を上げて極めて積極的であり、整備計画の決定に向けて運動がもりあがっている。 そうした状況下で、秋田のみが何もしないでいることは孫子の代まで禍根となることから、県民運動として取り組みたいとする知事の意向が強く打ち出された。 全くその趣旨には賛同するし、そうでなければならない。 しかも在来線を活用したミニ新幹線ではなく、フル規格の新幹線整備を強く要望していく必要性を示した。 当然それ相当の負担はあるものの、今後の運動展開には積極的に参加してその実現に向けて最大の政治課題・目標としていくことになる。 シンポジウムでは、鉄道支援機構の松橋理事が講演し、長野新幹線、北陸新幹線の建設にに携わった方で、工事局長も歴任され、その経験を踏まえて、完成までは長年かかるが、始まると短く感じる。皆さんの一致協力した体制が重要であると講演した。 我々の時代に、そうした方向性を是非実現したいものである。

総合防災訓練

湯沢市・雄勝郡の総合防災訓練が羽後町で行われた。 毎年持ち回りで、旧町村単位で開催されているもので、来年はわが村の予定であることから私もしばらくぶりでその実際を確認した、く参加した。 残念なことに災害地に防災ヘリコプターやドクターヘリが派遣されておりその訓練の模様は見ることができなかったが、だい5番目までの災害想定を予測した訓練であった。 地震と火災からの怪我人の救助を想定した内容であった。 情報収集に当たっての今後参考にすべきは、電話での受信内容を各班で復唱して他の班でも情報を共有するようにしたらどうだろうか。 いずれ、実際は相当混乱しているなかでの対応であり、何と言っても習熟することが大事であることを確認した。

読み聞かせボランテア

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幼少期のみならず小・中学生から高校生までも読み聞かせの大事さが取り上げられているようです。

そんな読書活動の重要性について、ボランテアの皆さんが中心的な役割を担っておることは我が村の読み聞かせグループ「つくしんぼ」の活動で知っております。

このグループは全県的あるいは全国的な連携をとりあっておられるようで、先日も湯沢雄勝のグループとの交流の読み聞かせを村の児童館で行っていました。

いろいろな工夫を凝らしており、子供たちを見事に本の世界に引き込んでおりました。

屈託のない笑いと自由な子供たちを見るとこちらもついにこにこしてしまいます。