「東成瀬村食堂」でランチ

image image image image image image image image image 茨城県水戸市の水戸駅エクセルホテル6Fで営業展開している「東成瀬村食堂」が営業をはじめて1年あまり。 地域お越し協力隊員の佐藤喬さんが3名のスタッフと共に頑張っていた。 訪問したのは、お昼を過ぎた午後2時過ぎでしたが、お客さんは私がおる間は、入れ替わり立ち代わり常に15名以上もおり、結構繁盛していた。 村の食材に拘り、米、味噌、山菜、きのこ、米麹、などを中心にしたメニュウーで「東成瀬村定食」、つまりランチのご提供、一品メニューもあり、これを注文してビールや日本酒で楽しんでいる人や、5、6人でやっているグループもおりました。 私は定番メニューのランチをいただきましたがおいしかった。 連れの家内には、海士町の「離島定食」を食べてもらった。 こちらも、海士町の食材とイワガキを食べて満足。 ちょっと失敬して、塩辛とスルメイカの塩辛もおいしかったなー。 更には、この食堂では、島根県海士町の離島キッチンとも提携し、海と山の食材で食事、物産の販売も行っており、二つの異なる地域の物産を紹介する役割も担っている。 村からの食材購入も安定的に注文があり、1年間の予定を延長しての営業で、このあと東京での出店に向けてアンテナショップの役割、村の紹介、観光客の誘致などもあり具体的な検討をしていくことになります。 この試みは一定の成果があったと思っている。 東京出張の折りに寄って見ようと考えていたがなかなか時間がとれず、今回は思いきって出掛けたが、水戸までの交通アクセスは慣れていない為に大変でした。 東京から特急だと1時間ちょっと、快速だと2時間30分近くかかかり、これは難点です。 尚、スタッフの一人は今春大学を卒業し既に住所を村に移し、村の食材研修、物産開発などをしながら、今後の事業展開に当たることになっている。 多いに期待したい。 新たな展開になるかどうか。 しなければならないとも考えている。

四季の移ろい

(優しくきれいな夕陽でした)           (キクザキイチゲ) 日々の移ろいがめまぐるしく変わってくるこの時期は自然と外に出たくなってくる。 朝であれ一日の終わりであれ、あるいは仕事の合間であっても、少しの時間があれば体がむずむずしてくるのもこの時期である。 ましてや、天候がよければ、あすこに行ってみたい、あの土手にも花が咲いているだろう、カタクリの群生地は今年はいつごろだろう、虫たちは今頃どんな動きをしているだろうと次々に浮かんでくる。 その移ろいは時間であり、一定の時間、期間があるもののそのタイミングを外してしまうと全くお目にかかることができない場合だってある。 だから、自然であり、それは我々を待っていてはくれない。 自然と共生し親しむのは我々が自然に近づかなければならない。 いつでもその自然に触れ、語り合えるわけではない。 余裕を持った生活環境を心がけてこそできる大切な生活空間ともなってくる。 これは、何も自然界だけではないかもしれません。 一昨日の夕陽もきれいでした。この色合いだっていつか見た光景でしたが、何とも言われない優しい夕陽でした。 お隣さんのキクザキイチゲも今朝が一番きれいでした。

心も和む桃の花

(紅桃の木花)        (さくらもつぼみが膨らんできました)         (お隣のうちの福寿草) 息子夫婦の結婚記念と孫たちの誕生祝いに植樹をしている。 桜はもうかなり生長して、冬囲いをしなくともよいくらいなっている。 孫たちの植樹も花の咲くのがよいとして紅桃の木を植えた。 それがきれいに咲くようになってしばらくになる。 屋敷の一角にそうした想い出の樹木があれば、家族共々に楽しみながら話しもできるし、孫たちも自分の木だと言って喜んでいる。 そんなことで、狭い屋敷のの中に、記念樹がなんだかんだと言って6本ぐらいが大きく育っている。畑が完全に狭くなってしまい、今年は野菜をちょっと離れたところで栽培するしかなくなってしまった。 少し早起きしなければならなくなった。  

消防本部を視察

湯沢雄勝広域消防本部を構成市町村長と広域議会で視察した。 消防救急デジタル無線システムの運用が開始されていることから、その最新機能の設備を見聞し、救急体制の実態を知ろうと計画したものであり、同時に煙の中からの救助訓練、高規格救助工作車の設備など普段見ることのない設備内容や対応対象事故など極めて現実的な消防救急業務の実態を総合的に視察することができた。 デジタル無線施設では、救急要請の第一報が入って、予鈴さらに実際に第2段階の主導まで約2分で出動できる実態を見せてもらったし、要請があってからの電話対応も実に丁寧で無駄がなく、スムースであった。 しかも、この勤務は3人体制で24時間勤務、緊急時には若手消防職員が応援する体制となっているとのことであるとのこと、かなり厳しい勤務体制ではないかと感じた。 こうした形で、我々圏域住民の安全安心が確保されていることになることを改めてしっかりと確認できた。 このほか、消防庁舎が建築後43年を経過し、かなり老朽化しており、耐震診断でも耐震不足が判明しておりその対応策が検討されているようであった。 広域消防設立から消防車両の整備充実、消防職員の増大などで手狭にもなっており、職員の勤務環境なども検討しなければならない時期のにもなっていることにも起因しているだろうと考えられる。 いろいろな制度を活用して整備計画を立てて計画的に進めることになるのではないだろうか。 計画では、27年度基本計画、28・29年に調査・設計、30年度から2年程度で建設計画を予定し、建設予定地は4箇所を候補地としているとのことである。

環境学習帳をいただく

旧増田町に在住しておられた昆虫学者・農学博士 成田弘氏は栗駒や成瀬川、皆瀬川の流域に生息する昆虫類を「栗駒山ろくの虫たち」と言う表現で調査、収集、研究を長年にわたって続けてこられた。 その標本は莫大な収集量で計画的に整理し、活用すべく研究成果をまとめようとした矢先に急逝された。 その先生のご遺志を奥様のご了解を得て引き継ぐべき「成田弘顕彰会(会長・千田孝八元増田町長)」を立ち上げその標本制作に取り組んできて10年、そのご標本が完成した部分から各地域で昆虫展を開催し、その貴重な昆虫たちを紹介してきた。 このたび、横手市のご協力をいただき、”栗駒山ろくの虫たちの空間体験”おもしろい虫の世界・ 虫の目を通してみた環境学習帳 環境学習帳を会長・千田孝八氏の監修により発行することになり、その贈呈式が行われた。 横手市元気の出る地域づくり事業として採択されての発行で、横手市、湯沢市、雄勝の小学校中学校3年生以上を対象に意万部が贈呈された。 ありがたいことです。 全てに写真がついており、一部ではありながら貴重な学習資料になるものと思っている。 多いに活用し、自然に親しんでほしいと同時に成田先生のご遺志とご功績をしっかりと刻んでほしいと思うものです。 成瀬ダムの調査事業にも大変なご協力をいただきましたし、村独自での自然環境事業に調査員として長く携わっていただきましたことも忘れられないご功績でもあります。