話好きな年配者

椿川と大柳地区の合同敬老会が開かれた。 この二つの地区が合同で開催されるようになって数年になる。すっかり定着してきている。 昨日も、皆さん全員にあいさつしながら久しぶりにお会いしての話が弾む。 そんなときにふと感ずることがあった。 年配になればなるほど話好きであることであった。 足が思うようでない、腰が痛い、耳が遠い、目がよく見えなくなったなどなどと体が若い時の頃を思い出しながら、昔話や、地域のこと、薬や薬草などと参考になることもたくさんお聞きすることができる。 そんな話をしてくれるのが、年配者であればあるほど懐かしく次々と話が弾むことが多い。 やっぱり、こうした形で年に一回ではあるが直接お話しできることは大事であるという思いが強くなった。 わずか2時間ぐらいではあるが語り合える幸せを感ずるひと時であろうと改めて感じた。 来年の再会を楽しみにしていることを申し上げて、健康であってほしいとあいさつでもさせていただいた。

家屋解体

いろいろな事情で家屋の解体が進んできている。 特に核家族化と高齢化が進み、それまで住んでいた住宅が空き家となるケースも随分とここ数年顕著になっている。 さらにここ数年の豪雪で空き家となっているケースがその後の対策で課題ともなっていることはわが村ばかりでなく近隣の自治体や県単位でも問題となっている。 そんな状況となる中で、わたくしの実家も家族が病を得てなくなり更には不慮の豪雪事故があったりで何とも言いようのないくらい困惑していたところに、甥までが50代で急な病気で入院したまま亡くなってしまい呆然としていた。 そんなこんなで、わたくしの実家も今後のことを甥たちや親類でじっくりと話し合って、残念でたまらないし、悲しくもありやるせない気持ちでいっぱいであるが、今後の管理を考えると致し方がないという思いになっている。 私が小学6年生の時に父親が新築したものでおよそ築60年は経過している。 当時はかなり大きな家であったし、建築材も丈夫で昭和45年の秋田県南東部地震でも壁が一部落下したがびくともしなかった。 いまだもって、まだまだ住むのには十分であり、今でも実家に行くとどこかゆっくりとする思い出多い建物であるが、そうした事情で解体せざるを得ないことになった。 このほど、ご先祖様の仏様の魂ぬき、神様のお祓いなど一連のしきたりをし近く解体することになる。 昨日は甥たちとそうした昔をしのび、わたくしの知っている限りのことを話しておいたところでした。 寂しいものですが、やむを得ないことなんでしょう。 住む集落の中でも、ここ数年でこうした家屋解体は進むような話が出ており寂しい限りです。 一方で、若い世代が住む住宅やアパートなどの要望もあるようで時代の変遷は激しいというか、変化してきているものです。

地方創生の具体策

改造内閣が発足して10日が経過した。 首相からそれぞれの大臣に具体的な方針が示され、これに基づき具体的な政策がこれから打ち出されてくることになる。 概算要求はすでに財務省に提出され、それぞれの省庁ではその予算獲得にこれから12月の予算案確定までに熾烈な戦いをすることになります。 我々がその予算要求実現に向けて要望のために上京し、各省庁に出向くと、決まって「我々はその事業の必要性は十分承知している」次に「問題は財務省が厳しいんですよ」とほとんどそうした受け答えである。 逆に、先生方に財務省の方をよろしく、となる。 そんな状況の中、地方創生が改造内閣の目玉ともなっているし、人口減少対策の解決のために地方を創生させなければならないと、強い決意のようでもある。 ところが、全く新しい役所のため、スタッフがどうなるか、どの程度の規模になるのか、役割分担はどうなるのか、省庁との調整はどうなるのか、いろいろその方向がみえてこないのが現実であるように感じる。 もちろんそこいらはしっかりと調整をして、具体的に仕事をするであろうし、大臣が重みのある大臣が就任したわけですし、首相もしっかりとその重責を担う方を選任したものでしょう。 少しづつ報道されてくるところを見ますと、これまでの地方創生とはひと味違った方向が示されるように感じられる。 つまり、各省庁の縄張り、画一的な事業の排除、地方が考え実践しようとする事業を重視した対策をとるなど、かなり思い切った対策になるように感じている。 しかし、これまでもそうしたことがあったのですが、だんだんにどこかでしっかりチエックが入り、終わってみるとおんなじような事業のオンパレードになったように思える。 今回はそうしたことがないように大いに期待したいものです。 それだけに我々地方もここはふんどしの締め処で、何が我々にとって求められるのか施策なのか、人口減少対策、雇用の創出、経済対策につながるのかをしっかりと考え申請するのかどうなのか、具体的にはわかりませんが、そうしたきっかけになるように研究し、対策を立てることが求められることになるものと思う。 おそらく、いろいろ提案すると、その事業は既存の施策がどこそこの省庁にあるとか、難しいとかとなるのではないかと懸念もされるが、勉強し、恐れずまずは提案していかなければならないだろうと考えている。 ここは知恵のだしどころ、思案のしどころでありましょう。 サー大変だぞという思いも強いがやるしかない。皆さんよろしく! 決算委員会も終了し、今週末は敬老会があり、議会も月曜日には休会になる見込みである。 事業も本格的な追い込みに入り、農作業も最盛期を迎えることになる。 米も今年は「やや良」とのことですが、一方ではJAの米価格は60キログラム8、500円と発表され昨年を3,500円下回る状況に農家にとっては厳しい価格になるようです。 子供たちが撒いたキバナコスモスも咲き誇り、行き交う人々に安らぎを与え、村の自然を楽しんでもらっています。 朝夕の雲、空とも村をしっかりと見ていてくれます。

決算委員会

平成25年度の決算内容を具体的に審査する村議会の決算特別委員会が二日間の日程で始まった。 一般会計、特別会計を含めて8会計の決算内容について具体的に審議するもので、予算をどのように使い村民のためにどのように役立てたかを明らかにするものです。 決算審議は、予算と並んで非常に重要な議会の役割であり、この予算執行を次の年以降の予算編成のための参考にすることになります。 我々予算執行をしたものとしても、事業の成果を確認し、さらに反省する絶好の機会でもあるものと考えている。 それだけに、審議に当たっては大きな視点に立っての考え方が大事であると思うし、事業をより一層深めた内容にするためになるように期待したいと考えているところです。 一日目を終えたところに、いろいろなお客さんが見えられた。 その中でも、先月視察研修した台湾での誘客活動をどうするか具体的に考えていたところに、航空会社の支店長さんが見えられ、いろいろな情報を頂けたし、参考になることも多かった。 新聞でも紹介された東成瀬村の応援団制度にも関心を示されたし、私からは、そのことと同時に村を訪れてくださっている教育視察者のことなどにも触れて、考えられる交流人口の拡大など積極的に取り組んでみたいこともお話ししたところでした。 やりたいことは一杯あるんですが、徐々に進めていきたいものです。 本当は、すぐにでもやりたいんですが、まずはできることから取りかかっていき対ものです。 この空から、雨が降るとか、日本のあちこちで雨の被害が出ています。 北海道で雨の被害なんてあったけ?

内容濃い防災訓練

湯沢市雄勝郡総合防災訓練が昨日本村で開催された。 地震災害を想定した避難誘導、情報収集、消火、救助、救出、救護活動などを実践的に実施し、総合的な防災活動のあり方、連携、知育住民の地域防災会の活動と意識の高揚を図ることを目的とするものであった。 最近特に、全国で土砂災害が頻発し、四方を山に囲まれている我が村にとっても、人ごとではないように感じて折から、こうした災害時の緊急時の対応と臨機応変に対応するためには、こうした訓練は特に大事であると考えている。 今回の訓練も、初めての取り組み、連携、村の防災無線の活用、防災ヘリは大仙市かどこかの救助活動で参加できなかったが、ドクターヘリが参加し、さらに雄勝中央病院のDMAT、NTTドコモなど多くの関係機関のご協力で実施できたことにより、内容も充実しており、時間通り進行したし、内容の濃いものになったと感じた。 炊き出しでは、日赤奉仕団の協力で、防災備蓄しているカレーライスの提供も実施し、参加者から喜ばれていた。 小中学校、保育園、児童館、幸寿苑、デイビスセンターなるせなど多くの団体からも協力をいただいた。ありがとうございました。 皆さんに心か御礼申し上げたい。