秋の味覚

食欲の秋、まさしく多様な食べ物が食卓を彩る。 山のキノコ、海の魚、川の魚、畑の野菜を上げるときりがない。 そのうえ、栽培物も多いし、果物も豊富、それに新米も出てくる。 本当に食事が楽しくてしようがない。 先日は、その海の魚をふんだんにいただけた八峰町での会食もおいしかった、栽培物のアワビなんかは、栽培とはいえ高級な食事である。 そんな秋の中で村の直売所にも山菜が豊富に出てきて孫たちと行くのも週末は楽しみの一つである。 そこに、久しぶりに「耳だけ」を出してくれたところにちょうど行き合わせた。このきのこ、なかなか私はお目にかかることができないし、食べることもできないでいるが、それに行き合わせたので、早速買った。 この味は何といっても私にとっては最高のキノコであり、味である。 何とも味が深く、食をそそられる。 耳に似ているから「耳だけ」なのかどうか、そのヘリ部分は柔らかく、一夜のみそ漬けもおいしいし、砂糖と醤油できちっと煮込んだものに大根おろしをつけると、えも言われないおいしさである。 幸せだなー! 舞だけも豊富だとか、味噌汁の味の良さでは「さわもたし」も豊富だようでうれしい限りです。

ミニ医療学会

平成26年度国民健康保険診療施設協議会の研修会(ミニ学会)が東成瀬村を会場に開かれた。 県内で国民健康保険直営の診療施設は限られているが、その施設で日夜住民の診療にあたっておる医師や保健師、看護士、検査技師、医療療法士、ケースワーカー、介護福祉士、介護士、事務職など多様な職員が一堂に会し、一年間研究した課題を発表しあう学会が始まって数年になり、その内容も年々濃くなってきておる。 今年は6施設から41名が参加し意欲的な研修会になった。 学会では、佐々木所長の講演と発表数は14事例で、村からも診療所の佐々木診療所長、黒沢、佐々木の両保健師、佐々木(エ)看護士が研究発表をした。 いずれも関心高い研究内容であった。 時間も足りないくらいで、午後2時30分から午後6時までびっしりと研修しあった。 こうした試みは診療もあり平日は無理で、土曜、日曜日になる。 それにも関わらず皆さん積極的に参加しており敬意を表したい。 この研究成果は10月9・10日に岐阜県岐阜市で行われる全国地域医療学会でも発表されることになっている。 大変ご苦労様でした。 終わってからの懇親会も、普段の悩みや課題点などを率直にぶつけ合ってとても楽しいものでした。

和やかに運動会

なるせ保育園の「なるせっこうんどうかい」が秋晴れの青天の中、たくさんの家族の応援を受けて和やかに開かれた。 入場行進から暖かいまなざしを受けて、元気に入場する子供たちの元気な姿に感動すら覚える。 あいさつにも、ゆっくりと丁寧にあいさつで答える元気な声にさえ笑い声が出るほどでした。 約2時間30分、毎年のことながら趣向を凝らした内容豊富なプログラムに感心させられる。 職員の保育姿勢に対する強い意欲が感じられたし、今年はそうしたプログラムのほかに、本部テントを一番真ん中にセットしていたが、保護者からの要請があったのか、真ん中から少しずらし保護者の皆さんから子供たちがよく見えるようにしてくれた。 大変良い試みだと思ったし、園長さんからは、わざわざこうさせていただいたとお断りのあいさつを受けたが、私は大変良いことだと思うと申し上げさせていただいた。 誰が主人公か、誰が中心か、誰の子供かとなれば当然のようなことである。 だからと言って、全くはずっれっこでも少しは寂しいですがねー・・・・・。 こんな、前例踏襲を超える、改善はとても良い試みであると思う。 今年も、笑いと和やかな笑いと歓声に包まれた運動会でした。

村と秋田大学の連携協定締結

  グローバル化時代を踏まえた人づくり、健康・医療に関すること、防災・減災に関することなどの目的達成について秋田大学と東成瀬村が連携して相互に協力しあい地域発展に協力することの協定を結ぶ締結式が行われた。 秋田大学としては東成瀬村が13番目となるようです。 すでに、グローバル夢ミーテングなどで留学生との交流を実施しておるほか、自殺予防対策でもご協力をいただいており、この協定締結により、計画的な協力関係が強固になることになります。 早速、10月31日にはメデカル・サイエンス・オープンカフエと題して、健康寿命の延伸のための生活実態の明確化、高齢者の生活向上のための調査などを実施することにしています。 この機会に大学からのご協力を多いにお願いし、交流を深めて参りたいと考えている。小・中学校にはこの夏交流したペルーからの留学生が、教師としての研修にも来ており、こうした交流は盛んになるものと期待しているし、積極的に学生交流があるものと考えられるし、提案していきたい。 この後の記念講演は作家の西木正明氏から約1時間、10月4日から始まる、国民文化祭にの意義や文化に対する考え方などを中心に、村が平成の合併を単独立村の道を選んだ選択に対する考え方を評価する話など広範にわたった講演をいただいた。 中学生から3人が質問をし、夢を叶えるためにはどうすればよいか、文化に対する考え方、目的を実現するためにはどうすればよいか、などの質問があった。 これに対し、「とにかく本を読め、漫画でも何でもよい」「ほじ」なくなること、つまり恥ずかしがることなく積極性を持てと理解した。さらには多くの人と会うこと、こうしたことによって物事は解決していく、徹底してやり通すことの大切さを述べておられたようでした。  

秋晴れの朝

このところ雨模様の天気と肌寒い天気が続いており、何となくすっきりしなかったが、今朝はすっかりと晴れ上がった。 こうなると、気持ちも晴れやかに、元気が出てくる。 昨晩は、日本で最も美しい村連合の創立にも深く関わっておられるk氏が村に来られ、一晩ゆっくりと話し合うことができた。 連合加盟の村のうちで、これはと思うところにはしっかりと手伝ってほしいとの民間の協力企業の有力な方から言われておるとのことで、そうしたお話やら、今後の連合のあり方を中心のじっくりと話しあった。 さすがに、政府系調査機関(岸信介氏の強い希望で創設された三つのコンサルタント企業の一つに30年以上も関わっていた方)でかつやくされ、地域興しに大きく関与し成功しておられる方だけあって、すごい説得力があった。 今後もこうした方々のご意見をお聞きしながら、連合の趣旨、村のありよう、美しい村連合の中でも特徴ある地域作りに努力をしたいと思った。 夕べの栗駒山荘は霧がものすごく、残念であったが、今朝は晴れてよかったし、お客さんも喜んでおられることでしょう。