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椿川地区秋のフェステバル開催

椿川地区(椿台、手倉、五里台の3地区)合同で開催している恒例の秋のフエステイバル「生涯学習発表会」が昨日行われた。 この地域も地震などでの災害発生時には、地域が一丸となって互助精神を発揮し、ひとり暮らし世帯の支援、全世帯の安否確認、自発的な水道の給水支援、見回り、など積極的な地域活動をしておる地域であり、ほかの地域にとっても非常に参考になる活動を展開している地域である。 こうした連帯感の強い地域であることは、生涯学習などの面でも極めて積極的で、その成果を発表する機会をこのフェステバルで行っているものである。 発表会ではほかの地域の応援もあり大いに盛り上がっていました。 発表会に先立って、健康教室の講演も行われ、ユーモアいっぱいで話術巧みな歯科衛生士・遠藤さんの話に参加者は完全に引き込まれ、身近な口腔衛生の重要性を自然とおぼえこむ良い機会となった。 私自身も、普段やっていることや、その重要性には関心を持っていたものの、どうすればよいのか、具体的にどんな生活習慣としての取り組みを知る良い機会となった。 しかも、食道と気道の位置などごく当たり前のことでさえ、間違って覚えていたのではないかと思ったし、口腔内の衛生についても普段どれだけ手抜きし、歯磨きについてはかなり詳しく関心をもって取り組んでいたのであるが、口腔や舌などについてはほとんど構わないで生活していることに気づかされた。 その対策の具体的な方法や運動の仕方など特に参考になるものであった。 この地域の方々はそうしたことにも今後積極的に取り組んでくれることでしょう。 最初から笑に誘い込み、会場全体はリラックスムードで終始し、和やかなフエステバルとなった。 この地域では郷土料理の「あずきでっち」のおいしい地域でもあり、秋田県のわが村自慢で紹介したことから。上小阿仁村との交流が来週には行われることになっているとのことでした。 とにかく積極的に取り組んでくれる地域である。 この連帯感を今後も持ち続けてほしいと願っている。 ところで、最近こうした地域での活動に出席していろんな方々とお話をさせていただいたり、お聞きしたりする機会が多いと話しが、インターネットやブログの話しになり、親せきや兄弟の方々から電話があったり手紙などで、村の情報がそのネットやブログで知る機会が多く、楽しみにしておられる方々が結構おられることがわかってきた。 読んでいただいたり、見てくださっておられる方々が意外に多いことに気づかされ、これは心していかなければならないと思うものの、何をどうした良いのかわからないし、とりあえずはこれまで通り、思ったことを書き込んでいこうと思っていますのでよろしくご理解いただきたいと思う次第である。 今回の話しは、仙台に住んでおられる方からの連絡がご家族にあったとのことでした。

最高の出品でにぎわう

  今年が45回目になる平成24年度東成瀬村産業祭が好天の中で、村民体育館を主会場にして多くの農産物や農産加工食品、民芸品などの出品で大いににぎわった。 今年からは、玄米の部も設けられどれだけ出品されるか気にしていたが、結構出品していただきうれしかった。 素人目の私にはその出来具合は判断はできなかったが、農家の方々にはよくわかるようで、いろいろと参考になったようでした。 この夏の猛暑は農作物にどのような影響を与えたか大変心配していたが、これだけ多くの出品があるということは、農家の方がたの技術と努力によって克服したものと思われうれしい限りである。 また試験的に栽培している、育苗センターなどでの葉物野菜も紹介されていたが、やわらかくおいしかったし、大いに期待されるのではないだろうか。 今年からは、日本で最も美しいい村連合主催の写真コンクール作品のすべてが会場に展示され、その素晴らしい作品は写真フアンにとっては全国レベルの作品であり、一見に値するものであると感じた。 また、村内の観光写真なども飾られていたし、小学生の習字なども協力していただいておるようであった。 3・11大震災の被災地である、岩手県大槌町の被災者のお菓子なども売られていたし、宮城県名取市閖上地区の海産物の即売会も人気を博し、昨年に引き続き大賑わいであった。 この出店のきっかけつくりになった名取市のO県議会議員さんからは、ふるさと納税としてご協力をいただきました。ありがとうございました。 東成瀬中学校には、閖上中学校の野球部とバスケットボール部が一泊二日で来校し、親善試合を行っていました。 いろいろな工夫を凝らして、内容の豊かな産業祭となりつつあるようで関係者の皆さんに心から感謝申し上げたい。 また、防災センターでは、自主防災組織結成に向けての防災講習が部落長、自治会長さん方を対象に開かれましたし、村独自の防災支援員2名を委嘱し、これから具体的に自主防災組織立ち上げに向けてご協力をいただくことにしました。 恒例の健康相談も行われ、私も骨密度測定を行ったもらったところ、十分な密度であるとの判定で少しその分では自信を持ってもよいのかな。

臨時議会と交流会

臨時議会を開き、先の台風被害の復旧工事やこの、村の温泉施設、給食施設、スキー場などの夏の渇水対策が今後も予測されることから、恒久的的に水源確保対策を取りたく、地下水掘削と給水に要した経費など審議していただき原案通り可決していただいた。 審議の過程では、今回の大雨被害が、10月1日未明であったことや1時間雨量が村にとっては、これまで経験のないような、時間雨量が57mmもあり、しかも県境付近での集中的な場所でのことであり、その対応、特に調査、初動対応、さらには、その後の調査対応の在り方、集落の代表との連携の在り方などが議論された。また、地下水対策とともに表流水の利活用なども議論された。 この臨時議会の前に、議会全員協議会が開催され、温泉のくみ上げパイプが屈折してしまい、くみ上げることができなくなり、今後の対応策として、別の温泉掘削を計画するための説明をし、ご理解をいただくものであった。 こちらのほうは、掘削計画地など意見があったようであるが、問題なく掘削を進めるようなご意見であったようにうかがっている。 今回、災害対応では、村としては適切に対応してきたものであると考えているものの、今後集落の代表との連携の在り方については十分にご協議申し上げなければならないと考える。 午後は、天気予報では大荒れの予想であったが、少しの雨があっただけで、予定していた交流パークゴルフで親睦を深めあった。 湯沢・雄勝の議員さん方がチームを組み和気藹々の会話などを通じ、プレーを楽しんだ。 この時期、外でのこうした催しものは天気との関係もあり大変である。  

改造内閣発足

かなりの時間をかけた第3次野田内閣が発足した。 幹事長との長い時間をかけた協議に引き続き、与党幹部との協議も数時間に及んだとのこと。 それだけ、慎重に対策を練ったことであろう、当然、解散総選挙は、何時になるかはわかりませんが、選挙対策、それよりも離党者をどう抑えるかに腐心するのは当然のことでありましょう。 その結果の組閣、党役員人事、すんなりいくと結構でありますが、これから閣僚にならなかった方々や、役員にならなかった方々がどうでるか気の休まらないところでありましょう。 そうしたことの対策として、はっきり総理会見でおっしゃっておられましたが、「副大臣、補佐官人事でバランスをとりたい」と記者会見で答えておられた。 内閣改造があると必ず、大臣の個人的な調査記事としてにぎわいますが、あまりそうしたことのないように願いたいと思う。 会見では、解散については党首会談でも「時期を申し上げることはない」と明言しておられた。ならば、「近いうちに」はなんだったのか?やはり、日本語は難しくもあり、意味不明であり、それに納得したのかしないのか、あっさり引き下がったのはなぜなのか?どう解釈した良いのか訳がわからない。 党首会談や、3党首会談があれば、当然その課題は議論対象になると思われるし、会談前にそのように明言しておられるなら、会談の意味がなくなるように思えるのであるが、そこはそれ、政治家ですからなにかありそうな気もするのですがどうなんでしょうねー。 やっぱり、延々と続く際限のない話しであり、そこいらあたりをじっくりと幹事長とご相談なさったのでしょうか? ところで、与党幹事長と新文部科学大臣との考えはどうなんでしょう? ところで、直接関係ない話しですが、日中国交正常化をされた、当時の田中総理が主恩来首相との会談で、通訳をされた方が田中総理が「尖閣島」をどう考えておられるかとの質問に主恩来首相は「その問題には触れたくない」と答えておられたと証言しておられる、テレビ番組を先日見た。 今回の改造内閣で、日中間の摩擦問題での関わりに期待しているのかとの問に関係ないとおっしゃっていたが、どうなんでしょうか。 いよいよ予算編成に向けて官庁も動き出して行くことでしょう。しっかりと編成して欲しいものである。   ◆台風17合には冷や冷やした。夜中の通過であまり感じなかったが、時間雨量が57ミリを記録し、本村ではそんなに記録したことのないような雨量で成瀬川もかなりの出水で、林道、農道、水路などに大規模ではないが被害があった。 これからの季節、雨や風、それに続く雪となかなか気の休まらないことも多い。

災害対応の教訓

3・11大震災における国土交通省東北整備局 徳山局長の対応についての評価が高くなってきている。 その教訓を中心とした講演を聞く機会が湯沢市であった。 銀行の主催で250名もの聴衆で会場はいっぱいであった。それだけ多くの方々が関心を持っておられたことの証であっただろうと思う。 局長は、仙台に赴任したのが大震災のあった1月に着任したばかりで、東北地方の地理も十分に明るくはなかったことでしょう。 そうしたハンデイを乗り越え、冷静にしかも、あとで判明したことであったようですが、有名な「徳山メモ」の存在が明らかになってきました。 このメモが、われわれ地方自治体におけるこうした災害時にも十分に活用することができる貴重な講演でありました。 整備局の災害対策の際に使用される部屋はかなり大きな部屋であり、そこには東北全体の河川やら道路などの状況がすべて把握できるビデをカメラが設置されており、海岸線の模様も映し出されることができるし、非常電源も完備され、飲用水、トイレの対応などかなりしっかりした対策が取られていることに、当然のこととはいえある意味で安心もした。 そうした状況下の中で、責任者としてのとるべき対応策が適切にしかもスピーデーのとることができた要因に、局長の技術者としての資質と同時に、冷静な判断を、その対策室に入る際に、メモとシャープペンシルを片手に入ると同時に、足るべき対応策をメモにして指示をし、あの緊急時に、しっかりと取られたことに対する講演内容は大いに参考になった。 今回の災害は、あとで分かったことですが、東北整備局長一人が対応できる一般的には権限を大きく超えており、まずは国土交通大臣あるいは本省局長の指示がなければできなかったことのようですが、それをいち早く東京から指示をするのではなく大臣が「現地のことはあなたにすべて任せる、責任は私が取るからしっかり対応しなさい」という大畠大臣からの指示に基づき、すべてのことにつて緊迫した状況の中で取り続け、およそ、20日間不眠不休で対応されたようです。 指示をした大臣も適切な対応であったことでしょうが、それを受けて、いかに緊急時とはいえ、ご自分の権限を越えた指示対応には相当大きなプレッシャーもあったことでしょう。普通であれば、予算がないからとか、これは支出するには無理があるなどと言ってなかなか役人としては取りえなかったのではないかと思う。 そこを、見事な決断と判断でこれだく迅速に、復旧にこぎつけたことは称賛に値するものである。 そういえば、その緊急時に直接現場に乗り込んだ方もおり、大混乱をしたこともありました。 そうしたこととは別に、復旧は進んだが復興の遅れは一体どうしたことでしょうか。 そうしたことを、あれこれ考えてみると、非常時における指示命令系統の一元化、あれこれ意見を述べることが果たしていかがなものかと思わざるを得ない。 その指示についても、大いに参考になることがあった今回の講演であはりました。