改造内閣発足

かなりの時間をかけた第3次野田内閣が発足した。 幹事長との長い時間をかけた協議に引き続き、与党幹部との協議も数時間に及んだとのこと。 それだけ、慎重に対策を練ったことであろう、当然、解散総選挙は、何時になるかはわかりませんが、選挙対策、それよりも離党者をどう抑えるかに腐心するのは当然のことでありましょう。 その結果の組閣、党役員人事、すんなりいくと結構でありますが、これから閣僚にならなかった方々や、役員にならなかった方々がどうでるか気の休まらないところでありましょう。 そうしたことの対策として、はっきり総理会見でおっしゃっておられましたが、「副大臣、補佐官人事でバランスをとりたい」と記者会見で答えておられた。 内閣改造があると必ず、大臣の個人的な調査記事としてにぎわいますが、あまりそうしたことのないように願いたいと思う。 会見では、解散については党首会談でも「時期を申し上げることはない」と明言しておられた。ならば、「近いうちに」はなんだったのか?やはり、日本語は難しくもあり、意味不明であり、それに納得したのかしないのか、あっさり引き下がったのはなぜなのか?どう解釈した良いのか訳がわからない。 党首会談や、3党首会談があれば、当然その課題は議論対象になると思われるし、会談前にそのように明言しておられるなら、会談の意味がなくなるように思えるのであるが、そこはそれ、政治家ですからなにかありそうな気もするのですがどうなんでしょうねー。 やっぱり、延々と続く際限のない話しであり、そこいらあたりをじっくりと幹事長とご相談なさったのでしょうか? ところで、与党幹事長と新文部科学大臣との考えはどうなんでしょう? ところで、直接関係ない話しですが、日中国交正常化をされた、当時の田中総理が主恩来首相との会談で、通訳をされた方が田中総理が「尖閣島」をどう考えておられるかとの質問に主恩来首相は「その問題には触れたくない」と答えておられたと証言しておられる、テレビ番組を先日見た。 今回の改造内閣で、日中間の摩擦問題での関わりに期待しているのかとの問に関係ないとおっしゃっていたが、どうなんでしょうか。 いよいよ予算編成に向けて官庁も動き出して行くことでしょう。しっかりと編成して欲しいものである。   ◆台風17合には冷や冷やした。夜中の通過であまり感じなかったが、時間雨量が57ミリを記録し、本村ではそんなに記録したことのないような雨量で成瀬川もかなりの出水で、林道、農道、水路などに大規模ではないが被害があった。 これからの季節、雨や風、それに続く雪となかなか気の休まらないことも多い。