カテゴリー別アーカイブ: 地域興し

臨時村議会

除雪経費などが増加する見込みから、村の予算にこれから掛かる除雪、排雪などのほか、雪による雪害防止対策としての経費を盛り込んだ補正予算案をご審議していただく臨時議会を開いた。 総額で約3千3百万円の増額予算で、財源は緊急に必要となる業務に充てるためにあらかじめ予算化していた予備費をあてることとしました。 今年の降雪の累計はついに、役場の観測地点で10メートルを超えてしまいましたが、この現象は初雪が早いことと、間断なく降り続き、しかも暖気があまりなく、雪が途中で押し詰まることなく降り積もったことによるのではないかという判断をしているようである。 私は、どうもここ10年近くはこんなに積雪が高くなったことは覚えがないように感じているが、積雪観測ではそうした傾向であるようであるとのことであり、何となくそうなのかなーといった感じを正直なところ持っている。 感覚的には、昭和48年の豪雪に匹敵するくらいの積雪状況の様に感じているところでもあります。 しかし、観測は正確であるわけで、とやかく言うことではないことでしょう。 補正予算は原案をご承認していただき可決されたので、しっかりとその対策に当たっていきたい。 議会の冒頭に、豪雪対策本部を25日に設置したこと、そのための補正予算案をご審議の上適切にご決定いただきたいこと、国の積極的な施策の展開により、村の行政機構の改定を3月定例会に提案させていただきたいこと、温泉ボーリングの進行状況、地域おこし協力隊に対して応募者が1名おり面接をする段取りとなっていること、職員募集に対し19名の応募者がおり1次試験で10名が合格したことなどを報告した。 また昨日は、地域おこし協力隊員に応募された方の面接を行った。 我々の意向と協力隊の趣旨に沿って活動してくだされば大変ありがたいと思っているところです。 議会では、議会活動として午後から村内の豪雪状況の視察された。

冬のツアー

首都圏の生活協同組合・パル・システムと湯沢、雄勝、横手のJAと農業生産団体で組織している「パル南部圏」が主催する冬のツアー「産地へ行こう」の参加者15名が、昨日と今日東成瀬村と湯沢市を訪れている。 東京と神奈川のパルシステムの募集に応じた5家族15名でした。 今年は首都圏でも雪が降って散々な思いがあったことでしょうが、やはり本場の雪にはことのほか期待感があったようで、それぞれの思い入れがあったようです。 こうしたツアーはどちらかというと、動きのない見学が多い中で、村に来ていただいた方々に対しては、思いっきり体験型のツアーで大きな強い印象を受けたようです。 特に、小学生もおり、感激も多かったように感じられました。 きりたんぽづくりの体験、雪合戦、雪遊び(そりのり、しり(けつ)ぞりのり、ミニかまくらづくりなど盛りだくさんの企画で、どれも実際にお体験であり、その作ったきりたんぽを夕食のきりたんぽにしたり、作ったミニかまくらに夜にはローソクを点灯したりと、内容の濃いものであったようです。 子供たちは、すっかり雪にはまってしまい、あすも思いっきり遊ぶぞ!と意欲満々でした。 夕食も、地元の食材を使った料理であり、郷土色あふれる料理に私も満足で、自慢して接待して歩いた。 参加者の多くは、3世代家族が2世帯もあり、格好の家族旅行となったようでありましたし、中には吹雪を体験したかった!とか、雪が東京都は比べ物にならないような軽い雪で、吹き上がってくる様子を見たかったなど、我々が日常体験していることが期待として出てきていました。なかには、また来てみたいという家族もありぜひおいで願いたいと思う。 何か特典を考えなきゃならないかな?とふと感じたところでした。 昨日の夕食のメニューを参考まで。 先付(豆つびし煮、こごみ梅紫蘇和え、蕗のとう豆腐)懐かしい料理で満足!、煮物(山菜の田舎煮)この煮物に凍み大根が入っておりこの説明をお客さん方にはしっかりと説明したところでした、これは良かった!、造り(鯉洗い、うるい、妻一色)、焼物(サーモン白桃焼き、鶏利休焼き)、揚物(ヒロッコかき揚げ、こしあぶら薄揚げ、納豆いそべ揚げ)、塩味でこれがよかった!鍋物(きりたんぽ鍋)体験で作ったキリタンポでとてもよかった!、食事(五目おこわ朴葉蒸し)ねばりのあるあきたこまちであろうか大好評!、香の物(いぶり大根、いぶり人参、ばしょう菜、花ナス)以上でありました。 こういった料理は、かなりの評価を受けると感じている。 ただし、お客さんの好みもあることから、十分な配慮が必要であるし、そこいらあたりは具体的に考えたり体験していくことは当然のこととして、なにか光明が見えてきたように感じた。

幸先良いスキー場開き

ジュネス栗駒スキー場の安全祈願祭とスキー場びらきが行われた。 ここ数年、雪ゼロのスキー場の安全祈願祭やスキー場びらきであったが、今年は全面滑走はできなかったが、一番輸送能力のある第2リフトの運行が可能であった。 圧雪もしっかりと出来、安全祈願が終わった後、早速スノーボーダーやスキーヤーが初滑りを楽しんでいた。 安全祈願祭には議会関係者、経営にあたっている秋田栗駒リゾート株式会社の役員、村内の利用者を代表する小中学校や観光協会、商工会、スキークラブ、東北索道協会秋田地区部会、など多くの関係者が出席してくださりシーズンの安全を祈願していただきました。 スキー場における事故は毎年後を絶たず、訴訟問題にもなる場合がある。 しっかりとした安全対策をとっているにもかかわらず、コース以外での滑走による事故や、スキーヤーとボーダーの安全確認をしないでの衝突事故など、事故の態様は様々で、利用客が少ない割合には事故が多いような気がする。 それだけに、安全対策は慎重に行われなければならないと思っている。 そんないろいろな思いの中で、スキーシーズンが始まった。景気がさっぱりの世情で、スキー人口も減少し、厳しさは続くが、雪を活用した村の振興を推進しているわが村にとっては、スキー場経営は今後もしっかりと、しかも積極的に取り組んでいきたいと思っている。 何と言っても、若者の定住促進の柱でもあり、雇用の場でもあることから、必ずこの産業、スポーツは再び脚光を浴びることとなるものと期待したいし、そのようになるように努力したいと考えている。 そんな思い出のスキー場開きであった。

師走の電飾点灯

村のふるさと館前に、商工会青年部が数年前からクリスマスに向けて、電飾を点灯させるようになってすっかり定着した感がある。 今年も、工夫を凝らした形のきれいな電飾が明るく点灯している。 冬空は早くから暗くなり、気持ちも沈みがちになるのであるが、こうした若者たちが元気に、活気づけようと工夫をを凝らしてくれることはありがたいことである。 我々もそうした心意気に大いに賛同して、こればかりでもなく何か企画した際は積極的に支援していきたいものである。 この年代の若者たちが元気であれば、地域も盛り上がってくるし、元気も出てこようというものである。 「なあーにそんなことをして」などとは絶対に言わないようにして、温かく協力していきたいものであるし、こうした仲間意識の輪が広がっていくことはとても大事なことであると思っている。 このブログでも述べたことがありますが、数人単位のグループによる地域おこしの企画が提言され、それが起業などに結びついていくことが、全国的に特に長野県の自治体などでは進んでいるようであり、そうした視点での地域おこしも大事であると思っているし、是非そうした企画が持ち上がってくるようなをしてみたいと思っている。 近く、今年の夏に行われた3・11被災地の方々を招待しての夏祭りのイベントの反省会もあり、そうした提案をしてみたいと考えているし、そのイベントも一過性のものではなく、継続して内容を充実した企画ものとして進めることも大事であると思っている。 大いに期待したい。

がんばれー !

横手・東成瀬線の整備要望

昨日は朝から要望活動に走り回った。 夜手市山内村の三又地区と東成瀬村の岩井川地区をつなぐ県道、横手・東成瀬線の整備促進同盟会の歴史は古く、しかもそれぞれの地区が中心になって結成し、それに行政が加わったという極めて特徴のある団体である。 それだけにこの路線の重要性、地域住民の思い入れは強いものがある。これに行政サイドが応えるのは当然であり、通年通行実現に向けて今後も継続的にどんな苦労があろうとも懸命に努力し、秋田県当局を動かしていかなければならないと強く感じている。 その大きな課題は何と言っても、現道が比較的標高が高く冬季の除雪は難しいいといわれている、ならば、現在、市道、村道としている最短ルートを県道編入などをしてトンネル化するなどの調査をしていく計画を進めることなども視野に入れて関係機関に働き掛けていくことも大事な運動の手法と考えなければならないように思う。 昨日は、所管する雄勝地域振興局長と建設部、平鹿地域振興局長と建設部に要望し、部分的に改良の必要な入道地区の整備については、前向きなお話を伺えたし、両地域建設部と合同の冬季降雪状況と現地状況を調査することにした。 こうした形で、少しずつ前進するよう連携しながらこの運動を進めていかなければならにと思った。 この後、時間を取っていただき、秋田県庁建設部長さんにもお会いし、要望をしつつ、この間の経緯を説明した。部長からも実際に現地を今年視察しその現状は理解しているし、進めたい路線であるが、何せ、実施する立場と、県全体の財政を見る立場の違いから、なかなか厳しく、時間をかけなければならない感じであるようであった。 めげずに頑張ろう。 そのあと県議会議長にも要望書を局長に託してきた。 終わて、湯沢雄勝広域市町村圏組合の臨時議会に出席し、決算の審議と組合議会傍聴条例の議員提案案件を可決していただいた。 夜は、夢・なるせ直売所の営業実績検討会に出席したが、施設の工事が遅れたことによる売り上げ実績が落ち込んだという総括に、工事の発注の遅れによることであれば、誠に申し訳ない思いがした、工事途中は確かに混雑するであろうし、直売所を開設しているのかどうなのか判然としなかったであろうことは想像がつくし、お客さんが分からなかったことも確かなことであろう、工事が契約よりも大幅に遅れたとすればその原因なども確認しなければならないと思う。 冬季の工事も無理であるとすれば、その発注時期、工期など総合的に今後はよく検討しなけtればならないことになると感じた。 担当からは、ご迷惑をおかけしたことについての謝罪があった。 それにしても、前年度の直売所開設日数がほぼ倍の118日となり売りあげ高も増加していることから、平常に戻る来年度以降の開設、取扱い作物、農家との連携、販売手法などいろいろ工夫を凝らして頑張ってもらいたいし、その可能性は極めて高いような気がしている。 楽しみであり、お客さんも、期待しているのではないだろうか。私は楽しみである。 こうしたグループの組織化、運動の展開は次第に広がっていくものと思っているし、そうした対策を今後の村の方針としても進めていきたいもである。 そのグループ化は何も、直売施設ばかりではなく、あらゆる方面のグループ化にも通じるものと考えているし、具体的に検討し、お手伝いさせていただきたいと考えている。 どうだろうか? 夜には、この時間帯に選挙の集会もあった。 国政選挙についての考え方、政策実現のための選挙など私の考え方を申し上げさせていただいた。 村にとっての施策実現についての段取り、財源対策、要望活動、基本的な選択としての考え方なども述べた。 地方の活性化のために具体的にどんな政策を掲げているか、つまり、都市型政党か地方を考える政党かを選択肢の一つとしてとらえてほしいと申し上げさせていただいたところでした。 いよいよ、各政党の公約が明らかになってきた。 昨日から夜にかけて降雪があり、除雪車も出動した。 重い雪であった。