冬のツアー

首都圏の生活協同組合・パル・システムと湯沢、雄勝、横手のJAと農業生産団体で組織している「パル南部圏」が主催する冬のツアー「産地へ行こう」の参加者15名が、昨日と今日東成瀬村と湯沢市を訪れている。 東京と神奈川のパルシステムの募集に応じた5家族15名でした。 今年は首都圏でも雪が降って散々な思いがあったことでしょうが、やはり本場の雪にはことのほか期待感があったようで、それぞれの思い入れがあったようです。 こうしたツアーはどちらかというと、動きのない見学が多い中で、村に来ていただいた方々に対しては、思いっきり体験型のツアーで大きな強い印象を受けたようです。 特に、小学生もおり、感激も多かったように感じられました。 きりたんぽづくりの体験、雪合戦、雪遊び(そりのり、しり(けつ)ぞりのり、ミニかまくらづくりなど盛りだくさんの企画で、どれも実際にお体験であり、その作ったきりたんぽを夕食のきりたんぽにしたり、作ったミニかまくらに夜にはローソクを点灯したりと、内容の濃いものであったようです。 子供たちは、すっかり雪にはまってしまい、あすも思いっきり遊ぶぞ!と意欲満々でした。 夕食も、地元の食材を使った料理であり、郷土色あふれる料理に私も満足で、自慢して接待して歩いた。 参加者の多くは、3世代家族が2世帯もあり、格好の家族旅行となったようでありましたし、中には吹雪を体験したかった!とか、雪が東京都は比べ物にならないような軽い雪で、吹き上がってくる様子を見たかったなど、我々が日常体験していることが期待として出てきていました。なかには、また来てみたいという家族もありぜひおいで願いたいと思う。 何か特典を考えなきゃならないかな?とふと感じたところでした。 昨日の夕食のメニューを参考まで。 先付(豆つびし煮、こごみ梅紫蘇和え、蕗のとう豆腐)懐かしい料理で満足!、煮物(山菜の田舎煮)この煮物に凍み大根が入っておりこの説明をお客さん方にはしっかりと説明したところでした、これは良かった!、造り(鯉洗い、うるい、妻一色)、焼物(サーモン白桃焼き、鶏利休焼き)、揚物(ヒロッコかき揚げ、こしあぶら薄揚げ、納豆いそべ揚げ)、塩味でこれがよかった!鍋物(きりたんぽ鍋)体験で作ったキリタンポでとてもよかった!、食事(五目おこわ朴葉蒸し)ねばりのあるあきたこまちであろうか大好評!、香の物(いぶり大根、いぶり人参、ばしょう菜、花ナス)以上でありました。 こういった料理は、かなりの評価を受けると感じている。 ただし、お客さんの好みもあることから、十分な配慮が必要であるし、そこいらあたりは具体的に考えたり体験していくことは当然のこととして、なにか光明が見えてきたように感じた。