幸先良いスキー場開き
ジュネス栗駒スキー場の安全祈願祭とスキー場びらきが行われた。
ここ数年、雪ゼロのスキー場の安全祈願祭やスキー場びらきであったが、今年は全面滑走はできなかったが、一番輸送能力のある第2リフトの運行が可能であった。
圧雪もしっかりと出来、安全祈願が終わった後、早速スノーボーダーやスキーヤーが初滑りを楽しんでいた。
安全祈願祭には議会関係者、経営にあたっている秋田栗駒リゾート株式会社の役員、村内の利用者を代表する小中学校や観光協会、商工会、スキークラブ、東北索道協会秋田地区部会、など多くの関係者が出席してくださりシーズンの安全を祈願していただきました。
スキー場における事故は毎年後を絶たず、訴訟問題にもなる場合がある。
しっかりとした安全対策をとっているにもかかわらず、コース以外での滑走による事故や、スキーヤーとボーダーの安全確認をしないでの衝突事故など、事故の態様は様々で、利用客が少ない割合には事故が多いような気がする。
それだけに、安全対策は慎重に行われなければならないと思っている。
そんないろいろな思いの中で、スキーシーズンが始まった。景気がさっぱりの世情で、スキー人口も減少し、厳しさは続くが、雪を活用した村の振興を推進しているわが村にとっては、スキー場経営は今後もしっかりと、しかも積極的に取り組んでいきたいと思っている。
何と言っても、若者の定住促進の柱でもあり、雇用の場でもあることから、必ずこの産業、スポーツは再び脚光を浴びることとなるものと期待したいし、そのようになるように努力したいと考えている。
そんな思い出のスキー場開きであった。