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県と村の行政懇談会

IMG_0398 定期的に開いている秋田県と東成瀬村との行政課題をじっくりと話し合う会議を開いて戴いた。 昨日は6項目について集中的に話し合った。 必ずしも、全てが納得のいくことには成らないにしても、本音を話し合うことによって課題解決に向かうことを信じている。 何よりも、本音を吐露することこそがこの懇談会の意義であると考えているし、阿吽の呼吸と言うこともあるものとお互い理解しあっての懇談会であった。

横手・東成瀬線の総会

image image (現地視察) wpid-wp-1438693569117.jpeg (雄勝地域振興局長のご挨拶) 住民の自主的な道路整備促進協議会である「横手・東成瀬線の総会」があった。 総会に先だって行われた、現地視察では、参加者が35度を越える暑さのなか、真剣に現状視察をした。 しかし、この同盟会の目的は全く違っていて、あくまでも「通年通行の実現」であり、その前段になる冬季閉鎖期間の短縮化にあることは明らかである。 路線変更を含めて、より現実的な整備促進を求めていきたい。 総会では昨年も提案された秋田県による本路線の整備に要する試算を求められており同盟会の席上で報告された。 ところが、これが事業費としては100億円を越えることが報告されると会員から驚きと、何とも言われない無力感が漂った。 これに対して、会員から、整備計画の選択、或いは年次計画などでの計画を求められた。 更には、県議から、8年前に既にそうした計画の提示を求められていたのに、何ら方向性が示されておらないのは、県の事務引き継ぎがどうなっているのかとの強い疑問が呈された。これに対して、県サイドから、持ち帰って事務段階で検討するとの回答があった。 路線変更を含めてあらゆる施策を検討願いたい。 市道と村道を県道に振り替える或いは県道の路線変更振り替えなどあらゆる可能性を探って行く必要性が求められる所である。

東京で活動

image image image image image 昨日は雨の中を上京し9時30分過ぎから、菅内閣官房長官に対して、佐竹知事と県内市長、商工会議所会頭さん達と合同の道路整備の要望などを行い、同行した。 長官からは!道路整備と共に、長官が提案している企業等の法人税のあり方、つまりは、地方の財源確保対策に話しが移った感じがした。 そのあと、私は全国町村会用務の三つの会議に出た。 朝から、愛犬の「ココア」が死んでしまい、孫たちが悲しんで大変なようだ。 知人に手厚く葬って貰ったが、帰ったらしっかりと孫たちとも話し合いたい。

勢いづく道路整備

image 日沿道整備のうち、予定よりも早く整備が進み、紅葉の時期よりも早く、金浦・象潟間が開通見込みとなった。残る象潟・遊佐間と更には酒田みなとと進みそうな状況にあるようだ。 一方、東北中央道の雄勝こまちIC区間も順調に山形県境昭和ICに向けて進んでいる。 更には、県北のあきた北空港ICから二ツ井白神ICが事業中で、これにより整備率は80%を越えるということである。 観光、物流、企業立地にも拍車が掛かるというものです。 いかに、道路整備、インフラ整備が重要かがわかろうというものです。 そうした中にあって、忘れてほしくないことに、三桁国道である、県境を越える道路整備の遅れがそうした地域にある者の悔しさでもある。 高速道路や幹線道の整備にばかり視点が置かれ、後回しにされてきた悲哀とばかりは言っておられません。 進む高速交通体系が進んでおるんですから今度は、県境やそうした三桁国道の整備が地方創生の原点であることにしたい。 声を大にしていかなければなりません! 一昨日秋田市での「高速道路ネットワークを利用した地域づくりフオーラムinあきた」に参加しての感想でした。 このフオーラムには国交省東北整備局の道路部長も来賓で参加し、道路整備の必要性を強調されていました。 記念講演では、今、「地域劇場」がおもしろい!と題してあり、わらび座の30年はイデオロギーとの闘いであったこと、東北の文化、地域力は歴史的なものである。 劇団四季の関係者が、ミュージカルがブロードウェイのコピーであってはならない、オリンピックに来るお客さんは、日本の文化、か劇場を見たいのではないか? そうした意味合いからも地方劇場こそ注目されるときが来るのではないかとの意見であった。 バスケットボール部のノーザンハピネッツが地方の産業として活躍してきている。 わらび座もそうした地域に根ざした活動を心掛けて行きたいと、力強く話しておられた。 帰って来たら、スポ少の子供たちが明日からの大会に向けて、行進の練習中でした。

会社総会を二つ

村が筆頭株主の第3セクターの秋田栗駒リゾート株式会社と栗駒開発株式会社の総会、取締役会を開催し、無事決算報告と事業計画の承認、役員再任案件を承認いただき終了することができた。 午前中の秋田栗駒リゾート株式会社では昨年12月の臨時総会において決議してご了解いただいた、減資案件が2月に官報告示され、会社の財務改善対策が功を奏し、昨期の決算は黒字計上ができた、しばらく赤字決算が続いたが、原価見直しや営業努力、新規に掘削した温泉の泉質ph9・8と言う極めて滑らかなことが好評でお客さんも増加傾向にあり、多くの改善計画が職員の努力により全体の経営に貢献し好決算を生む要因となリましたが、依然として累積債務があり赤字状況であることには変わりない。 しかし、この財務状況も、今後懸命に努力をすることにより、累積債務も解消できるものと考えておるところです。 第3セクターの役割は、地元雇用の場の提供と、地場産品の消費拡大、物産販売などにありその目的は達成されているものと確信しているところです。 これからも社員共々頑張って参ります。 午後からは、栗駒開発株式会社の総会で、こちらは、栗駒山荘に引湯をスムースにするための相互協力関係にある岩手県の宿泊温泉会社と東成瀬村と村内の民間の株主の構成による第3セクターである。 こちらも、黒字決算を計上できた。 取締役会では、東成瀬村と岩手県の温泉施設の代表とが代表権を有する会社で、私が引き続き社長を努めることになりました。 栗駒山荘の昨期は天候が悪く、かなりの売り上げ減となったが、何とか持ち直しつつあり今後に期待したいところです。 会社経営は本当に難しいものですが、先ほども述べたように、雇用、地場産品、物産、観光産業など広範にわたる効果があることからこれからの村政においても重要な施策であると考えているところである。 このための社会資本整備、とりわけ、県際道路の整備は地方創生対策にとっても重要な視点であると考えているところですし、県際道路を抱えている多くの自治体にとってはこれが中心施策となってくるものと思っている。 頑張りたいところです。 栗駒道路にも落石防止対策がなされるようですし大いに期待したいところです。 当面は、冬季閉鎖期間の短縮が急がれるところです。