会社総会を二つ
村が筆頭株主の第3セクターの秋田栗駒リゾート株式会社と栗駒開発株式会社の総会、取締役会を開催し、無事決算報告と事業計画の承認、役員再任案件を承認いただき終了することができた。
午前中の秋田栗駒リゾート株式会社では昨年12月の臨時総会において決議してご了解いただいた、減資案件が2月に官報告示され、会社の財務改善対策が功を奏し、昨期の決算は黒字計上ができた、しばらく赤字決算が続いたが、原価見直しや営業努力、新規に掘削した温泉の泉質ph9・8と言う極めて滑らかなことが好評でお客さんも増加傾向にあり、多くの改善計画が職員の努力により全体の経営に貢献し好決算を生む要因となリましたが、依然として累積債務があり赤字状況であることには変わりない。
しかし、この財務状況も、今後懸命に努力をすることにより、累積債務も解消できるものと考えておるところです。
第3セクターの役割は、地元雇用の場の提供と、地場産品の消費拡大、物産販売などにありその目的は達成されているものと確信しているところです。
これからも社員共々頑張って参ります。
午後からは、栗駒開発株式会社の総会で、こちらは、栗駒山荘に引湯をスムースにするための相互協力関係にある岩手県の宿泊温泉会社と東成瀬村と村内の民間の株主の構成による第3セクターである。
こちらも、黒字決算を計上できた。
取締役会では、東成瀬村と岩手県の温泉施設の代表とが代表権を有する会社で、私が引き続き社長を努めることになりました。
栗駒山荘の昨期は天候が悪く、かなりの売り上げ減となったが、何とか持ち直しつつあり今後に期待したいところです。
会社経営は本当に難しいものですが、先ほども述べたように、雇用、地場産品、物産、観光産業など広範にわたる効果があることからこれからの村政においても重要な施策であると考えているところである。
このための社会資本整備、とりわけ、県際道路の整備は地方創生対策にとっても重要な視点であると考えているところですし、県際道路を抱えている多くの自治体にとってはこれが中心施策となってくるものと思っている。
頑張りたいところです。
栗駒道路にも落石防止対策がなされるようですし大いに期待したいところです。
当面は、冬季閉鎖期間の短縮が急がれるところです。