健康、医療, 地域興し, 林業・林政, 農政, 農業, 雑感 三つの大会に参加 2012年11月23日(金曜日) 爽風雲 昨日で今年の大きな全国大会は終わった。 朝から、簡易水道の全国大会に出て、続いて山村振興の大会に出席した。 会長は解散でその対応に忙しく、会長代行が代理した。 今回は、二人の町村長から意見発表があり、とても参考になった。 長野県泰阜村の村長からは、もともと、在宅介護を中心に村政を進めており、あまりご自身も農業をなさってはいるが、農林業の話題になっている耕作放棄地や、限界集落については、元もと開墾してできた農地であり、元に戻るのであるからやむを得ないとする考えであり、限界集落であっても、もともとなかった集落であることから、2ないし3集落はなくなるかもしれないが、これまたやむを得ないとの考えをしっかりと持っておられた。 そんな村政運営の中で、ガソリンスタンドが廃止されることになり、交付金を活用し、村とJAOBが出資し、JAのOBが社長になり会社運営をしたりバスの運行中するなどのほか、村が建設した高齢者協同企業組合が高齢者共同住宅の運営、小中学生の山村留学、ジジ王国としての農家レストラン、農家民宿、特別養護老人ホームの運営などこれらは、全てIターンが中心になって運営されているとのこと、驚きである。 しかも、村がダメというのはもともとの住民である原住民であると仰っていた。 これらを支えているのは、やっぱり『人』、今、高齢者集落を支えているのは、「緑のふるさと協力隊」、農業自立の経営を目指し取り組むのは、地域おこし協力隊、村の情報発信に取り組むのも、地域おこし協力隊の5名であるそうです。 補助金から、補助人へ、やっぱり『人』に行き着くようでした。 そうですよねー。 そうなんですよ、でもなかなか実現するには難しい面がある。 着実に進んでいるとは思っているのですが、がんばらなくちゃ! このあと、岐阜県白川町の町長から、上流は下流を思い、下流は上流に感謝する「日本の宝水源の里」とする考え方にも、大いに賛同できるものがあった。 これからの地域づくりの理念には、こうした考え方がしっかりと必要であると感じている。 参考になる、事例報告であった。 このあと、国保制度改善強化全国大会が開かれ解散のあおりを受け国会議員の参加が少なく、更に会館にもおらない、寂しいような大会であった。 しかたがないか。 昨日は歩いたな!15000歩も舗装道路を歩くとすっかり疲れてしまう。 体力に応える。 土の上であったり、芝生ではそんなに感じないが!
健康、医療, 政策, 行政サービス 野田総理も出席して全国町村長大会 2012年11月22日(木曜日) 爽風雲 全国の931町村長が出席しての全国町村長大会がNHKホールで開催された。 大会では、当面する町村の諸課題に対する決議がなされた。 特に、TPPに加盟意向の政府方針に対し絶対反対の決議、道州制の推進にはその方向が示されず、なぜ今市町村合併につながるであろうその制度を検討しているのか反対の決議をした。 更に、地方財政制度の堅持と、削減された地方交付税の復活決議などを 強く求めた。 また、地方公務員制度改革としての退職手当減額についても強要しないことなど8項目の決議をした。 大会には、野田総理も出席して挨拶を述べてくださいました。 昨日未明にASEANから帰国したばかりなのに、疲れも見せず、ノー原稿で気迫溢れる挨拶をしてくれた。 さすがに、鍛え抜かれた話術であり、内容もしっかりとされており、我々の要望にも鋭く反論されておりました。 会場からも、賛同の声がかかるくらいのあいさつであった。 また、我々町村の応援団の一人として、フリーアナウンサーの青山さんから全国を調査した結果から、日本は地方の町村の発展なくして将来はないという視点から、実際に町村を訪れて聞き、話して得た経験からの応援団としての意見を述べてくれました。 元気のでる話であった。 終わってから、北東北3県の合同研修として、桜井よしこさんの講演会があった。
成瀬ダム, 政策, 日美連合 いろんな方々と交流 2012年11月21日(水曜日) 爽風雲 一昨日の夜は、日本で最も美しい村連合で発行したガイドブックの出版記念パーティーが開かれた。 会場はカナダ大使館であった。 記念式典ではローリー・ピーターズ参事官が挨拶してくれたほか、今回わざわざカナダのケベック州政府代表も来訪してくださった。 また、ケベック州の最も美しい村協会からケベック州の美しい村の紹介もあった。 式典の最後に、ガイドブック発行に当たっての経過が杉一浩編集委員長から紹介されたが、校正段階で、これは相当うるさいといってはなんですが、厳しい編集者がいるな!と感じていたが、やはりそうであった。 編集を担当した方々は、5人であったよう ですが、特に写真は何回も何回もダメだしをされ、そのたびに現地に赴き撮影の取り直しをしてくださったようです。 それだけに、刊行したガイドブックは素晴らしい出来栄えで、村に訪問された方々に私たちもお土産にとても記念になると思っている。 この連合に参加、協賛してくださっている、伊那食品工業さんの塚越会長は500部も購入されているとのこと。 このあと、パーティーに移ったところ、事務局からいろんな方々を紹介されたが、特に、共同通信の記者お二人を紹介していただいた。 ところが、そのお一人が、学力のことで村を取材に見えられた方で、こられることは知っていたが、ご挨拶もしなかったわけで、突然その話をお聞きし、びっくりするやら、うれしいやら、その記事が全国に配信され、大変な関心を呼んだことは、私も四国に出張した時に現地の新聞を読んで知った。 その記者が村出身であること、お父さんが校長先生であることも知った。 とても嬉しかった。 ますますのご活躍を期待している。 このほか、一度ばかりでなく何回も村を訪れてくれている方や、何回も来ていただいて、すっかり知己を頂いてある方々もおり、充実した一時でした。 昨日は、砂防事業の大会、国会議員要望活動などの後、東北ダム連絡協議会と国交省との意見交換会と結構忙しく行動した。 交換会は、これまでも必ず出るようにしている。 今回も、国会がこのような状況下である中で、大変良い意見交換であった。
ノンセクション, 日美連合, 私事, 議会 初雪 2012年11月20日(火曜日) 爽風雲 ついにやってきました初雪が! 日曜日のお昼ちょっと前、福祉大会が開催されようとして、講師のお医者さんと控え室で話し中に雪が降り出しました。 ついに来たか!といった感じでした。 その日は朝から地域の作業に出掛けたが、その作業も冬を控えて、地域内を流れる堰の水路掃除で、冬の間は、その水路が雪を流すための重要な流雪施設となることから、地域総出の作業となっているが、今年はどうしたわけかかなり遅くなっての作業で、地域の方々も多少の不満があったようです。 それも、あいにくの雨、風、横殴りのもので、みぞれと同じような状況でそれが不満にもつながったようです。 そうした作業は、やはり、早めの作業がよい!終わってから、なぜ遅くなったのかという意見も出たようでした。 そうした作業を終えてからの福祉大会、チャリティーショーで、そんなこともあり、何かと気ぜわしなかった。 初雪がこんなに遅くなるのは久しぶりのような気がする。 朝起きて、孫は「雪が降ればいいなー」という。 なぜ?と聞くと、「明るい」からという。 こんな雪などすぐに消えてしまうんですよ> なるほどそうなんですよねー。 これまでのどちらかといううと、朝も暗く 気持もふさぎこんでくるような朝から、周囲が雪によって明るくなる。 これから本格的な冬本番、そうした気持ちで、備えも万全にしたかどうか、とりあえず植木やら家の周りの片づけを雨の中息子と二人でやっと終わらせ、大根の「柿漬け」を漬け込んでもらい、冬の食卓を飾る漬物も確保した。これが渋柿をたっぷりとつぶしこんだ柿漬けでおいしいことこの上もない。いつものことながらありがたことである。 そうしたことを着々と終えて、息子は冬タイヤに換えてえてくれたし、万全なよう気持で会議のため上京をした。 それに、止まってしまった温泉の掘削のための補正予算の審議の議会も可決していただき、育苗センター用地取得の議案も可決していただいた。また、畜産事業関係の用地取得交渉用地についても方針をあいさつで述べておかせていただいた。 終わってから、管理職会議を開き、今後の日程、懸案事項の対応などしっかりと確認したところでした。 それらを終えて、夜には、日本で最も美しい村連合の出版記念パーティーがカナダ大使館であるので上京した。 今週は東京での会議に明け暮れる。
イベント, 健康、医療, 福祉, 芸術・文化 福祉は皆で進めよう 2012年11月19日(月曜日) 爽風雲 第40回目になる東成瀬村社会福祉大会が開催された。 同時に31回を数える東成瀬村たすけあいチャリテイショーも開催された。 福祉事業の具体的推進の最前線団体としてとらえられている社会福祉協議会は、着実に実績を積み重ねているものと思っている。 その事業も、時代とともに変化はしているものの、原点は地域住民が「生きがいを感じるためのふれあいであり、思いやり」をもって各種の活動を展開することであると考えているところである。 その原点である目的に向かって、地域福祉活動を中心に社会福祉協議会の役職員、民生児童委員などあらゆる福祉団体がそれこそ一体となって活動を展開しているもので、最近はこれに加えて、村内の各地区に組織された地域福祉推進協議会が主体的な活動をするようになって、その活動も地域主体の自主的な福祉活動えと大きく前進している。 これは画期的なことであり、今後もこうした活動を継続して推進していくことにより、昨年の3・11の大震災以来大きくその活動が変貌を遂げつつあるものと思っている。 自主防災組織もこうした運動の延長線上にかかわってくるものと考えられるし、連携が求められるものと思う。 従って行政面からも社会福祉協議会に対しては表裏一体の活動として積極的に支援していくことが求められているものと考えているし、その方向で理解をいただきたいと考えている。 ところで、その活動の原資となるものに「赤い羽根共同募金」や共同募金、社会福祉協議会の会費などで村の皆さんからは大きなご協力をいただいている。 また同時に開催された、「たすけあいチャリティーショー」では322,500円の協賛金、チケットのご協力をいただいた。これらもこうした活動の原資になっていることをしっかりと申し上げ、今後のご協力をお願い申し上げた。 大会では、一団体の表彰と3人の方に感謝状を贈呈させていただき、講演は横手市の福島隆三医師の「認知症を知りましょう・中核症状と周辺症状」と題した講演をいただいた。 ところで、「神経内科の知名度が低く、どちらかというと精神科と心療内科と間違われている」という先生の控室でのお話で私自身も認識を新たにしたところでした、しかし、にわかには理解できなかったが、神経内科は脳血管障害、脳の病気による認知症、パーキンソン病、末梢神経疾患、筋肉疾患など、脳、せき髄、末梢神経筋肉などに生じる病気を扱う診療科であることが分かった。 大変丁寧にご講演いただいたが、認知症にならないためには一定の年齢に達したら、ぼやーっとテレビばかりを見ている生活だけは避けた方がよいようであることだけは確かである。 やはり、物好きで、体を動かすことこそが大事であると勝手に感じたところでした。 チャリティーショーでは村内の団体から演目が出され、にぎやかにご披露いただき、秋田県出身のシンガーソングライターの渡絢也さんの「秋田、HATAHATA・ROCK&SAMBA!!」や成瀬YOSAKOI仙人郷によるYOSAKOI踊り「DONPAN成瀬」と渡部さんによるコラボレーション、それに加えて、渡部さんと活動をご一緒している愛媛県ご出身のイラストレーター・いせきあいさんの即席のHATAHATAを主人公にしたイラストをYOSAKOI踊りの間に会場を回りながら見事に書き上げてくれました。 内容は、はたはたの大将がたくさんの子供引き連れて元気に育っていく様子を表しているもので、学力日本一の子供たちの元気な姿を見事に表現してくれたもので、子供たちも、会場も大きな興奮に包まれていました。 素晴らしいコラボレーションでした。 こうして、内容豊かな大会、チャリティーが外では折からの荒天で、初雪に見舞われたものの、そんなことにはびくともしない村民の皆さんであり、子供たちで、元気に語り合いながらそれぞれぞれの家路につきました。 本当にたくましい村民性です。