三つの大会に参加
昨日で今年の大きな全国大会は終わった。
朝から、簡易水道の全国大会に出て、続いて山村振興の大会に出席した。
会長は解散でその対応に忙しく、会長代行が代理した。
今回は、二人の町村長から意見発表があり、とても参考になった。
長野県泰阜村の村長からは、もともと、在宅介護を中心に村政を進めており、あまりご自身も農業をなさってはいるが、農林業の話題になっている耕作放棄地や、限界集落については、元もと開墾してできた農地であり、元に戻るのであるからやむを得ないとする考えであり、限界集落であっても、もともとなかった集落であることから、2ないし3集落はなくなるかもしれないが、これまたやむを得ないとの考えをしっかりと持っておられた。
そんな村政運営の中で、ガソリンスタンドが廃止されることになり、交付金を活用し、村とJAOBが出資し、JAのOBが社長になり会社運営をしたりバスの運行中するなどのほか、村が建設した高齢者協同企業組合が高齢者共同住宅の運営、小中学生の山村留学、ジジ王国としての農家レストラン、農家民宿、特別養護老人ホームの運営などこれらは、全てIターンが中心になって運営されているとのこと、驚きである。
しかも、村がダメというのはもともとの住民である原住民であると仰っていた。
これらを支えているのは、やっぱり『人』、今、高齢者集落を支えているのは、「緑のふるさと協力隊」、農業自立の経営を目指し取り組むのは、地域おこし協力隊、村の情報発信に取り組むのも、地域おこし協力隊の5名であるそうです。
補助金から、補助人へ、やっぱり『人』に行き着くようでした。
そうですよねー。
そうなんですよ、でもなかなか実現するには難しい面がある。
着実に進んでいるとは思っているのですが、がんばらなくちゃ!
このあと、岐阜県白川町の町長から、上流は下流を思い、下流は上流に感謝する「日本の宝水源の里」とする考え方にも、大いに賛同できるものがあった。
これからの地域づくりの理念には、こうした考え方がしっかりと必要であると感じている。
参考になる、事例報告であった。
このあと、国保制度改善強化全国大会が開かれ解散のあおりを受け国会議員の参加が少なく、更に会館にもおらない、寂しいような大会であった。
しかたがないか。
昨日は歩いたな!15000歩も舗装道路を歩くとすっかり疲れてしまう。
体力に応える。
土の上であったり、芝生ではそんなに感じないが!