よくぞ耐えた枝垂れ桜

             ようやく我が里にも桜のつぼみがかすかではあるが膨らんでいるように感じられるようになってきた。 小学校のグラウンド沿いに植えられている「枝垂れ桜」も今冬の豪雪にもよくぞ耐えてくれたようで、多少の傷みはあったようであるが、冬囲いがしっかりしていたせいでしょうか、わずかにつぼみが膨らんできている。 この東成瀬小学校付近一帯は桜が多く、村の中でも桜の名所になりつつある。 少しずつ植樹を続けながら、名所にしていくのもよいのではないだろうか。 さて、それを道路沿いにするとなると、冬の除雪に影響を与えないか、付近の水田が日陰になったりしないか心配な面もあるが、そうしたことをも加味しながら、何とか環境美化を実践したいものである。 道路沿いには、古木の桜並木もあり、道路工事の際もその古木を伐採することなく、植樹をしてくれた先達の方々のご意志を汲んで手入れをし残した経緯もあり、さらに増やしていくことも大事なことではないだろうか。 課題を解決しつつみんなで相談してみたいものである。 今まさに「緑の週間」で植樹の季節、苗木を提供してくれる団体もあることから是非考えてみたいものである。

外交の奥深さ

image 昨日オバマ大統領が国賓として来日した。 ところが、国賓として来られる場合はほとんどご婦人も同行されるのが外交上一般的なのに、今回はお子様の学業をみる必要があって同行できないとのこと。 これには、先のサミットの際にも、オバマ大統領夫人はそれには同行せず、中国を1週間の日程で訪問しており、ホワイトハウスのスタッフのうちのトップが同行して、中国との親善外交に深く関わっていたことがわかっているそうで、ここいらあたりにも同行しない理由がありそうだとのことと同時に、アメリカの調査機関の1970年から2010年の調査報告によると、アメリカを中国が抜くかどうかの調査項目で、欧州、米国、日本、中国など主要国では、日本以外は全て中国が抜くという結果になったそうです。 一方経済の中心指標である工業生産高では、同じ調査で2010年には中国がついに、米国を抜いてトップに躍り出た事実が結果として報告されているそうで、そうした事実が、マスコミも政府も全く報道しない。 そうしたことから、民主国家と独裁国家などの違いはあるかもしれないが、そうした事実にもとづいて、米国は日本重視から中国重視の方向にあるのが今回のミシェル夫人の同行がない理由の一つではないかとの解説であった。 いずれ、我々の知り得ない多くの情報があり、それが外交上大きな課題としてあることがあるであろうとは容易に想像できるものの、現実にその情報を知らないままで、ノホホンとしている国民はこれでいいのかと考えさせられた講演会であった。

元気な挨拶

秋田市で水源造林協議会の役員会があって出席した。 森林の果たす役割の中で水源林は最も重要な位置付けにもなるものと思っている。 ところが、森林農地整備センターの所長さんの挨拶の中での話だと、なかなかこの事業が先細りのような感じで事業量が進んでおらないようであるとのことであった。 森林整備は何であってもそうであるが、百年単位で考えないとその効果は現れない事業であり、今の遅れが先々この国の環境や自然が、我々の後世の世代にはどんなことになっているのかと考えると空恐ろしいような気がしてならない。 戦後、伐採に伐採を続け、荒れ果てた山がどれだけあったのだろうか、農地であってもそうである。 現在の一時米あまりだと言っておるのは確かかもしれませんが、環境が変わった時を考えるとどうなるのか、しっかりとそうした見通しの元に考えてもらいたいものである。 森林もまたしかりであり、計画的に我々だけでもしっかりとした信念の元に、整備に取り組んでいかなければならないものと考えている。 そうした会議の後に、夕方には広域の議会がありその合間に、庁舎によったら、子供たちの帰りの時間、元気な挨拶が帰ってきた。 雨も降らないのに傘をさしているやんちゃな坊主たち。 この子供たちのためにも山を大事にしなければならない、残しておいておかなければならないという思いである。

まさしく穀雨

しばらく続いた好天の後の雨は「穀雨」はその名の通り、しとしとと降り、農地を静かにしめらしながらの雨模様であった。 それでも今朝の雨は、一時屋根を打つ音に目を覚ますくらいの強さでもあったが、次第に落ち着き隣家の畑もすっかりと雪も溶け、さすがの雪もどこへ行ったのかと思うくらいの早い雪解けである。 暦の上での「節気」はやっぱり参考に成るものですし、古来からの計算法はものすごい知識であると改めて感じつつ、そうした節気によって、あらゆる作業や行事が執り行われてきたことの知識経験こそ、これからも大事にすべきことであるように強く感じる今日この頃である。

穀雨の始まり

昨日は24節気の内の「穀雨」の始まりで2週間ぐらいの期間があるそうです。 本来は、旧暦のつまりは簡単に言うと1か月遅れの穀雨であって、我々の地域ではも少し先のことであるが、間違いなく田んぼの畔も出て来たし、雨が農地を潤わせる季節になって来たことを感じさせてくれる。 午後には国会議員を囲む会があり出席した、来賓として首長経験者の国会議員もおいでになり親しく話すことができて大変参考になった。 政権与党、与党に近い野党、野党とそれぞれに微妙な力関係、意志疎通、付き合い、国会対策など裏話などをお聞きすると実に政界は意味深いものだなーと感じてしまう。 それによってどうのこうのと言うこととは別にしてです! やはり、国レベルで考えること、大局的見地からの意見、考え方も大いに参考にすべきであることを改めて感じた囲む会でした。 午前中の冬囲い整理のあとのお昼ご飯は、天気も良く外に座って孫たちとカップラーメン! うまかったなー!