元気な挨拶
秋田市で水源造林協議会の役員会があって出席した。
森林の果たす役割の中で水源林は最も重要な位置付けにもなるものと思っている。
ところが、森林農地整備センターの所長さんの挨拶の中での話だと、なかなかこの事業が先細りのような感じで事業量が進んでおらないようであるとのことであった。
森林整備は何であってもそうであるが、百年単位で考えないとその効果は現れない事業であり、今の遅れが先々この国の環境や自然が、我々の後世の世代にはどんなことになっているのかと考えると空恐ろしいような気がしてならない。
戦後、伐採に伐採を続け、荒れ果てた山がどれだけあったのだろうか、農地であってもそうである。
現在の一時米あまりだと言っておるのは確かかもしれませんが、環境が変わった時を考えるとどうなるのか、しっかりとそうした見通しの元に考えてもらいたいものである。
森林もまたしかりであり、計画的に我々だけでもしっかりとした信念の元に、整備に取り組んでいかなければならないものと考えている。
そうした会議の後に、夕方には広域の議会がありその合間に、庁舎によったら、子供たちの帰りの時間、元気な挨拶が帰ってきた。
雨も降らないのに傘をさしているやんちゃな坊主たち。
この子供たちのためにも山を大事にしなければならない、残しておいておかなければならないという思いである。