素早い対応

先日、議会との要望に上京し二日にわたって総務省、国土交通省、財務省、国会議員の事務所などで要望活動をしたところ、帰庁してすぐにそれぞれの議員事務所や関係省庁から、ご連絡をいただいた。 要望事項すべてに対しての連絡ではありませんでしたが、ラジオ放送の難聴対策については、すでに議員の先生方にも連絡があったようで、東北総合通信局からは関係する部長さんが早速村にきてくださり、事情を説明させていただいた。 こんなに早く動きがあるとは予想もしなかったが、ある程度は何らかの動きがあるものとは期待してはいたものの、こんなに素早い対応をしてくれるとはありがたいことであるし、要望活動の重要性を改めて感じたところでした。 このラジオ難聴対策が一定の方向をしめされると、全国で半ば諦めていたラジオ放送難聴対策の重要性、災害時対応などに一定の光明が見えてくるものと期待したい。 総務省では、この夏には要望活動を通じて知ったのですが、ある調査を指示しておられたようですが、我々はその実情について承知しておら無かったのはうかつであった。 うかつであったのか、調査が流れなかったのか? 県段階で止まっていたのか定かではないのが残念でならない。 それだけ、関心がなかったのかのどちらなんだろう? こうしたことは、結構あるのではないだろうか。 やはり声に出すべきことなですし、行動すべきなでしょうなー。 現在村の場合、ABSラジオのアンテナを村で建設、これにABSが放送中継機材を設備し村内全域が受信可能となっている。 こうした現状を確認の上、法令改正整備などで何らかの対応策が講じられるのではないかと期待しているところです。AM波であれFM波であれとにかく公共放送が聞こえるような流れになり、これが全国的に広がっていくことを期待したい。 そうすればこのラジオも、もしもの時にも役立つし、いろんな場面での活用範囲も広がっていくことになる。 多くの方々が期待しているものと思う。  

全国環境整備連合総会

image image image image image image 全国環境整備連合の総会が秋田市を会場に開催され、出席した。 環境整備といっても、主に下水道整備と合併浄化槽整備の普及と維持管理などを主体的に行っている団体で、かなりの関心があって全国から多くの参加者で、熱心なパネルディスカッションがあった。 パネラーには、環境省の廃棄物処理課長が出席しておられましたが、法整備の不備なのか、歴史が浅いのか、パネラーから鋭い質問や確認などがあっても、建前論ばかりで、気の毒なくらいであった。 合併浄化槽は下水道整備と違い、整備が安価にできることから、急速に整備が進んでいるものの、法整備などの遅れなのかどうなのか、法定検査、維持管理、保守管理などの三点検査での矛盾や実施回数の問題など多くの課題が噴出しているように感じた。 開会式での連合会長の挨拶は、これまで聞いたことのないような、断定的な、歯切れのよいものであり、原爆投下から阪神淡路地震、新潟地震、3・11大震災の経験から避難所での合併浄化槽の必要性、効果に触れ、最後の締めくくりに、我々が死を迎えるときに、良い人生であったかと言える人生でなければならない。で結んだ。 それだけ下水道整備、合併浄化槽の整備が重要であることをりきせつしていた。

秋も深まる

座談会も昨晩で3日目、2回目は私の地元岩井川で行った。 参加者はどうしたわけか少ないのが残念であった。 それでも話し合いは結構熱が入り、予定時間をオーバーしての座談会で、それはそれなりの成果があったように感じている。 特に日本でもっとも美しい村連合の話から、ゴミ対策や、ゴミ焼きの問題についての具体的な課題などで議論が伯仲し、今後の対応策についての話しあいになったし、守るべき事項などを話しあったところでした。 昨晩は椿川地区での座談会、ここは多くの参加者がおり活気を呈したし、地域課題など具体的な話し合いになったし、今後の方向性についても課題としてしっかりと取り組んでいかなければならないと考えたところでした。 いつものことながら何事にも一生懸命な地域であり、ありがたいと思っている。 朝晩は急速に冷え込んできており、我が家でも一昨日にはストーブが入ったし、役場でも毎年産業祭の頃には暖房が入っており、今年もかなり我慢していたようだがしっかりと入ったようだ。 昨日の朝はきれいに晴れ上がり、見渡す周囲の紅葉具合も一段と進んできた。 この時期の朝は気持ちが良くて朝の散歩はこたえられないくらい気持ちがよい。 スカッとする。 朝霜もあり、田んぼからは一面の上昇気流が発生し白くきれいである。 さて!今日もがんばるぞ!となるが雨になるとなんだか出るのもおっくうになるのは仕方のないことかなー、、、、。 おっとっと!今日は誕生日だったなー。何歳にになるの? まずまず、、、、、、。 秋田市内で全国環境衛生組織の総会がありパーテーもあるしなー。

多くの農林産物

村の産業祭が開かれた。 26日27日の2日間にわたって農林産物や加工品などを各農家から出品していただき、今年の出来具合を審査していただきました。 水稲、野菜、果樹、穀類、加工品、林産物、民芸品、肉用牛の分野から423点に及ぶ出品があり、3年連続の出品点数の増となり、何よりもうれしいことでした。 これまでは、それぞれの農家の方々が難儀してつくりあげた農産物がありながら、遠慮していたのかあるいは面倒なのであったのかなかなか出品点数の増加は図られなかった。 それがわずかづつではありますが増加傾向にあることは、とてもうれしい限りです。 秋田県内では産業祭、農業祭などと名称こそ違うものの、出来秋を祝うこうしたイベントを行っていると思うし、県内最大の種苗交換会などは伝統的な全国的にも珍しいイベントであろうと思う。 村の場合、そのミニ版とも言っていいだろうと思う。 来賓の方々のあいさつでは、その内容の濃さや出品点数の多いことには驚いておられるようです。 あいにく会期中の2日間とも天候には恵まれず、雨と寒さで大変残念であったが、それにもかかわらず、出品した農林産物や加工品の即売の始まる時間にはたくさんの人出でにぎわった。 名取市閖上の方々による海産物の即売にも集まってくれました。 産業祭は今年で46回目になる伝統的な村の風物詩でもあり、工夫を凝らして、農家とお客さんとのつながりを今後とも深めていきたいと考えています。 村の農林産物は村独特なものがあり、消費者はしっかりとそうしたことを理解し、毎年のようにこのイベントを楽しみにしておられるようである。 昨日はこの成果の表彰式を行った。行財政改革のためであろうと思いますが知事賞はなくなってしまって農家の方々からは大変残念がられているものの、それぞれの部門ごとに、農協さんとの連携をとりつつ、我々はしっかりと農家の方々とその1年の努力を確認するためにもこうした表彰は続けたいと思っている。 この後、恒例の餅まきにはこれまたたくさんのお客さんでにぎわい、会場は熱気一杯でした。      

直接支払制度と経営所得安定対策

政党の日本型直接支払制度の創設と経営所得安定対策の見直しについての勉強会があった。 政権交代によって本格的に農政そのものが見直しされようとしている内容についての説明にもかかわらず、政策そのものがまだ十分に煮詰まっていないように感じられた。 事実、説明にあたった農業政策に詳しい参議院議員も、十分な議論がまだなされておらないという認識であった。 しかも、その原因の一つに政府の政策決定に大きな影響力があるであろう産業競争力会議の議論内容が、あまりにも農政に対する理解が不足しているようなことは、私がかかわっている県の会議などでも明らかであり、それが現実に今回の説明会でも示されていたように感じられてならない。 TPP問題にしても、政府の交渉の仕方があまりに現実離れしているようであり、日米首脳会談での声明からしても、理解できないとの話であった。 官邸と党の関係がどうなっているのか、選挙などを通じての公約、決議が守られるのかどうなのかかなり緊迫した情勢になるように感じられた。 更に、ここにきて、生産調整をやめたらどうかといった発言が委員会の責任者から出るに及んで、ますます混乱しているようにも感じられるとのことであった。 農業・農村所得倍増目標10か年戦略と現行の関係施策を説明する機会であったが、それどころではなく、TPPと生産調整の問題、さらには、表題の問題が中心になった。 先般の魁政経懇話会での若手経済評論家の「TPPの年内妥結は無理」といったかなり思い切った講演が現実の問題となるのではないかとさえ思えるようになった。 やはり農政は難しい。