イベント 仙人郷まつり 2013年9月30日(月曜日) 爽風雲 第2回目の「仙人郷まつり」に、昨年に引き続き宮城県名取市などで一昨年の3月11日に発生した東日本大震災により被災された方々の支援ののため、仮設住宅で生活されている方々をお招きをしての、イベントが開催された。 土曜日に栗駒山荘経由で約80名の方々が村に入り、栗駒山荘での入浴のあと「ゆるるん」で歓迎夕食会が開催された。 食事は、商工会婦人部による、すべて手作りの、「おもてなしの心満載」の食事に皆さんうまいうまいの連発でした。 それこそ箸を置く暇もなく、すっかりおいしそうに全部食べてくださっていました。 食事には、マイタケの入った「いものこじる」あきたこまちの新米ご飯、漬け物など、食事には「アズキデッチ」まで入っており、これぞ仙人郷の自慢の料理でした。 なかなか私も食べることができないくらいの食事で、大満足でした。 会場を回ってお話を伺っていると、いろいろな苦労があるようでした。 現地に住宅用地を求めて自宅を建てようとしても、その計画が確定しておらないことにより、進めることができずかなりのストレスがたまっておられるようでした。 一方で、やむを得ず被災地から遠く離れた場所に用地を求めている方も多く、政策的には住民の転出が多く、当局としてはジレンマに陥っておられるようでした。 このほか、復興計画が遅れ、整備も進まず、全体的に精神的にも相当な悩みを抱えており、多様な課題が多く出ているとのことであった。 いち早く、商工会の青年部を中心にした炊き出しなどで、当時の思い出を語りながら、涙しておられる方々も多くおられ、協力しあうことの重要性をしっかりと感じたところでした。 皆さん、こうした催しに感激しておられましたし、今後もこうした取り組みは大事なような気がした。 栗駒は色づき始めましたし、好天で何よりであった。 商工会の青年部、婦人部、物産協会、観光協会、なるせ仙人太鼓、よさこい仙人響、青年会、宿泊施設の職員、役場職員など多くの団体のご協力がありました。 心からお礼申し上げます。
スポーツ, 教育, 福祉 保育園運動会 2013年9月29日(日曜日) 爽風雲 なるせっこ運動会が開かれた。 この時期、なかなか天候は変化しやすく、「○○心と秋の空」と冗談を言い合ってきたし、その時々の誰かを、例えば園長さんのせいにしたりしてきたのですが、昨日は全く文句のつけようのない秋晴れの下、園児たちは思う存分元気いっぱいの運動会を見せてくれました。 家族のみんなが見に来てくれているからでしょうか、普段元気に練習していたであろうに、この日は、甘えて泣くやら、だっこするやら、座り込むやら、にぎやかなものでした。 保育士さんたちは、そんなことは、とっくに御見通しで、どんどんプログラムを進める。 毎年のことながら、よくもまーこんな遊戯種目を考え付くものだと感心しきりの声があちこちで上がっていた。 午前9時に始まり、お昼までびっしりの日程を見事にこなし、大盛会の運動会を終えた。 子供たちも、ご家族の皆さんも、何もかも忘れて熱中しきって、はまり込んだ運動会で大満足の様子が強く感じられた。 この日のため、仙台などの宮城県、岩手県、青森などからおじいちゃんおばあちゃんが駆け付け、久しぶりの孫と過ごせてさぞ楽しかったことでしょう。 皆さんありがとうございました! なるせっこばんざーい! 終わりは理事長の万歳三唱でした。
福祉 百寿のお祝い 2013年9月28日(土曜日) 爽風雲 特別養護老人ホーム「幸寿苑」で生活しておられる肴沢の土谷ユワノさん(土谷章さんの母親)が、この11月18日に、満100歳になられるとのことで内閣総理大臣から表彰され、その賞状伝達式が幸寿苑の敬老会に先立ち行われた。 久しぶりの100歳の方が誕生しました。ユワノさんとご家族の皆さん誠におめでとうございます。 百歳のことをなんと呼ぶのか調べてみたが、喜寿、米寿、白寿はあるが、99歳の白寿以降は、決まった呼び名はないようである。古来から百歳までは想定しておらなかったのでしょうか、百歳の百を「もも」と呼ぶことからか「ももじゅ」あるいは百賀「ももが」などとと呼ぶようです。 ではそれ以降はどう呼ぶのかというと「百一賀祝」(ももいちがの祝)と呼び、それ以降順次、二、三と呼んでいくようです。 一昨日の敬老会では、恒例の踊りや民謡の披露がボランテアにより行われ、楽しい一日を家族とともに過ごしてくれました。 ボランテアの方々には毎年のことながら、心からお礼申し上げたいと存じます。
産業, 農業 はさがけの田んぼ 2013年9月27日(金曜日) 爽風雲 天候が良いと農作業も一気に加速する。 コンバインで刈り取る作業は、ものすごい勢いであり、朝の風景が一変する。 そんな中にあって、はさがけがあちこちで見られる。 はさがけで乾燥させた米は、おいしさが一段と違うといわれている。 村では、このはさがけ米に補助を出す制度を作って奨励しているし、さらにはさがけによる藁の活用は、畜産農家にも牛の粗飼料として貴重であり、これからも大いに奨励して行きたいと思っている。 このはさがけの農村風景は、次第に薄れていってしまうかもしれないが、何とか残したい農村風景ではあります。
産業, 農政 米の出荷始まる 2013年9月26日(木曜日) 爽風雲 今年産米の集荷が始まった。 JAこまちの東成瀬支店の倉庫に、次々に運び込まれた米は約1500袋、手倉、入道、下田などからの米で、28日から本格的な検査を受けて、今年の米の評価が行われる。 大いに気になるところである。 すでにJAでの買い入れ価格は発表されているが、昨年よりも1,500円ぐらい低いとのことで、農家もがっかりしている。 今後の動向も気になるところです。 加えて、国においては、TPP問題が大きな山場を迎え、更には農地の中間管理機構などの設立が政策として具体的に検討されているものの、我々市町村にはそうした具体的な方向付けや、財政問題、役割などが何ら示されおらないと理解しており、メデイアを通じての理解だけではどうも腑に落ちないところがある。 このように、政策が市町村の理解がないままに進んでいることに、一体どうなっているのか理解に苦しむところである。 国による、政策立案が農村、特に中山間地や農山村の実態を理解しての政策なのかどうなのかこれまでもさんざん猫の目行政に振り回されてきたのに、またかと思わざるを得ない不信感でいっぱいである。