仙人郷まつり

第2回目の「仙人郷まつり」に、昨年に引き続き宮城県名取市などで一昨年の3月11日に発生した東日本大震災により被災された方々の支援ののため、仮設住宅で生活されている方々をお招きをしての、イベントが開催された。 土曜日に栗駒山荘経由で約80名の方々が村に入り、栗駒山荘での入浴のあと「ゆるるん」で歓迎夕食会が開催された。 食事は、商工会婦人部による、すべて手作りの、「おもてなしの心満載」の食事に皆さんうまいうまいの連発でした。 それこそ箸を置く暇もなく、すっかりおいしそうに全部食べてくださっていました。 食事には、マイタケの入った「いものこじる」あきたこまちの新米ご飯、漬け物など、食事には「アズキデッチ」まで入っており、これぞ仙人郷の自慢の料理でした。 なかなか私も食べることができないくらいの食事で、大満足でした。 会場を回ってお話を伺っていると、いろいろな苦労があるようでした。 現地に住宅用地を求めて自宅を建てようとしても、その計画が確定しておらないことにより、進めることができずかなりのストレスがたまっておられるようでした。 一方で、やむを得ず被災地から遠く離れた場所に用地を求めている方も多く、政策的には住民の転出が多く、当局としてはジレンマに陥っておられるようでした。 このほか、復興計画が遅れ、整備も進まず、全体的に精神的にも相当な悩みを抱えており、多様な課題が多く出ているとのことであった。 いち早く、商工会の青年部を中心にした炊き出しなどで、当時の思い出を語りながら、涙しておられる方々も多くおられ、協力しあうことの重要性をしっかりと感じたところでした。 皆さん、こうした催しに感激しておられましたし、今後もこうした取り組みは大事なような気がした。 栗駒は色づき始めましたし、好天で何よりであった。 商工会の青年部、婦人部、物産協会、観光協会、なるせ仙人太鼓、よさこい仙人響、青年会、宿泊施設の職員、役場職員など多くの団体のご協力がありました。 心からお礼申し上げます。