カテゴリー別アーカイブ: 農業

猛吹雪が来た

「寒の泣き別れ」が来たような感じの猛烈な寒波襲来! 昨日は、車で走るには最悪の気象状況であった。 向こうもこっちも見えない、ライト点灯、それでも直前までになったっても対向車が来たのに気づかないといったものでした。 秋田で午後から会議があり、早めに出たが出席した首長さん方も、時間が測れなかったと、一様に話していた。 海岸部の市町村もかなりの吹雪であったようでした。 そんな中で、国会の委員会で豪雪状況を視察に湯沢市、横手市などを視察地に選んで調査に来られるとのこと、大変地方の実情を実地に見聞し、それぞれの首長から実情を聞き今後の対応に役立ててもらえればありがたい話である。 除雪経費事業の指定や特別交付税での配分など対策はいろいろありましょうし、農業用施設の被災対策経費の適用などその範囲はいろいろと考えられることでありましょう。 ところが、なぜかこうした視察地には、「市」中心の視察がほとんどであるようで周辺町村の豪雪は実際のところ積雪状況でも圧倒的にそうした市の地域とは比べ物にならないほどの多さであるにもかかわらず、そうした実態調査には来られないのが実情のような気がしてならない。 しかも、国に対する要望であっても、新聞報道などでは「市町村長と一緒に要望に出張する日程」が報道されていても、町村長には連絡があったのだろうか?一部の市長さんがたは出席要望があったようであるが・・・・・・。 それでは町村の実情は反映されないのではないだろうかと思えてならない。 独自に要望しなければならないことになるのでしょうなー。 そんな、話がこうした会議では自然発生的に出てくるのがいつものことのようでもある。 これが、実態だとすれば、大いに反省し早め早めの対応をするように頑張らなければならないと考えられる。  

多くの農林産物

村の産業祭が開かれた。 26日27日の2日間にわたって農林産物や加工品などを各農家から出品していただき、今年の出来具合を審査していただきました。 水稲、野菜、果樹、穀類、加工品、林産物、民芸品、肉用牛の分野から423点に及ぶ出品があり、3年連続の出品点数の増となり、何よりもうれしいことでした。 これまでは、それぞれの農家の方々が難儀してつくりあげた農産物がありながら、遠慮していたのかあるいは面倒なのであったのかなかなか出品点数の増加は図られなかった。 それがわずかづつではありますが増加傾向にあることは、とてもうれしい限りです。 秋田県内では産業祭、農業祭などと名称こそ違うものの、出来秋を祝うこうしたイベントを行っていると思うし、県内最大の種苗交換会などは伝統的な全国的にも珍しいイベントであろうと思う。 村の場合、そのミニ版とも言っていいだろうと思う。 来賓の方々のあいさつでは、その内容の濃さや出品点数の多いことには驚いておられるようです。 あいにく会期中の2日間とも天候には恵まれず、雨と寒さで大変残念であったが、それにもかかわらず、出品した農林産物や加工品の即売の始まる時間にはたくさんの人出でにぎわった。 名取市閖上の方々による海産物の即売にも集まってくれました。 産業祭は今年で46回目になる伝統的な村の風物詩でもあり、工夫を凝らして、農家とお客さんとのつながりを今後とも深めていきたいと考えています。 村の農林産物は村独特なものがあり、消費者はしっかりとそうしたことを理解し、毎年のようにこのイベントを楽しみにしておられるようである。 昨日はこの成果の表彰式を行った。行財政改革のためであろうと思いますが知事賞はなくなってしまって農家の方々からは大変残念がられているものの、それぞれの部門ごとに、農協さんとの連携をとりつつ、我々はしっかりと農家の方々とその1年の努力を確認するためにもこうした表彰は続けたいと思っている。 この後、恒例の餅まきにはこれまたたくさんのお客さんでにぎわい、会場は熱気一杯でした。      

ドッグ後の精密検査

人間ドッグを受けた後で、その結果が届くまでが結構気になるものです。 特に、宿泊ドッグを受けて最後に医師による総合判定と受診があるが、あれこれ指摘されその内容について、簡単な説明はあるものの、お医者さんにもよるのでしょうが、検査結果の数値のみで、専門医の受診を勧められるのが通例である。 その検査数値によって正常範囲を少しでも外れると、専門医受診となるわけで、私の場合昨日でそのすべてを終えた。 その結果一年に一回の定期検査でよいとのことでホッとしたところでした。 駆出手術をした食道についても、特に治療というよりも、逆流予防や胃潰瘍予防の服薬であり、食事には多少具合が悪いかもしれないが改善していくし、その部位だけであったことは非常にラッキーだったとのことであった。 しかし、たばこはやめた方が良いし、酒は相当控えめが良いように感じた。 やっぱり健常だったころからすると、食事が細いのは悔しいいし、お酒の量も格段に少ない。 これはこれでよいことだと思っている。 とにかく食事の量は控えめに控えめが肝要であることだけははっきりしている。 それだけに、体重が増加しないのにやきもきしていたが、体力の維持には特に問題がないので、これでじっくりと付き合っていくことが良いのだろう。 食欲の秋であるが、少しづつ食事を楽しむことにしたい。 今年は、栗が豊作で、妻が作ってくれる栗の「渋皮煮」は栄養価も高く本当に美味しい。 今朝は気温も上がらず小雨模様で、今日から始まる産業祭も気にかかるし、名取市閖上からの海産物の直売もどうなるか、その出足が気にかかる。 出来秋を祝うこのイベントは明日には天気が回復することを願うとしよう。

山村振興連盟理事会

中央省庁の朝は、帰りが遅い分幾分ゆっくりしている感じがする。 特に国家予算を一手に引き受けている財務省ともなると、いつ帰るのかわからないとったことがあるのが通例のようである。 そんな状況の中で、中心になっているのが主計局であり、公共事業担当主計官はものすごい激務であるとのことは、経験された秋田2区選出の現職国会議員さんから聞いておった。 その激務の中、成瀬ダムの予算獲得のため議会の皆さんとともに、我々の地元選出国会議員のご紹介をいただき、主計官に直接要望をすることができた。 かなり厳しい財源の中で、内容を良く精査確認をして、真に必要な予算はしっかりとつけたいとのお話をしていただいた。 朝の10時きっちりに面会でき、今回の二日間に渡る要望会のすべてを終えることができた。 実に内容の濃い要望会であったと思っている。 その後、全国山村振興連盟の理事会に出席した。 東京は小雨交じりの天候で移動も雨となるとやっかいである。 理事会では、来月行われる総会に付議する案件の審議で、原案どうり承認し決定したところでした。 中谷元会長からは、政権交代によって本格的な予算要望編成であり、これまでの事業を良く精査し、内容のある農林業政策にすることが与党の中でも厳しく議論し合い、山間地域の農林業政策、農地の中間管理機構、TPP問題、直接払い制度、林業政策にも抜本的な川上から川下にしっかりと配慮した林業政策にする強い決意が述べられていた。 いかに実態にあった農林業政策にするか、人口減対策、地方の活性化対策など幅広い分野からの施策の展開が求められているところであり、大いに期待したい。 一方、山村振興法が議員提案の時限立法であることから、2年後の見直しに向けて具体的に検討会を開き、より効果のあり法案にすべく、法律の改正などに努力することなども協議しあったところでした。

はさがけの田んぼ

天候が良いと農作業も一気に加速する。 コンバインで刈り取る作業は、ものすごい勢いであり、朝の風景が一変する。 そんな中にあって、はさがけがあちこちで見られる。 はさがけで乾燥させた米は、おいしさが一段と違うといわれている。 村では、このはさがけ米に補助を出す制度を作って奨励しているし、さらにはさがけによる藁の活用は、畜産農家にも牛の粗飼料として貴重であり、これからも大いに奨励して行きたいと思っている。 このはさがけの農村風景は、次第に薄れていってしまうかもしれないが、何とか残したい農村風景ではあります。