山村振興連盟理事会
中央省庁の朝は、帰りが遅い分幾分ゆっくりしている感じがする。
特に国家予算を一手に引き受けている財務省ともなると、いつ帰るのかわからないとったことがあるのが通例のようである。
そんな状況の中で、中心になっているのが主計局であり、公共事業担当主計官はものすごい激務であるとのことは、経験された秋田2区選出の現職国会議員さんから聞いておった。
その激務の中、成瀬ダムの予算獲得のため議会の皆さんとともに、我々の地元選出国会議員のご紹介をいただき、主計官に直接要望をすることができた。
かなり厳しい財源の中で、内容を良く精査確認をして、真に必要な予算はしっかりとつけたいとのお話をしていただいた。
朝の10時きっちりに面会でき、今回の二日間に渡る要望会のすべてを終えることができた。
実に内容の濃い要望会であったと思っている。
その後、全国山村振興連盟の理事会に出席した。
東京は小雨交じりの天候で移動も雨となるとやっかいである。
理事会では、来月行われる総会に付議する案件の審議で、原案どうり承認し決定したところでした。
中谷元会長からは、政権交代によって本格的な予算要望編成であり、これまでの事業を良く精査し、内容のある農林業政策にすることが与党の中でも厳しく議論し合い、山間地域の農林業政策、農地の中間管理機構、TPP問題、直接払い制度、林業政策にも抜本的な川上から川下にしっかりと配慮した林業政策にする強い決意が述べられていた。
いかに実態にあった農林業政策にするか、人口減対策、地方の活性化対策など幅広い分野からの施策の展開が求められているところであり、大いに期待したい。
一方、山村振興法が議員提案の時限立法であることから、2年後の見直しに向けて具体的に検討会を開き、より効果のあり法案にすべく、法律の改正などに努力することなども協議しあったところでした。