カテゴリー別アーカイブ: 政策

目玉政策がどうなるのか

image 政権交代によって農業政策も相当変わった。 特に、米政策を中心にした戸別所得補償制度が存続するのかどうなるのか、しかも、その制度の実際の支払いに当たっても、支払日が、かなりの違いがあり市町村ごとに、農家から問合わせがあったり、苦情もあるようだ。 それも、事務そのものが国の出先機関であるセンターが直接担当しており、県や市町村は関与していないため、実態は分からないのが現実である。 センターの一日に処理する事務能力は2、000件しか出来ないため、そうした問題点が出ているようです。 そこに来て、今度は、生産調整のための調整水田・自己保全管理等からの作物生産への対策で、新たな対策が農水省か示され、その対策の為の計画が必要なことから、市町村や関係団体に調査報告が求められているようだ。 これもまたおかしい話しで、そもそも戸別所補償制度は県や市町村には迷惑を欠けないで、国が全て取り扱うことであった。 そのため、県や市町村には事務的経費は全く交付しないことであった。 それが今回は、市町村に調査依頼があったり、何よりも、その調査内容が、戸別所得補償制度そのものの根幹に関わる大きな問題点をはらんでいることがあるのではないかということが、県の会議で議論された。 そうしたことも、気付かず、面食らってしまった。 制度が成熟するまでは、やはり相当な期間を要するものですし、我々も十分吟味して掛からなければならないと感じたところでした。 いやー、農業政策は難しい! 慎重過ぎでもいけませんが、思い付きでもっていけませんなー。 でも、迅速な行動は求められると思っています。   

県都の除雪

本格的な降雪量となった昨日、県都である秋田市に出張があった。 午前の会議には余裕をもって出掛けたのに、ギリギリセーフ。 午後の会議は遅くまでかかり、更に年末ということもあって、懇親の場もあった。 普段から、各種の事故見舞い制度の認定に当たって、各般からのご意見を頂き、制度の平等化、合理性を判断していることから、一年の総まとめとしての会議と懇親で、話も盛りあがった。 さすがに、その道のプロフェッショナルばかりの委員さんで、私みたいな素人からすると、話しの全てが新鮮で実に勉強になるし、楽しい。 第一に人の話しを遮るようなことが全くない! とかくすると、自己主張が強いように思えるが、それがないのは、それぞれの委員さんのお人柄なんでしょうねー。 これは大事なことで、私なんかは、よく注意しなければならないし、心掛けるようにしたいと思っている。 人の話しを聞けよ!とよく家の女房から注意を受けておる身からすると\確かにそうだと思う。 そんなこともあって、懇親会も盛り上がる中で、帰りは早めに退出したが、道路が渋滞し、秋田市内を出るのに、なんと1時間以上もかかってしまった。 原因は、除雪の酷さですよ!除雪ではなく、除雪していないのではないか?と思えるような状態! 道路は轍(わだち)状態!これでは車は走れないし、交差点は混雑、辛うじて、交差点のみは、融雪剤を散布したんでしょうか、ザクザク! 他は圧雪状態でツルツル! 小路なんかはとてもとても通行出来る状態でないでしょうなー。 災害なんか起きたらどうするんでしょう? 人のことなんか心配するな!と言われそうですが、それにしても酷いもんですよー! 幹線道路を走っても、官庁街から1時間以上もかからないと、脱出できないなんて、考えられないことである。 そう言えば、会議に出た、県職員が今朝は1時間以上かかった、危なく遅刻だった!と言っていたなー。 と言うことは、これが当たり前か?そういうことかもしれないなー。 我々のところでは、それは出来ない! やっぱり除雪だけは絶対に手を抜かないで、しっかりとやるようにしなければならないのです。 生活道路の確保と災害対策を含めた住民の安全・安心の基本ですから。 今冬も万全を期さなければならないと強く感じた、県都の除雪?道路状況でした。 それにしても、わが村の道路の除雪は、来てくださるお客さんが皆感心されている。

幸先良いスキー場開き

ジュネス栗駒スキー場の安全祈願祭とスキー場びらきが行われた。 ここ数年、雪ゼロのスキー場の安全祈願祭やスキー場びらきであったが、今年は全面滑走はできなかったが、一番輸送能力のある第2リフトの運行が可能であった。 圧雪もしっかりと出来、安全祈願が終わった後、早速スノーボーダーやスキーヤーが初滑りを楽しんでいた。 安全祈願祭には議会関係者、経営にあたっている秋田栗駒リゾート株式会社の役員、村内の利用者を代表する小中学校や観光協会、商工会、スキークラブ、東北索道協会秋田地区部会、など多くの関係者が出席してくださりシーズンの安全を祈願していただきました。 スキー場における事故は毎年後を絶たず、訴訟問題にもなる場合がある。 しっかりとした安全対策をとっているにもかかわらず、コース以外での滑走による事故や、スキーヤーとボーダーの安全確認をしないでの衝突事故など、事故の態様は様々で、利用客が少ない割合には事故が多いような気がする。 それだけに、安全対策は慎重に行われなければならないと思っている。 そんないろいろな思いの中で、スキーシーズンが始まった。景気がさっぱりの世情で、スキー人口も減少し、厳しさは続くが、雪を活用した村の振興を推進しているわが村にとっては、スキー場経営は今後もしっかりと、しかも積極的に取り組んでいきたいと思っている。 何と言っても、若者の定住促進の柱でもあり、雇用の場でもあることから、必ずこの産業、スポーツは再び脚光を浴びることとなるものと期待したいし、そのようになるように努力したいと考えている。 そんな思い出のスキー場開きであった。

お祝いに回る

今月の米寿対象者と出生祝いに、村内6人のご家庭を訪問した。 とくに、米寿の対象者は2人だけでしたが、お一人は入院中でお会いできなかった。 二人ともよく知っておる方々で、といっても大体はほとんどの方々は知っているので気安く声をかけることができる。 現役のときは、バリバリ農作業やら畜産をしてのほかに山仕事していた方であったり、後半はゲートボールの選手だったりで、入院と知って気になったりしてしまう。お大事にしてください言うしかなかった。 もうお一人の方は、わたくしが子供のころからわたくしの家に、卵を売りに来たことや、私の両親のこと、農協婦人部や結核予防婦人会活動で頑張ったことや、表彰を受けたこと、その当時一緒に活動した方が今なお98歳になられても元気に声をかけてくれること、あるいはあの方はどうしているんだろうとか、同級生の話などなど積もる話を次々に懐かしく話をしてきている。 これは折角の機会ですし、それを楽しみにしておられる方々も多いので、しっかりと話しこんできている。退出のご挨拶をするときにはなんとなくすっきりとしたお顔になっているようでうれしく思う。 出生者のうちでは、今年は何人産まれるのかな、とかこれからどれくらい生まれそうだとかといった話になり、これはこれで情報交換の場となり、若いお母さん方の勤め先や、どこからお嫁さんになってきたのとかといったこと、出生祝い金制度の話なども話しながら、どんなことを若い世代のお母さん方が求めているのかといったことも話すことができ参考になる。 この子供たちのためにも、若い世代の子育てのあり方、行政としての在り方、などいろいろ考えさせられることも多い。 しっかりと、対応していかなければならない。 総選挙が公示された、国会もそうした一般国民の目線で景気対策、教育、福祉など総合的な方向をしっかりと示してほしいものである。 政治の原点はここにあるのですから。

消防団幹部会と収穫祭

日曜日、久しぶりに晴れ間ものぞくいい天気でした。午後から村の消防団幹部会と滝ノ沢フアーム(農事組合法人)の収穫祭が行われた。 幹部会では、これから冬に向かっての消防団の活動、行動計画の打ち合わせと出初式の日程確認、役割分担などと、さらには現在進められている各集落の自主防災組織の立ち上げに協力することの打ち合わせなどが行われた。 この組織立ち上げや、運営に当たっては消防団が中心的な役割を担っていただく必要があるように考えられるし、その確認と意識をしっかりと持っていただきたいと思っている。 災害時の備蓄倉庫の確認、集落ごとの備蓄の在り方、内容の確認なども普段から確認しておく必要性なども話し合われた。 このあと、滝の沢フアームの2回目になる収穫祭が会員、取引のある関係者もお招きしての30名近い方々の参加で盛大に行われた。 2年目にして水田の直播栽培に取り組み、その成果も期待されたところであり、予想通りの成果がある一方で、新たに取り組んだりんどう栽培での諸課題や、枝豆栽培の出荷時期や高温の夏対策などとともに、出火販売の課題なども課題であることが浮き彫りになったようでした。 しかし、そうした課題は、農産物に取っては常に市場との関係もあり難しい反面、あらかじめ予想しておく必要性もあるようであり、それも織り込み済みといった感じの組織としてのとらえ方をしておるなど、しっかりとした考え方で、不安や混乱なども感じられないと思った。 着実に、組織としての形が整いつつあり、今後の法人運営にも安定感のある運営になるものと感じられた。 今後、村には何か所かの法人が組織化される動きがあり、その先達として大いに期待したいと思っているし、村としても支援していかなければならないと思っている。