お祝いに回る
今月の米寿対象者と出生祝いに、村内6人のご家庭を訪問した。
とくに、米寿の対象者は2人だけでしたが、お一人は入院中でお会いできなかった。
二人ともよく知っておる方々で、といっても大体はほとんどの方々は知っているので気安く声をかけることができる。
現役のときは、バリバリ農作業やら畜産をしてのほかに山仕事していた方であったり、後半はゲートボールの選手だったりで、入院と知って気になったりしてしまう。お大事にしてください言うしかなかった。
もうお一人の方は、わたくしが子供のころからわたくしの家に、卵を売りに来たことや、私の両親のこと、農協婦人部や結核予防婦人会活動で頑張ったことや、表彰を受けたこと、その当時一緒に活動した方が今なお98歳になられても元気に声をかけてくれること、あるいはあの方はどうしているんだろうとか、同級生の話などなど積もる話を次々に懐かしく話をしてきている。
これは折角の機会ですし、それを楽しみにしておられる方々も多いので、しっかりと話しこんできている。退出のご挨拶をするときにはなんとなくすっきりとしたお顔になっているようでうれしく思う。
出生者のうちでは、今年は何人産まれるのかな、とかこれからどれくらい生まれそうだとかといった話になり、これはこれで情報交換の場となり、若いお母さん方の勤め先や、どこからお嫁さんになってきたのとかといったこと、出生祝い金制度の話なども話しながら、どんなことを若い世代のお母さん方が求めているのかといったことも話すことができ参考になる。
この子供たちのためにも、若い世代の子育てのあり方、行政としての在り方、などいろいろ考えさせられることも多い。
しっかりと、対応していかなければならない。
総選挙が公示された、国会もそうした一般国民の目線で景気対策、教育、福祉など総合的な方向をしっかりと示してほしいものである。
政治の原点はここにあるのですから。