カテゴリー別アーカイブ: 地域興し

星野村の意気込み

image image image image image image image image image (随所に見られる石橋) 昨日は朝から前日のグループ討議の結果報告の役割を突如指名され、報告をした。
終わって、星野村の窯元を視察したが、生活に密着した伝統的な陶器は、落ち着いた製品であった。
次には「星野民芸」を見学、製品は全て北海道の樹齢200年を越える桜を使った製品ばかりで、高級品がぞろり。家具であっても驚くような価額であったが、色合いといい、独特の工夫された技術は日本の家具メーカーからも一目置かれる存在となっている。
九州に来られた天皇陛下がお座りになった椅子もあったが、非売品でした。
許されれば欲しいなーと思うサイドボードとテーブルが一体化し、収納もできるテーブルなどは素晴らしい!
二日間で1億5千万円もの売り上げがある、展示会も何回か行われているようだった。つぎには、星野茶の製造工場と本店でのお茶と抹茶を御馳走になった。これまた、とても美味しくいただきました。
最後に、棚田100選の一つである棚田は、4年前の豪雨災害で被災し、ほとんど壊滅的打撃を受け、30段近くもあった棚田が現在は僅かに、数段に作付けしているにすぎないようだ。
こうした視察を通じ、或いは会議の合間合間に多くの方々と意見交換ができ参考になることも多くあった。
早速取り組みたいことも多々あった。
刺激を受けた日本で最も美しい連合の総会であった。

チャレンジデーに参加

DSC_0522[1]DSC_0525[1]   (交流会最後は「ダム式万歳で締めた、この方式は会場にある座布団を積み上げ不安定な体制でも腰を落とし力強く「万・ざーい」と三唱するもので、なんでもダム関係者の伝統的な方式なようです、どこかユーモラスなものです、ダム専門家は安定していますが、村の職員ではどこか不安定です) 笹川スポーツ財団が主催するチャレンジデーに参加して今年も参加することにして9回目になります。 全国のほぼ似通った人口規模の自治体や地域の団体と参加率を競い合うもので、どんなスポーツでもよく、一日15分以上の体を動かすスポーツ活動、ウオーキング、体操などとにかく体を動かし健康な毎日を送れるようにしようとするものです。 ここ8回の成績は3勝3敗1引き分け、1回は勝敗なし(東日本大震災)という結果になっています。 昨日の実行委員会でも多少話題になっていましたが、確かに対戦相手に勝利することは大事であるし、その目標に向かってより多くの参加を募ることも大事である。 しかし、家族皆で朝の一時ラジオ体操をやるとか、あるいは夜の体育館でのスポーツに親しむことも大事であるし、健康を考えながら家族あるいは地域の方々と体を動かしながら親睦融和を図ることもとても大事であり、これもまたこの事業の趣旨にも沿うものと考えています。 今年は5月25日午前零時から午後9時までの間に何らかの運動に参加するようにしましょう。 今年の対戦相手は長野県南相木村、群馬県上野村に接している人口1,068人の村ですが、東京電力の大変規模大な揚水電力用ダム「南相木ダム」がある村で、日本のほとんどの地方自治体が国の地方交付税を交付されているのですが、この村はこれを受けなくともよい地方交付税不交付団体となっている村です。 村長さんとお互いの健闘のためエールの交換をしようと日程調整をしようとしているのですが、なかなか日程がとれず今年はメールでのエール交換することにしました。 この会議の後、今年度初めての「成瀬ダム連絡調整会議」を開催し、工事推進に伴う波及効果や事業に対する意見交換、懸案事項の確認、今後の日程や工事進捗に伴う現場視察などを行うことなどを話し合った。 意見交流会も年度末に懸案事項も一定の方向性が示されたことから、和やかな雰囲気で行われた。 先月は、成瀬ダム工事事務所の着工式も行われ成瀬ダムの地元としてもこの流れをしっかりとつかみ、村の振興発展の起爆剤となるようにしなければならないという思いを強くしているところです。

村祭り

image image image 地元の鎮守様である、観音様のお祭りが昨日行われた。 風が強く小さな子供達には少し厳しかったようだ。 それでも3地区の親子会と青年会の納め物が今年も威勢良くおさめられた。 各家庭を回り家内安全を願う祭りの歌を歌いながら御祝儀をいただき4時間近く練り歩き、正午過ぎから午後2時近くには全て納め終わった。 村のなかでも4つの納め物があるのはこの地域だけで、これも伝統かもしれません。 神社に納めるには3回ぐらいは押し合いがあり、なかなか納められず子供たちも真剣に階段をかけあがっていました。 この後は、各家庭を回って無礼講で御馳走になって歩くすがたがありました。 この日だけは、自由に子供たちもどこの家でも遊びに行けるので、次々と走り回っていました。 我が家にも、若い人たちが入れ換わり立ち代わり来てくれ賑かであった。

342号線冬季閉鎖解除

DSC_0363[1]           DSC_0359[1] 国道342号線が待ちに待った冬季閉鎖からやっと解除された。 今年は雪が少なく除雪も順調に進み、当初では28日の解除予定が二日前倒しで通行できるようになり、26日正午に通行できるようになった。 道路交通の安全と栗駒山登山、栗駒山荘などの施設全般の安全を祈願しての安全祈願祭と開通式を行った。 毎年のことながら、降雪状況によっては開通が不定期であるもののほぼゴールデンウイーク前には関係者の皆さんのご努力によって開通している。 ところが、県境をまたぐ国道であるために、秋田県、岩手県の管理区間があり、同時開通はなかなかままならないような状況の年もあった。 国道などの幹線道路は当然のように県境の山越えが多く、除雪の難儀さと落石などもあり苦労が絶えない管理であろうと思うが、お客さんからすると周囲の雪が消えているのになぜ通行できないんだと、抗議の電話や、行き止まりになってしまっている状況に抗議のお小言を頂戴する羽目になってしまっているのが、現場である栗駒山荘や須川高原温泉さんであり、栗駒屋(お土産屋さん)でその対応も一苦労であるようだ。 その抗議電話はもちろん我々の役場や観光協会などにもよせられている。 これも徐々に解消するよう道路整備の充実、春山除雪の早期開通に向けてこれからも努力して参りたいと思っている。 今日の開通式には秋田県から雄勝振興局の三浦局長、建設部長、工務課長、副主幹、主査などの関係者、大関県議、佐藤県議からもご出席していただき、道路視察をかねて現地も見ていただきました。 村からも、議長、産業建設委員長などからも御参加いただき安全を祈願していただきました。 残るは、国道397号線と、県道・仁郷大湯線(旧栗駒有料道路)でこれが開通しないことには、周回道路の開通にはならず、お客さんにとってはとても不便なことであり、早期の開通を期待したいし、仙台圏や首都圏からの誘客はなかなか思うようにならないことになります。県南一帯特に湯沢雄勝、横手平鹿地域にとっては重要な路線であると考えており、県境はさんでの観光事業の推進、誘客はなかなか進めにくい面がある。 いわゆる「県際観光」の重要性をこれからも発信し続けていきたいと考えているところです。

あきたの創生は「美」から

image image image image 午後から「あきた創生シンポジウム」が開催されこれに出席した。 午前中は水源造林関係の会議に出席した。 シンポジウムはH銀行主催によって開催され、著名なパネラー11名が参加しての約3時間、大変濃密なシンポジウムとなった。 内容的には、事前にあきた創生アドバイザリーによる非公開での議論を集約してのシンポジウムで、人口減少と秋田の創生についての対応策を具体的に提案するものであった。 参加者それぞれが感じるところがあることでしょうが、私は資生堂顧問である関口近子さんの、ネットに「美」入れると「美の国秋田」が出てくるがその後が全くない!美の国秋田を標榜しながら何故なの? 秋田美人を作るとか、美肌を作る温泉とか、水だとかを売り込むべきでないか。 ここで、そうだよねー!我が方の「やまゆり温泉」アルカリ性温泉、美肌の湯などをもっともっと売り込むべきでないか、そのためにはアルカリ性の温泉の効用を学術的にも調査しバックデーターを揃えて説得力ある売り込みをしたいですね! もうひとつ、「里山資本主義」の著者であるパネラーの藻谷浩介さんの人口減少と地域創生の考え方についての意見に賛同を覚えたし、事例として我が東成瀬を何回となく紹介した。 是非我が村で講演をお願いしたいと話もさせていただいた。 快諾してもらった。