カテゴリー別アーカイブ: 物産

有田町の課題

image (有田焼の鉱石山) image (初代町長.toto創設者・の旧家での説明をしてくださいました町長) image (柿右衛門窯) image (伝統的重要建造物群が3kmにわたって立ち並ぶ) image (改修工事中の主屋) 行政視察の三日目は、有田焼の佐賀県有田町を視察した。 来年が有田焼400年目の記念の年。 原材料の鉄分を含んだ山を所有してる有田町であるが、その山全体を掘り出し現在は僅かにその場所を使ってはいるがそのほとんどは、優秀な鉱脈を持っている天草から運んでいるとのことであった。 一般的に、有田焼は値段が高い!との感触であるが、1300度の高温で約3回も焼きを入れる作業と独特の色合いと、それが変色しない技術、陶器と磁器の違いなどを考えると、その有田焼の特徴からしてもさもありなんといった感じであった。 しかし、最近は、お茶碗一つとっても割れたら100均で買える時代で、その販売額は、激減し、極めて厳しい環境にあるようでした。 400周年を契機に、来年は大きな構想のもとに、次の時代に向けた人材育成などや、これまでの商品を持ち歩いての営業活動から観光客誘致等総合的な振興等に向けて、来年一杯徹底的なキャンペーンを張る計画であるとのことであった。 柿右衛門窯等も実際に見学させて頂きましたし、ここでは職人さんがたが35人ほどでそれぞれ完全分業で、それをトータルで作品として完成させるのが、伝統の家系を引き継いだばかりの、15代柿右衛門さんの重要な役割となるとのことであった。 有田焼の窯元凡そ200軒があるがその建物の多くが伝統的重要建造物として文化庁から指名を受けており、その建物も約3kmにわたってあり、落ち着いた町並みでもあった。 しかし、その3kmを一般車両がある程度のスピードで走るものですから、結構問題となっていることから、そうしたことも今後の課題となっているとのこと。 ゴールデンウィークには、毎年有田フエアーが 開催され、100万人が来るそうです。 町長さん自ら説明をしていただき、初代村長から寄付された家での交流会でとても活発な街であると感じたし、説明を受けることが大事なことでもある。 地方創生対策でも積極的にこうした事業に当てていく計画と感じたところでした。 課題や規模は違っても、悩みは同じであるとお見受けしたところでした。

武雄市と白石町を視察

image image (武雄市の図書館) image (白石町のマスコット・みのりんちゃんと) image (挨拶をして下さいました田島町長) image (研修中) image (合併して建設した3年目の庁舎が立派) image (干拓地ではムツゴロウが跳び跳ねていました) image (干拓記念館展望台から有明海を望む) image (白石町の田島町長さんと) 図書館を蔦屋を中心としたccc民間化(カルチャー、コンビニ、クラブ)株式会社を指定管理者としての複合的図書館運営に先駆的に乗りだし見事に成功している施設を研修した。 施設には、スターバックスコーヒーも入り、コーヒーを飲みながら読書をすると言う、画期的な取り組み、更には開館時間も大幅に延長し、年間の閉館も極力少なくし、限りなく通年で開く方向に向けて着々と取り組んでいる。 次には、有明海干拓地の白石町の六次化産業の取り組みを町長さんの他8名もの課長、係長の説明を受け、干拓地の現地を丁寧に見せてもらった。 基本的には二毛作で、農地の利用率は180%といいながらも、後継者不足、農業従事者の減少率が大きく、その対策に懸命な対策を取っていた。 かなり、強硬な日程での研修であった。

今日は夏至

朝ご飯の時の会話で、「今日はだなー」と言ったら、家内が「えっ、夏至かー、もうだんだん日が短くなっていくんだなー」と何となく元気なく言う。よく考えたら、今日は妻の同級生がなくなりその葬儀と弔辞を述べるとのこと、ことさら日々の移ろい、命のはかなさなどを重ねそうしたことに敏感になっていたのでしょうか。 昨日はもの凄い暑さが午前中から午後にかけて続き、村の中でも、新緑祭りにほとんど村外、それも県外ナンバーの方々の車が岩井川の加工研究所と直売所に来てくれました。草餅配りは始まってたちまちなくなってしまい、山菜鍋は好評で大きな鍋もたちまち空っぽ、次々に新しい鍋を準備する忙しさであり、山菜の天ぷらもこれまた好評、取れたての野菜や山菜も売り切れ、すぐにほしいとの注文も出るようでした。やはり地場のものを地場で食べて、取れたて野菜、山菜は例えば少しぐらい高くても、本物志向と安全な食品に対する消費者の動向は年々高まっていくような気がします。 成瀬川漁協恒例のます釣り大会は、少し川の濁りがある中で、それぞれのポイントでたくさんの釣りマニアが訪れてくれました。 こちらにも、県外ナンバーの車がたくさん来てくれていましたし、渓流釣りの情報誌でも、村の河川はそれなりに注目されておるようで、根強い人気のスポットとして紹介されているようです。 特に、これからの鮎については成瀬川の鮎は特別とのこと、まるまると太った魚体は絶品とのことで、私も知り合いの方から毎年秋にはご馳走になるが、何とも言われないくらいのおいしさで、私の孫にも鮎の食べ方を教える至福の時間でもある。 一昨日は那覇にいる息子夫婦から、父の日プレゼントにビールが届いたし、家の嫁さんからは大吟醸酒の雪月花とつまみのプレゼント、なんだこりゃ-、いずれもアルコールだぞ!でもうれしいものです!ありがとうさん!皆元気で!    

東北六魂祭

image image image image image image 東北六県の代表的なイベントを一堂に会した、「東北六魂祭 」が秋田市で開催された。 30日が航空自衛隊のブルーインパルスの高度な飛行がメーン行事になっていたのかかなりの人出であったようだ。 暑くて、熱中症にもなった人も出たとか。 昨日は一転して寒いくらい、朝方は雨もあり屋外でのイベントの難しさがこうしたことにもある。 それにしても、東北を代表するイベントが一堂に会して、披露され心を一つに東北の復興支援にあたれることは大きな意義があるものと思った。 また、東北うまいもの会場も大にぎわいで、村からの物産販売も結構な人気であったようだ。

「東成瀬村食堂」でランチ

image image image image image image image image image 茨城県水戸市の水戸駅エクセルホテル6Fで営業展開している「東成瀬村食堂」が営業をはじめて1年あまり。 地域お越し協力隊員の佐藤喬さんが3名のスタッフと共に頑張っていた。 訪問したのは、お昼を過ぎた午後2時過ぎでしたが、お客さんは私がおる間は、入れ替わり立ち代わり常に15名以上もおり、結構繁盛していた。 村の食材に拘り、米、味噌、山菜、きのこ、米麹、などを中心にしたメニュウーで「東成瀬村定食」、つまりランチのご提供、一品メニューもあり、これを注文してビールや日本酒で楽しんでいる人や、5、6人でやっているグループもおりました。 私は定番メニューのランチをいただきましたがおいしかった。 連れの家内には、海士町の「離島定食」を食べてもらった。 こちらも、海士町の食材とイワガキを食べて満足。 ちょっと失敬して、塩辛とスルメイカの塩辛もおいしかったなー。 更には、この食堂では、島根県海士町の離島キッチンとも提携し、海と山の食材で食事、物産の販売も行っており、二つの異なる地域の物産を紹介する役割も担っている。 村からの食材購入も安定的に注文があり、1年間の予定を延長しての営業で、このあと東京での出店に向けてアンテナショップの役割、村の紹介、観光客の誘致などもあり具体的な検討をしていくことになります。 この試みは一定の成果があったと思っている。 東京出張の折りに寄って見ようと考えていたがなかなか時間がとれず、今回は思いきって出掛けたが、水戸までの交通アクセスは慣れていない為に大変でした。 東京から特急だと1時間ちょっと、快速だと2時間30分近くかかかり、これは難点です。 尚、スタッフの一人は今春大学を卒業し既に住所を村に移し、村の食材研修、物産開発などをしながら、今後の事業展開に当たることになっている。 多いに期待したい。 新たな展開になるかどうか。 しなければならないとも考えている。