カテゴリー別アーカイブ: 健康、医療

最高の出品でにぎわう

  今年が45回目になる平成24年度東成瀬村産業祭が好天の中で、村民体育館を主会場にして多くの農産物や農産加工食品、民芸品などの出品で大いににぎわった。 今年からは、玄米の部も設けられどれだけ出品されるか気にしていたが、結構出品していただきうれしかった。 素人目の私にはその出来具合は判断はできなかったが、農家の方々にはよくわかるようで、いろいろと参考になったようでした。 この夏の猛暑は農作物にどのような影響を与えたか大変心配していたが、これだけ多くの出品があるということは、農家の方がたの技術と努力によって克服したものと思われうれしい限りである。 また試験的に栽培している、育苗センターなどでの葉物野菜も紹介されていたが、やわらかくおいしかったし、大いに期待されるのではないだろうか。 今年からは、日本で最も美しいい村連合主催の写真コンクール作品のすべてが会場に展示され、その素晴らしい作品は写真フアンにとっては全国レベルの作品であり、一見に値するものであると感じた。 また、村内の観光写真なども飾られていたし、小学生の習字なども協力していただいておるようであった。 3・11大震災の被災地である、岩手県大槌町の被災者のお菓子なども売られていたし、宮城県名取市閖上地区の海産物の即売会も人気を博し、昨年に引き続き大賑わいであった。 この出店のきっかけつくりになった名取市のO県議会議員さんからは、ふるさと納税としてご協力をいただきました。ありがとうございました。 東成瀬中学校には、閖上中学校の野球部とバスケットボール部が一泊二日で来校し、親善試合を行っていました。 いろいろな工夫を凝らして、内容の豊かな産業祭となりつつあるようで関係者の皆さんに心から感謝申し上げたい。 また、防災センターでは、自主防災組織結成に向けての防災講習が部落長、自治会長さん方を対象に開かれましたし、村独自の防災支援員2名を委嘱し、これから具体的に自主防災組織立ち上げに向けてご協力をいただくことにしました。 恒例の健康相談も行われ、私も骨密度測定を行ったもらったところ、十分な密度であるとの判定で少しその分では自信を持ってもよいのかな。

森林セラピーで地域起こし

image image image 広島県境に近い島根県飯南町を視察した。 尾道・松江線の高速道開通による飯南町の発展性は厳しい環境下になることが予測されていたようで、このことは、高速交通体系の下ではどの地域でも大きな課題となっているように感じている。 その課題解決策としての小さな田舎(まち)からの「生命地域」宣言、〃いのち彩る里飯南町〃では、森林セラピーなどによる地域興しに取り組んでおられた。 石崎町長さんから町の概況をお聞きし、第3セクターのフロンテイア・あかぎ、の阿部社長(元特定郵便局長)から具体的な事業取り組みについての研修を受けた。 この話しで特筆すべきは町の総合振興計画に対して、第3セクターである「あかぎ」がどのように協力するかということと、何を成すべきかをしっかりと課題として、あるいは会社の方針として捉えていることであった。 町の91%が森林で、その資源を有効に活用し、通過型の観光客誘致から滞在型観光、健康、福祉、介護までも含めた森林セラピーを通した地域興しに取り組んでる行政運営はとても参考になった。 森林セラピーによる健康維持は大事であり、中長期的に渡る滞在を通して、収容能力は20人と少ないが、セラピストによる案 内とテレビなどはない清潔感一杯のホテル、地元の食材中心の食事などは、大変な好評で、広島県など都市部からの利用が倍増しているとのことであった。 この申し込みは、旅行業資格のある会社に一本化し、旅行プランから食事まで総てできる仕組みにしており、良い試みであると思った。 やまといもという特産品の生産取り組み、町の発展計画との整合性、協調性、高速交通体系からはずれた場合の考え方、次善対策等々大いに我々も参考にしなければならないと感じた視察研修であった。 スキー場とホテルプラン、栗駒山荘、焼石、栗駒、広大な森林資源、原生林、散策コースの設定、森林セラピーの育成、ガイドの養成とコース、案内の義務づけ、特産品としての、平良かぶ、トマトなどやれることはたくさんまだまだあると思った。 考えれば無尽にある資源を私達は持っていることを感じた視察でもあった。 セラピーは、人間の持っている五感のうち、70%は視覚を使っているそうで、目を閉じて、他の五感を活用し健康維持に活用することも、セラピーの一つであることをわずかな時間に感じた。 単純なのかな

スポーツ月間を楽しく

10月を「スポーツ月間」として集中的に、多くのスポーツを村民の方々に楽しみ、親しんでいただこうと企画してからすっかり、なじんできた感じがする。 昨日は、村長杯の「パークゴルフ大会」が開かれて私も参加した。 少し曇り空ではありましたが、たくさんの方々が参加し、普段あんまりスポーツに参加しない方々も参加してくれていたようで、その意義も普及してきているように感じた。 一方で、全体的には参加率が少し落ち込んでいるような話もあり、今後の課題として取り組む必要がありそうである。 秋田県でも「スポーツ立県秋田」として積極的にスポーツを普及しようとしているが、村ではすでに、スポーツ月間としてスポーツ普及に、取り組んできている先進的な取り組みとも言えると思っている。 この取り組みは、スポーツによって「健康」という分野からの取り組みにもかかわってくる重要な取り組みであり、これは今後も充実するようにしていきたい。 そのためには、職員も含め多くの方々が、スポーツの持つ重要性、多様性を認識して、楽しく、気持ちよく、気軽に日常生活にも取り組んで行けたらどれだけ、良いかと思うところでもある。 それどころではないと、おっしゃられる向きもありましょうが、それだけではなく、もっともっと深い大切なものがるように感じている方も結構おられることが、昨日のパークゴルフ大会で感じたところでした。

国保地域医療学会で研修

image image image 第52回全国国保地域医療学会に出席した。 今年の開催地が熊本市で、村からは3名が出席した。 この学会は「地域包括医療・ケアに新しい風を~火の国くまもとから吹きわたる~」をテーマにしている。 このテーマは、地域医療を医療と福祉を包括的に考え、より良い住民の健康、福祉のあり方を追求しつつ実現していこうとするものと考えている。 この学会には、国保関係の医師、保健師、看護士、検査技師、療法士、技師、事務職など幅広い分野の職種が研究した成果をポスターに image して掲示し意見発表をし、会場との意見交換をして以後の活動に役立てている。 普段そうした活動がなく、ただ忙しく毎日を過ごすのではなく、目的を持って、診療所などの医療活動、保健活動、指導などを福祉を含めて包括的に活動していく必要を私は強く感じている。 これを、これからはさらに福祉施設、ケアネを含めた関係者が一体となった活動にも連携がとれるようにしていけらより一層効果が出てくるものと考えている。 こうした方向にいくように、少しずつ近づけたらと願っているし、期待したい。 この学会では、診療所などの施設開設者としての、首長も出席している。 これには、在宅医療、診療報酬改定、施設整備、医師確保、在宅介護、など幅広い分野からの地域包括医療の連携などを議論、研究しあう学会で、ここから全国的な地域医療の方向性を確認しつつ、そのありかたをしっかりととらえたいと感じている。 単に同じ悩みがあることを知るばかりではなく、今後の有り様を考える大事な学会ととらえている。 この地域包括医療の考え方は、山口昇広島県みつぎ総合病院の名誉院長が提唱した制度であり、既に38年を経過しているとのこと。 我々首長は住民の船頭役として頑張るべきとの山形県小国町立病院の阿部院長さんの提唱に、心してがんばらなければならないと強く感じた image