国保地域医療学会で研修

image image image 第52回全国国保地域医療学会に出席した。 今年の開催地が熊本市で、村からは3名が出席した。 この学会は「地域包括医療・ケアに新しい風を~火の国くまもとから吹きわたる~」をテーマにしている。 このテーマは、地域医療を医療と福祉を包括的に考え、より良い住民の健康、福祉のあり方を追求しつつ実現していこうとするものと考えている。 この学会には、国保関係の医師、保健師、看護士、検査技師、療法士、技師、事務職など幅広い分野の職種が研究した成果をポスターに image して掲示し意見発表をし、会場との意見交換をして以後の活動に役立てている。 普段そうした活動がなく、ただ忙しく毎日を過ごすのではなく、目的を持って、診療所などの医療活動、保健活動、指導などを福祉を含めて包括的に活動していく必要を私は強く感じている。 これを、これからはさらに福祉施設、ケアネを含めた関係者が一体となった活動にも連携がとれるようにしていけらより一層効果が出てくるものと考えている。 こうした方向にいくように、少しずつ近づけたらと願っているし、期待したい。 この学会では、診療所などの施設開設者としての、首長も出席している。 これには、在宅医療、診療報酬改定、施設整備、医師確保、在宅介護、など幅広い分野からの地域包括医療の連携などを議論、研究しあう学会で、ここから全国的な地域医療の方向性を確認しつつ、そのありかたをしっかりととらえたいと感じている。 単に同じ悩みがあることを知るばかりではなく、今後の有り様を考える大事な学会ととらえている。 この地域包括医療の考え方は、山口昇広島県みつぎ総合病院の名誉院長が提唱した制度であり、既に38年を経過しているとのこと。 我々首長は住民の船頭役として頑張るべきとの山形県小国町立病院の阿部院長さんの提唱に、心してがんばらなければならないと強く感じた image