カテゴリー別アーカイブ: 議会

議会決算特別委員会

24年度に村が執行した一般会計、特別会計の決算状況を審議する村議会決算特別委員会が二日間の日程で開催され、その初日の審議が開かれた。 一年間の歳入歳出、事業の説明などそれはそれは膨大な資料の提示が求められ、職員もその準備にかなり慎重に取り組み、多くの時間を割いて準備した。 本当に仕事とはいえご苦労を掛けた、ご苦労様でした。 その資料も、事業内容をかなり詳しく説明しており、求められる資料も年々厳しくなっているようだ。 かっての決算特別委員会などでは、提示資料などはほとんど全くなく、決算書のみでの一発審審議で、議論もかみ合わなく、しかも審議もあっちに行ったりこっちにいったりと審議時間の無駄も多かったように感じている。 ところが、議会でもそうした無駄な時間を少なくし、効率的に決算審議をするためにこうした資料の提示を求め、より具体的に事業内容に踏み込んだ審議ができるように改革してきたところであると思っている。 決算審査は、どちらかというと、すでに終わってしまった事業の審議であり、予算に比べ軽んじられがちであるが、実は、そうではなく、翌年度以降の事業計画の参考になる重要な反省と検証作業でもあり、その審議内容如何によっては、翌年度以降の予算化に大きく影響するものと私は考えている。従って、議員の考え方や議会の意向も知ることができる重要な内容を含んでおり、じっくりとその委員会に出席して私自身改めて事業内容の確認をしているところですし、私がお答えしなければならない事業には積極的に答えるようにしたいと考えているところです。 そうした視点での大局的な議論、審議であることを心から期待しているところでもある。 一日目を終えて、いくつかの課題も見つけ、事業の深みをつけるとか、内容の充実を工夫するとか、新たな取り組みの必要性なども感じている。 私自身もよく理解できなかった事業もあり、別の視点からの見直しを強力に進める必要性もあるように感じた事業などもあった。 やはり、決算は今後の事業推進にあたって重要な内容を含んでいることがあるものです。

二人の一般質問

議会が再開された。 昨日は、二人の議員から一般質問を受けた。 お一人からは、第3セクターの運営に関する項目と、スキー場運営の指定管理に係るリフトの補修、整備費用などのリフトごとの経費内訳などを含めて、会社設立以降(平成3年度)からの取締役の変遷、累積赤字に関しての取締役会、総会での意見などについての質問であった。 同時に、第3セクター運営に関して、原価率の徹底指導と、職員に対する営業活動を含めて意欲喚起などのための指導などに対し、相談役を配置したことによる影響など、幅広い分野に対しての質問であった。 全般的には、指定管理料の支出と「東電」からの補償費もあり、前期はこうした努力とが相まって単年度黒字決算を打つことができたことを既に議会には報告していた。 今回の質問はこうしたことに対する内容で、改めて、私の基本的な考え方を申し上げ答弁とさせていただいた。 株主さんからは、黒字決算について、第3セクターとして頑張っているとの評価をいただいておることも申し上げた。 第3セクターとしての会社経営は非常に厳しいものがある中で、議会からもご理解をいただき議決の上に、設立・運営し、その目的である雇用の創出と地場産品の供給の場としての役割を果たすため、株主さん方の理解もいただき、懸命の努力によって十分とは言えないまでもそれなりにその役割に応えているものと考えているところであることも申し上げた。 お二人目からは、村の大きなイベントである「仙人修行」の参加者が4にと極端に少なかったことに対する原因と計画性、PRの在り方、新たな取り組みの姿勢に欠けるのではないかとする指摘など厳しいものがあった。 これはそうしたことが否めず、私が折あるごとに、あるいは年頭のあいさつなどで申し上げている「前例踏襲の打破」がいみじくも現出したことによるものであり、反省していることを申しあげ、改善を約束したところでした。また「国文祭」関連の昔語りについても後継者の育成に対す考え方も質問された。 また、最近の豪雨災害、豪雪対策などに対する基本的な村内の情報収集が不足していることによる根本的な対応が遅れるのではないかといった指摘もなされた。同時に、基本的な資器材の備蓄、準備がどがどのようになっているかといった質問もあった。 こうしたことに対しても、しっかりと対応することとしたい旨お答えした。 こうした一般質問を通じて、我々が日常業務として取り扱っている中での気づかない重要な指摘があり、謙虚に反省し、早速行動を起こさなければならいと職員ともども気持ちを引き締めていかなければならいし、確認の上、具体的・計画的に進めていかなければならないと考えているところです。 空には、秋の雲なのか、孫から「羊雲だよ!」と教えられて仰ぎ見れば見事な、まさしく「羊」雲でした。 雲を見るとなぜか気も安らぐのです。

平和の火リレー

第25回秋田県青年女性反核・平和の火リレー集会が役場前で行われた。 羽後町をスタートし湯沢市役所から東成瀬村での集会後、横手市に平和の火をリレーしながら、沿線住民に平和の尊さ、反核運動の重要性を訴えて、若い方々がその意気込みをしっかりと植え付けておりました。 25回目になる今年も、青年たちにその趣旨をしっかりと後世に引き継いでいただくように期待し激励をしたところでした。 折から、昨日は9月議会の開催日とあって、この集会に間に合うかどうか微妙な時間帯であったが、どうにか間に合い、ご挨拶できて良かった。 原発事故が世界的にも大きな話題となっておる中で、原子力の平和利用のあり方などについても、それぞれの考え方があって、議論のあるところであるが、平和利用のあり方については、徹底した安全性の確保がまず守られなければならないところであり、ましてや、」「核」の問題となると全くの論外である。 そうした視点でのこの運動は若い世代のみならず広く広げられていかなければならない課題であると考えている。 村議会では冒頭の挨拶で、村としての通年議会についての考え方を申し上げ、さらに議案のすべてを上程し、9日からの本格的な審議に望むことになりました。 一昨日から、なにやら蒸し暑く、雨模様で、関東地方では2日連続の竜巻被害が出たり、一方では雨による被害が出るなど、日本列島の気象がどこか変である。 地球温暖化が及ぼしている影響なのか、今後の気象には十分な対応が求められるように感じられてならない。 心配だなー。 この日は、小雨の中、村制施行125周年記念の「未来号Ⅱ」の封入が行われた。 どんな夢がかかれているのか、後世にしっかりと伝えてほしい。  

9月議会に向けて

9月議会が今日から始まる。 昨日一昨日と、人間ドックに入り健康診断をしていただいたが、すぐには出ない検査結果をのぞいて大きな問題点、健康上の課題もなく一部主治医の先生と相談してくださいと指摘されたことが何点かあったのみで、まあまあかなと思っている。 体重が手術以来なかなか増えないで、どこかに問題、困ったことと言えば、服装などが体に合わなくて、これには参ってしまうくらいである。 健康上も問題もなく、しっかりと議会を乗り切りたいと思っている。 村議会では、村議会改革の一環として、いわゆる「通年議会」に関する特別委員会を設置して、研究されてきた。 その結果を、議会に報告したことを受けて、我々執行部としましても、議会の意向を尊重しながら、協議を重ねてきたところです。 数年前に 、鹿児島県のA市長と市議会が対立し多くの専決処分を乱発する事例が頻発し、しかも議会定例会を開かず、更に臨時議会の開催要請にも応えないという異常事態になり、自治体関係者のみならず県、国も相当苦慮されたようですが、そうした背景もあってなのか、地方自治法が改正されました。 それによると、通年議会は、多様な層の幅広い住民の意見を反映し、弾力的な議会運営を可能とする通年会期の採用を制度化するとした自治法改正の趣旨に添った判断とも理解し、それが村民福祉の向上に資するするものと考え、村議会、執行部がお互いに協議・理解の上で合意しつつ試行する方向で進めていきたいと考えている。 今議会でも議案審議の過程などでも課題、協議対象となりうることもあるものと考えている。 もとより、議会の招集権は長にあることは法律に明記してある、しかし昨年臨時議会の招集権を議長に付与することができるという制度改正がなされるようになった。 ところで、我々は専決処分などもどこかの自治体みたいに乱発したこともなく、やむを得ず専決処分することも限定的であったし、これからもその方向はしっかりと守って行かなければならいことは自明の理である。 この、通年議会制導入はあくまでも議会活動の活性化、議会機能発揮などを議会自らが模索研究した結果であるものではないかと考えているところです。 9月議会は、平成24年度各会計の決算を審議する重要な議会であり、翌年度以降の村政運営の参考となる大事な審議を控えている。 活発な議論の議会となるものと考えているところです。 散歩の道すがらやお隣さんの畑にある花に「おはよう!」と声をかけながら気持ちをいやしている。      

お盆前に一段落

朝の一番に第三セクターの職員に決算手当(夏のボーナス)をお渡しした。昨年度の決算期、職員にはいろいろな意味での取り組みをお願いし、その結果単年度の黒字決算となった。もちろん東電からの補償金などもありましたが、何よりも、会社経営の基本にかかわる改善、意識の徹底が浸透したことがあると判断できたし、その結果が決算に数字で示されたものと考えている。  この傾向をしっかりと継続していくことを期待してのボーナスとしたものです。わずかではあるが、しばらくぶりのボーナスであり、私としても少し職員に報いることができてほっとしているところである。  時間もなく直ちに、臨時議会を招集しており、この会社の決算状況を報告し、臨時議会で補正予算案をご審議していただき可決していただいた。  内容は、新たな温泉の泉質が、PH値が9.8と高くまた、硫化水素値も高く、そのまま放流できず、それぞれ処理施設により処理の上放流する装置の工事が必要なことから、補正予算を編成したものです。  また、防災デジタル無線(同報系)施設整備事業を今年と26年度で整備する為の継続費の設定、全県消防大会経費など1億6640万円を追加する補正予算で、総額35億3千55万7千円の予算となります。  この補正予算を原案通り可決していただき、温泉の施設整備に拍車がかかり、さらに、防災無線工事にも早期の整備に向けて計画を進めていくことができることになります。  この議会で、新温泉の名称を「やまゆり」温泉とすることを名称公募選定委員会の審議を経て決定したことも報告させていただいた。  この議会終了後には、山形新幹線の大曲までの延伸期成同盟会の総会が開かれ出席した。  相互交流の必要性、新幹線が延伸したからと言って必ずしも地域の活性化には直ちにはつながらいことを新庄市長さんがあいさつの中でで述べられていたことが印象的であった。つまり、駅周辺のみは賑やかになるが、地域全体にその効果が広がるようにするためには、総合的な交流、多面的な施策がなければならないことを述べておられるのであると感じた。  国会議員3名県議会議員4名も出席しておられました。県からは課長が知事代理として出席されていた。  終わって、山形鉄道株式会社の公募社長・野村氏のユニークな経験、経営術などの講演があった。  夕方には、滝ノ沢地区の夏祭りがありこれにも参加した。最近目覚ましいい地域活動をしている地区で、こんなに劇的に変わった地域も珍しい。  活動内容も豊富で、毎週農林産物の直売施設の運営やら、村での集落営農の本格的な法人を立ち上げ村の農業の先導役を果たしてくれているなど、本当に目覚ましい活発な活動をしてくれている。  今年から村で募集した「地域おこし協力隊」に応募した中村君、佐藤君の二人も子の夏祭りに参加し、地域の方々と積極的に活動に参加する役割を作ってくれ、その場で活動の状況などを紹介するなど、幅広い範囲での活動をしてくれ嬉しい限りです。  そんなこんなで、この地域でも生ビールを飲み、手作りのごちそうがバイキング方式で提供され、孫たちも連れて行っておにぎりやら、焼きそば、かき氷、野菜、煮つけ、お好み焼き、さらには金魚すくいを楽しんだ。おまけにお楽しみ抽選会などでは一番に当たり、特性リンゴジュースをひと箱いただいてしまった。  それはそれは盛りだくさんの内容で、会場は帰省客やらほかの地域からのお客さんでいっぱいであった。