二人の一般質問

議会が再開された。 昨日は、二人の議員から一般質問を受けた。 お一人からは、第3セクターの運営に関する項目と、スキー場運営の指定管理に係るリフトの補修、整備費用などのリフトごとの経費内訳などを含めて、会社設立以降(平成3年度)からの取締役の変遷、累積赤字に関しての取締役会、総会での意見などについての質問であった。 同時に、第3セクター運営に関して、原価率の徹底指導と、職員に対する営業活動を含めて意欲喚起などのための指導などに対し、相談役を配置したことによる影響など、幅広い分野に対しての質問であった。 全般的には、指定管理料の支出と「東電」からの補償費もあり、前期はこうした努力とが相まって単年度黒字決算を打つことができたことを既に議会には報告していた。 今回の質問はこうしたことに対する内容で、改めて、私の基本的な考え方を申し上げ答弁とさせていただいた。 株主さんからは、黒字決算について、第3セクターとして頑張っているとの評価をいただいておることも申し上げた。 第3セクターとしての会社経営は非常に厳しいものがある中で、議会からもご理解をいただき議決の上に、設立・運営し、その目的である雇用の創出と地場産品の供給の場としての役割を果たすため、株主さん方の理解もいただき、懸命の努力によって十分とは言えないまでもそれなりにその役割に応えているものと考えているところであることも申し上げた。 お二人目からは、村の大きなイベントである「仙人修行」の参加者が4にと極端に少なかったことに対する原因と計画性、PRの在り方、新たな取り組みの姿勢に欠けるのではないかとする指摘など厳しいものがあった。 これはそうしたことが否めず、私が折あるごとに、あるいは年頭のあいさつなどで申し上げている「前例踏襲の打破」がいみじくも現出したことによるものであり、反省していることを申しあげ、改善を約束したところでした。また「国文祭」関連の昔語りについても後継者の育成に対す考え方も質問された。 また、最近の豪雨災害、豪雪対策などに対する基本的な村内の情報収集が不足していることによる根本的な対応が遅れるのではないかといった指摘もなされた。同時に、基本的な資器材の備蓄、準備がどがどのようになっているかといった質問もあった。 こうしたことに対しても、しっかりと対応することとしたい旨お答えした。 こうした一般質問を通じて、我々が日常業務として取り扱っている中での気づかない重要な指摘があり、謙虚に反省し、早速行動を起こさなければならいと職員ともども気持ちを引き締めていかなければならいし、確認の上、具体的・計画的に進めていかなければならないと考えているところです。 空には、秋の雲なのか、孫から「羊雲だよ!」と教えられて仰ぎ見れば見事な、まさしく「羊」雲でした。 雲を見るとなぜか気も安らぐのです。