議会決算特別委員会
24年度に村が執行した一般会計、特別会計の決算状況を審議する村議会決算特別委員会が二日間の日程で開催され、その初日の審議が開かれた。
一年間の歳入歳出、事業の説明などそれはそれは膨大な資料の提示が求められ、職員もその準備にかなり慎重に取り組み、多くの時間を割いて準備した。
本当に仕事とはいえご苦労を掛けた、ご苦労様でした。
その資料も、事業内容をかなり詳しく説明しており、求められる資料も年々厳しくなっているようだ。
かっての決算特別委員会などでは、提示資料などはほとんど全くなく、決算書のみでの一発審審議で、議論もかみ合わなく、しかも審議もあっちに行ったりこっちにいったりと審議時間の無駄も多かったように感じている。
ところが、議会でもそうした無駄な時間を少なくし、効率的に決算審議をするためにこうした資料の提示を求め、より具体的に事業内容に踏み込んだ審議ができるように改革してきたところであると思っている。
決算審査は、どちらかというと、すでに終わってしまった事業の審議であり、予算に比べ軽んじられがちであるが、実は、そうではなく、翌年度以降の事業計画の参考になる重要な反省と検証作業でもあり、その審議内容如何によっては、翌年度以降の予算化に大きく影響するものと私は考えている。従って、議員の考え方や議会の意向も知ることができる重要な内容を含んでおり、じっくりとその委員会に出席して私自身改めて事業内容の確認をしているところですし、私がお答えしなければならない事業には積極的に答えるようにしたいと考えているところです。
そうした視点での大局的な議論、審議であることを心から期待しているところでもある。
一日目を終えて、いくつかの課題も見つけ、事業の深みをつけるとか、内容の充実を工夫するとか、新たな取り組みの必要性なども感じている。
私自身もよく理解できなかった事業もあり、別の視点からの見直しを強力に進める必要性もあるように感じた事業などもあった。
やはり、決算は今後の事業推進にあたって重要な内容を含んでいることがあるものです。