カテゴリー別アーカイブ: 成瀬ダム

梅雨の大雨か

今年の梅雨は雨の少ない梅雨のようだ。 畑の野菜も水がほしいようだし、それぞれ工夫しておられることでしょう。 そんなことを思っていたら、沖縄地方は台風では初めての「特別警報」とかが発令されたようだ。 心配で那覇の息子に早速メールしたらまだ大丈夫、明日ころかなとケロッとしている。天気予報によるとそれだけ強い台風なんでしょう。どうもこの台風の状況からすると近日中には日本海を経て我々の地域にも来ないかと心配になってきた。 水が少ないと決まって話題になるのがダムの話、最近はいろいろいろな情報が流れてくる。 でも我々が知り得る情報は限られている。先日もダム関係の総会が開かれたが、その場でも申し上げたが、流域一帯が建設促進のための運動を展開してきたが、今後もそうした流域が一体なったダム事業のためにも協力関係をより緊密にしていかなければならないと考えているし、事業者との信頼関係もより重要になってくるものと思っている。 今日と明日、事業の促進と予算獲得のために、湯沢、仙台、東京(予定では官邸、関係省、国会議員など)で活発に要望活動をすることになる。いよいよ「夏の陣」である。 今回の要望会は、雄物川上・中流改修整備促進期成同盟会、雄物川上流四堰改修促進協議会、雄物川水系・成瀬ダム建設促進期成同盟会、秋田県南高規格幹線道路建設促進期成同盟会、秋田自動車道四車線化促進期成同盟会、国道13号線横手・大曲間四車線化整備促進期成同盟会などなんと6団体合同の要望会となった。 皆さんお忙しい方々ばかりであり日程調整はなかなか難しく、実際に市町村でも首長や議会などが参加できないところもあるようです。 これだと、要望の趣旨が絞りきれないのではないかと多少は心配しているが、要領よく要望すると大丈夫でしょう! 水に関わることと言えば村のイベントである「仙人修行」の申し込みも順調に申し込みがあるようですし、滝行の行なわれる「不動滝」に行ってみたらやはり水が少ない!それでも静かに流れ落ちる滝は涼風を呼びます。

成瀬ダム事業促進の総会

成瀬ダム事業の整備促進を働きかけてきた関係市町村と土地改良団体で組織する「成瀬ダム建設促進期成同盟会(会長・高橋横手市長)」の総会が開かれ提案された案件が原案どおり可決承認された。 この場で、村として、成瀬ダム事業からの利水はしないが、ダムサイト下流域の広大な面積の利活用対策として、流域の方々がこれまで一緒にこのダム建設に取り組んできた絆を強くしつつ、今後、未来につながるダムとして長くおつきあいしていく証としての植樹など具体的な計画を立てていくように提案した。 これはこれまでも提案してきたことであるが、ダム事業そのものについて具体的に進捗が思わしくなく、なかなかこうした提案にのって頂けなかったが、今度はかなり具体的に進捗するものと思っていることから再度提案し、議事録にも載せてもらった。 ところが、この総会には、そうした状況でありながら、首長さんたちの出席は少なく残念であった。 この後、同ダムの利水協議会も開かれこちらも全議案可決し承認された。 これに先立って、工事事務所長を講師に迎えて研修会が行われ、成瀬ダム事業の概要や東北地方の河川事業などの講演をして頂いた。 午前中は、村議会の臨時会が開かれ、2億7千774万円あまりの補正予算を審議して頂き可決して頂いた。 これは、選挙での提案していた事業(子育て対策の支援対策としての小中学校の給食費無料化、高校生の通学費助成など)や、産業の振興対策としての農作物生産支援、米粉対策、飼料米対策、飼料対策、農業関連事業、施設整備など広範な事業に対しての対策費を計上させて頂いた。 積み残していた政策経費の具体化でもあります。 この議会には、このほか、ミニライスセンターの建設契約案件、これに附設する設備施設の契約案件など6件と第3セクター関連の報告、農業委員の推薦などが議決され閉会した。 いよいよ各種事業が急ピッチで進むことになります。

進む河川改修

雄物川上中流改修整備促進期成同盟会)会長・栗林大仙市長)の総会が開かれ出席した。 総会に先立って、平野湯沢河川国道事務所長の「河川事業に関する研修会」を講師に迎えての研修会が開催された。 雄物川が全国109水系の内で流域流水量が29番目、流域面積が12番目に位置する押しも押されぬ位置付けの重要河川であることが紹介された。 我々は、近くにある河川がどれだけ重要な河川で、しかも全国でも有数の流域を要する大事な河川であることをあまり関心を持たずに過ごしている不明を恥じ入る感じでもあった。 その河川も、やっと雄物川河川整備計画が制定され具体的に中流部の無堤地区改修が具体的に設計に入りつつあることであるようであり、今後上流部にも次第に波及してくることが期待されているようで、今後そうした運動を具体化することに決定された。 この計画の一環としての成瀬ダムもあり、その計画が早期にできて安全な水需要、災害防除、治水、利水に役立つことを大いに期待したいと思っている。 そのための運動を今後関係同盟会と一体となって最大の努力をしなければならないと感じたところでした。 7月に入るとこうした要望活動が精力的に開催されるので、懸命に要望実現に向けてがんばりたい。

成瀬ダム工事事務所開所

やっと待ちに待った成瀬ダムの単独工事事務所の開所式があった。 これまでは、国土交通省東北整備局湯沢河川国道事務所長が兼務していた所長職や副所長が単独で単独発令されることになった。 ただし、事務所はこれまでと同じく湯沢河川国道事務所内に当面置かれ、今後予算の関係などから具体的な単独事務所としての設置が期待されるところです。 まずは、単独事務所としての体制も整いつつあり、スタッフも一定数が確保され工事の進捗と合わせて本格的に充足されていくものと思われる。 ダム事業の検証作業が全国的に行われその対象ダムとして約3年を要し、慎重に検証された結果、継続事業としてゴーサインが出たことにより、あらゆる面からも課題をクリアーしてのダム事業であることから、相当スピードアップされるものと期待されるところである。 この開所式には東北地方整備局長が自ら出席され開所の銘板を新たに赴任した専任所長とともに掲げた。 関係自治体の首長、土地改良理事長など関係者が見守る中我々にとっては本当にこの日の来るのを待ちに待ったところであり、本当にホッとするやら、うれしいやら心から喜んでおるところである。  

山村振興連盟理事会

中央省庁の朝は、帰りが遅い分幾分ゆっくりしている感じがする。 特に国家予算を一手に引き受けている財務省ともなると、いつ帰るのかわからないとったことがあるのが通例のようである。 そんな状況の中で、中心になっているのが主計局であり、公共事業担当主計官はものすごい激務であるとのことは、経験された秋田2区選出の現職国会議員さんから聞いておった。 その激務の中、成瀬ダムの予算獲得のため議会の皆さんとともに、我々の地元選出国会議員のご紹介をいただき、主計官に直接要望をすることができた。 かなり厳しい財源の中で、内容を良く精査確認をして、真に必要な予算はしっかりとつけたいとのお話をしていただいた。 朝の10時きっちりに面会でき、今回の二日間に渡る要望会のすべてを終えることができた。 実に内容の濃い要望会であったと思っている。 その後、全国山村振興連盟の理事会に出席した。 東京は小雨交じりの天候で移動も雨となるとやっかいである。 理事会では、来月行われる総会に付議する案件の審議で、原案どうり承認し決定したところでした。 中谷元会長からは、政権交代によって本格的な予算要望編成であり、これまでの事業を良く精査し、内容のある農林業政策にすることが与党の中でも厳しく議論し合い、山間地域の農林業政策、農地の中間管理機構、TPP問題、直接払い制度、林業政策にも抜本的な川上から川下にしっかりと配慮した林業政策にする強い決意が述べられていた。 いかに実態にあった農林業政策にするか、人口減対策、地方の活性化対策など幅広い分野からの施策の展開が求められているところであり、大いに期待したい。 一方、山村振興法が議員提案の時限立法であることから、2年後の見直しに向けて具体的に検討会を開き、より効果のあり法案にすべく、法律の改正などに努力することなども協議しあったところでした。