カテゴリー別アーカイブ: 防災・消防

山村振興役員研修

image image image 全国山村振興振興連盟の役員研修会が全国町村会会館を会場にして開かれた。 講師は総務省財政局調整課長と農林水産省農村振興局中山間地域振興課長のお二人であった。 政権交代によって予算も大幅に見直され、その概要について大ざっぱな説明があった。 しかし、短時間ではとても理解する事はできず、今後担当課長や県単位での説明によって具体的に示される事になるようだ。 当然現段階では、まだ施策の具体策などを示されることは無理なようであった。 しかし、各県の支部長から活発な質問があり、私も防災行政無線整備についての、補正予算と新年度予算の事業における財政対策に矛盾があることをお聞きしたら、補正予算がどうしても予算枠が少なく、申し訳ないとのことであった。 やはり、これまでもそうであったが、補正予算は活用すべきであるし、情報は早い方がよいことがはっきりした。 しかし、補正予算が提示される頃には、各県では既に提出してしまっており、どうしたわけか我々のところにその情報が来たときには、既に遅くなってしまうことが多いようで、県段階での情報に課題があるのかな?と感じた。 今回は、職員の給与削減問題でも、いろいろ考えさせられることもあった。 農林水産省の予算でも、かなり活用できる項目もあるのではないかと思われ、今後具体的には直接本省に照会できるよう担当の方々にお願いしてきた。 こうした形のつながりは大事であるように思っておる。 image

ゆきみらい2013

image image 2月7日8日の2日間秋田市を会場に国道交通省主催の「ゆきみらい2013in秋田」が開催された。 午前中から二つの会議があり、これに出席したあと、ゆきみらいのシンポジウムから参加した。 シンポジュウムは、正直なところ秋田に住んで10年の大学関係者とNPO活動代表、教育委員、建設業代表をパネラーにした活動内容の紹介で、あまり参考にならないように感じた。 と言うより、現実味に乏しく、我々のような日々雪対策にどっぷり浸かっている者からすると、どうも波長が合わない感じで、そりゃ違うよな、そんな甘いものではないよ!と言いたくなる場面や考えがあった。 仕方のないことであろう。 例えば秋田市内の幹線道路は良く除雪されているし、交通渋滞も良くなっている。とか、小中学生徒の除雪ボランティア活動は秋田の県北方面では活発であるが、豪雪地帯の県南部では活動がほとんど無いように感じている。とか、海外での雪に強い街づくりに関わった経験の紹介などと、アトリオンの命名は自分であるとか、あまり関係のない意見が多かった用に感じた。 ただ、建設業代表は湯沢市での活動内容、流雪溝の利用法の課題など極めて具体的に意見を述べており、会場からも大きな拍手があった。 まとめも、どちらかと言うと、散漫であったように感じてしまったのは残念であった。 本省からは、ナンバー3の技監、東北地整局長、などもおいでになり結構力が入っていたと思うのでが、それに比べて折角の企画なのに、県内の市町村長の参加は5、6人でした。 豪雪対策の要望などでは大きな声を上げるのに、いざこうした集いとなると忙しいんでしょう。 来年は釧路市であるとのことで、釧路市の副市長も見えられていた。 懇親会では、いろいろな方々と意見交換が出来ておおいに盛り上がり意義があった。

如月入り

いよいよ2月に入った。我々の方はこれから厳冬期といった季節に入るこちょになるが、暦では「如月」、テレビやラジオでは盛んと、次第に季節は春の様相を話題にしている。 そうしたこと聞くと、なんとなく私たちの気持ちも、そうなんだなーとおもうようにもなる。 そんな昨日は、空は一面の青空で、屋根の雪下ろしやら、外遊び、雪かきに精出している方々も多かったようである。 向かいの農協の職員、役場職員、消防分署員の職員がそれぞれの職場など雪下ろし、除雪、排雪に懸命に頑張ってくれていた。 天候もよく、汗びっしょりになっての作業で、風邪をひかないよう注意してほしいと言ったところでしたが、先週末どうも調子が悪く、風症状、しかも聞くところによると、どうも熱があり、筋肉が痛み、間接も痛い、スワ!これはインフルエンザかと受診したら、陰性と出た。安心はしたもののなかなか抜けないでいる。 そんなこともあり、風邪には注意してほしいと思う。 ところで、予算査定を始めたが、大方のところは十分な検討をしてもらっているので、大分はかどった、あとは、もう少しで詰めることができるであろう。 予算査定を通して、職員と議論していると、自分の勘違いやら、認識不足もあり、反省点もあり、職員が違うものは違うと反論してくれるし、そうであるからこそ検討、議論の重要性があるのであって、議論の値にもしないような、揚げ足取りや、持論の披歴にははっきりとした対応も必要であろう。 そうした、議論も何もないところからは何にも生まれませんねー、やはり。 外では、雪遊びの保育園児の元気な姿がありました。

除雪・排雪対策を要望

image image image image 秋田県町村会として「大雪対策に関する緊急提案書」を総務省と国道交通省にご提案し、具体的な国における除雪、排雪対策に対する地方自治体経費の増大に支援していただくよう提案した。 前日には、国会議員に対しそれぞれの国の機関に働きかけていただくように要望したところでした。 昨日は、これを受けて、総務省自治財政局、自治税務局と要望し、さらに国道交通省では道路局に同じく要望した。 政権交代で中央省庁の事務責任者である、審議官、局長、課長とも国会議員を通じて会見でき、直接現状説明ができ、手応えを感じることもできたし、折角上京したのに、会うことも出来ないのでは空しい思いがしていたが、今度は違っていた。 同時に、官僚もどこか明るく、気軽に話を聞いてくれたし、認識を共有できるように感じることができて、意義のあることであると感じることもできた。 既に、情報はしっかりとお持ちのようで、対策の具体化に向けて進んでいるように感じられた。 特別交付税の配分、前倒し交付、補助金の重点配分など具体的な要望もしっかりと行った。 何よりも、こうした地方の声をしっかりと受け止めて国政を進める姿勢こそが我々が求めていた国のあり方であると思うし、期待している所以でもある。 今回は久し振りに充実感のある要望活動であった。 更に、私は、ダム担当の部局にも、ご挨拶をさせてもらった。 こちらも、元気一杯で一緒に頑張りましょう!だった。嬉しいですねー。

成瀬ダム事業に予算

image やっと政府予算案に37億円あまりの予算が付いた。 新聞発表前には、継続事業が決定し、予算案は補正予算なのか来年度予算なのかは分からなかった。 しかしながら、この3年間細々とした国債の継続事業としてやるかたない思いで過ごしてきたし、運動もどことなく虚しい思いであった。 今回の事業継続と予算が示されたことは、大きな前進であり、本体工事着工に向けた調査事業さえも認められておらなかったことから、今度はどんな事業から再開されるのか、いずれ、最重要な事業を目前にしていることからすると、綿密な調査事業が必要であろうと思われる。 そうした事を考えながら、豪雪対策と懸案事業の要望の為、昨日から秋田県選出国会議員さんや総務省、国道交通省などに要望に上京している。 上京途中、いろいろな方々から「ダム事業決まってエガッタンスナ」と言われ お陰様でと御礼を言ってきました。 ところが、何から始めるのかとか、どんなことから取りかかるのかと言われたり、質問を受けるやら、ひどい話では、「どこがやるのか」には参ってしまう。 まだそんなことを平気で仰る方もおるんですねー。 まあ、それはそれとして、雪の厳しさと闘っている秋田から、日本の首都は快晴で、暑いくらいでした。 そんな環境下で、豪雪対策の現状をしっかりと認識して貰うため、今日はしっかりと精力的に活動しなければならない思いで、一杯である。 image