出羽の国の昔っこ

IMG_0409 IMG_0413 IMG_0415 IMG_0417IMG_0418IMG_0419   国民文化祭が昨年度秋田県全域で華々しく開催された。 その前年にはプレイベントも開催され昔語りに関心のある方々が多数参加されましたし、本番の一昨年も全国からたくさんの参加をいただき大成功であった。 これを一過性の事業とすることなく継続して後世に伝承すべく検証しつつこれからもこの事業に取り組んでいきたいという熱い思いもあり、昨日県内外から6人の語り部により12の昔話を披露していただきました。 語り部も年々高齢化しており、語り部の確保にはそれぞれの地域でも苦労、ご難儀されておるようで懇親会の場でもそうした苦労話を伺うことができました。 その点、我が村の場合は若手の語り部が登録されておりうらやましがられていました。 昔語りは我々が子供のころに親から眠るときに聞かされた昔話の印象が濃く、その話の全てを覚えていたわけではなく、聞かされている途中には眠ってしまったのが私の昔語りで、今の孫達にもそうしたことを話して聞かせているが、これがどうしたわけかなかなか眠らない。 話が面白くないんだろうか、あるいは話の内容に興味がないんだろかどちらなんでしょう。 民話としての「昔語り」と私が覚えている「昔語り」とは微妙なずれがあるように感じているものの本質的な違いはないだろうと思っている。 いずれこうした語り部の方々が、地域からおらなくならないように努力をしなければならないだろうと強く感じたところでした。 それにしても、記憶力、元気さは並大抵なものではありません。 ますますご壮健で頑張ってほしいものです。

中華で味わう東成瀬

image (麻婆豆腐料理中) image (絶妙な味!) image (スタッフ) image (記念写真) image (多くのお客さん) image image (エビチリもプチプチの食感が凄い!) image (一番最初にあかべこの食材が!) 日本短角種(赤牛・あかべこ)の生産から加工食品までの一貫した産地化を目指して取り組んでいるわたくしたち東成瀬村の行政施策を、内外に展開するための活動として「幻の短角牛と東成瀬の特産品×料理の鉄人」による中華料理の食事会を開催した。 料理の鉄人・陳建一氏を招いてのこの企画には160名の限定で前売り券を発売するとほぼ同時に完売する状況で、会場は村内外からお出でいただき大変好評であった。 東京など多くの四川飯店を経営されておりながらも中華調理の指導にも積極的な陳氏は、軽妙な話術を披露しながらも、自ら厨房に立ちスタッフを指示し160名のお客さんにタイミングよく8品の中華メニューを出しその中華料理の神髄を披露してくださいました。 特に、マーボ豆腐は決してスタッフ任せにすることなく自ら調理するという厳しい姿勢は一方で見せていました。我々地方では本格的な中華料理をめったに口にすることはなく絶好の機会であったし、とてもおいしくいただきました。 もちろん、今回の目的である赤牛の肉を使った料理も2点ほど入っていましたし、村の特産品も使っていただきました。 この後、陳建一氏が提供してくださいました特別メニューが提供することができるようになる予定となっています。 こうご期待です!

国保役員として受賞

image 昨日は午前9時にFM秋田に今年度3回目の生放送のため出かけた。 生憎の天候で、そのせいかどうかは不明でしたが、秋田市内に入って、秋田中央道のトンネルが事故のため通行止めとなり、放送時間に間に合うかどうかかなりハラハラしたがどうにか間に合った。 今日27日に予定している中華料理の大家・陳建一氏を招聘しての「幻の短角牛と料理の鉄人」のイベントと、Doスポーツ2016ジュネス・カップスキー大会、新給食センター・食肉加工センターの3点を紹介したが、一番目は既に前売り券も完売しておりPR効果としてはあまりよくなかったと反省している。 折角のメディアを活用させていただいての村のPRの機会であり、深く反省しているところです。 ディレクターからも、緊張していましたか?いつものような切れではありませんでしたね!といわれてしまった。 よく吟味しなければいけませんなー! 終わって国保連合会の表彰式、総会、理事会とこなして一日が終わりました。 表彰式では国保連合会の役員として10年以上となり受賞しました。 今後ますます厳しくなる国保事業、2年後には県が財政運営主体となることから解決すべき課題もたくさんあるものと思っているし、世界に誇ることのできる医療保険制度の充実に益々意を用いていかなければならないものと思う。

給食センターと肉加工センター内覧

IMG_0398 臨時議会と来年度予算の内示会を終えた後の25日午後から建設中である学校給食センターと食肉加工センターの内覧会が行われ議会と一緒に施設の概要を見学した。 同じ敷地内に建設中であるが全く別々の施設であり分離されておることは当然であるが、感じたこととしては、新しい施設であることとは別に、衛生管理や食品管理など食材搬入を含めて実に細やかな配慮をしていることであった。 施設の性質上当然のこととしても、これだけ徹底すると間違いのない給食の提供、肉加工品の生産ができるだろうと感じた。 給食センターは公共で整備することは多くあるのではあるが、食肉加工施設の公共整備は極めて珍しいことであると思う。 先日山村振興連盟の全国理事会が東京で行われ、出席した際にも情報交換会と自由民主党の農林部会などでもこの食肉加工センターの事例が紹介されていた。 全国的にはイノシシ、鹿、サル、などの被害が大きな農作物被害を超えて政治課題となっておる中、獣類の食肉加工施設(ジビエ食品)が少しあるぐらいでこうした牛などを中心にした加工施設は珍しいようである。 この給食センターは3月中には試験運転の計画でありこの施設で作られた給食が子供たちに喜んでもらえるように期待したい。 一方食肉加工センターの運営は、臨時議会で「羽後の国フアーム(菅原一範)」とすることが議決されました。 このほか、臨時議会ではスキー場、栗駒山荘、山ゆり温泉、農産物加工施設、育苗センターなどの管理運営をこれまでと同じ秋田栗駒リゾート(株)、農事組合法人・なるせ加工研究会、こまち農協などを指定管理者として指定し運営していただくことも議決していただいた。  

商標登録

image (臨時総会の模様) 昨日は、村の物産協会が関わっている特産物「たいらカブ」の平良、たいら、タイラが商標登録されており、これまで自由に使用していたのであるが、これは明確に商標登録使用規定に違反しており、特許庁からも指摘され現在はかなり神経質になっているし、現実にはこれからはこの名称使用をしっかりと管理するためにこの商標使用を所有者から、物産協会が買い取ることにした。 そうした大事な案件を臨時総会で了解していただき一定の方向が決まった。 更に、新年度からは物産協会と観光協会を統一して事業展開することとも決定した。