地域興し, 芸術・文化 出羽の国の昔っこ 2016年2月29日(月曜日) 爽風雲 国民文化祭が昨年度秋田県全域で華々しく開催された。 その前年にはプレイベントも開催され昔語りに関心のある方々が多数参加されましたし、本番の一昨年も全国からたくさんの参加をいただき大成功であった。 これを一過性の事業とすることなく継続して後世に伝承すべく検証しつつこれからもこの事業に取り組んでいきたいという熱い思いもあり、昨日県内外から6人の語り部により12の昔話を披露していただきました。 語り部も年々高齢化しており、語り部の確保にはそれぞれの地域でも苦労、ご難儀されておるようで懇親会の場でもそうした苦労話を伺うことができました。 その点、我が村の場合は若手の語り部が登録されておりうらやましがられていました。 昔語りは我々が子供のころに親から眠るときに聞かされた昔話の印象が濃く、その話の全てを覚えていたわけではなく、聞かされている途中には眠ってしまったのが私の昔語りで、今の孫達にもそうしたことを話して聞かせているが、これがどうしたわけかなかなか眠らない。 話が面白くないんだろうか、あるいは話の内容に興味がないんだろかどちらなんでしょう。 民話としての「昔語り」と私が覚えている「昔語り」とは微妙なずれがあるように感じているものの本質的な違いはないだろうと思っている。 いずれこうした語り部の方々が、地域からおらなくならないように努力をしなければならないだろうと強く感じたところでした。 それにしても、記憶力、元気さは並大抵なものではありません。 ますますご壮健で頑張ってほしいものです。