地方創生を考える

  (今朝の空模様は雨空、ぽつりぽつりと雨!雪を消してくれればよいが・・・・) 今日は村議会の一般質問が3人の議員からあることになっている。 しっかりと準備して答弁したい。 県議会でも一般質問がこのことについて議論されているようだ。 質問に対しての知事答弁は、本県においては秋田市が全県をリードする都市と力強く発展するとともに、他地域でも拠点都市が複数存在するような県土の形成を目指す必要がある。一方で国全体を全て都市化すればいいものでもないとしている。これがが秋田県の地方創生の基本であるとの姿勢が示された。 その基本姿勢については議論のあるかたも有ろうかと思われるし、その他の地方つまり、市町村をどうするのかといった課題については新聞報道では知ることができなかった。 ネットで秋田県議会の審議模様を確認したい。 我々にとっては、そこが大きな関心事であり、これから具体的な計画策定に当たっての重要なポイントになろうと思われる。 また、市町村合併特例の期限切れによる地方交付税の減額に対する姿勢も質されていた。 これまた、単独町村にとっては大きな関心事で、合併による大きな財政支援があったにも関わらず、更なる特例、あるいは延長も検討されていることにはいささか納得できないものがある。特例の特例という際限のない話ではないだろうか? 合併しない以上は一定期間しっかりと行財政改革を進め、国の対策に従って懸命の努力をした。 地方財政対策も一定のパイの中にあるものと理解しており、一定期間はその対策に対応したし、その期間後は本来の算定に戻るものと理解していた。 それが、最近の動きはなし崩しになりつつあるのには驚きであり、そんな事って有るの? 国でもこうした対策がとられようとしており、市町村合併の強力な推進が何であったのだろうか?と思わざるを得ない。 ところが、そうした声が国でも県でも全く上がらないのは不思議でありどうしたのだろうか。 私が間違った理解をしているのだろうかと迷ってしまうこの頃である。 そんなところに「地方創生」であり、小さな自治体、地方でも有効に活用出来る制度になるように期待したいと心から願っている。 もちろん我々自身の自主的な計画が基本であることを十分理解してのことである。

通年議会も最終

(今年から歩道も今のところ除雪されており孫との冬の散歩もたまにはできる) 今年から始まった通年議会制度、どんな課題があるか緊張して臨んだところでしたが、実態は極めてスムースな運営であったように感じている。 我々執行部も議会もそれだけにどんな事態が出てくるのか心配していたと思われるが、実際に取り組んで良い面があったし、議会側にはそれなりに難しい課題もあったかも知れませんが、総括としては良かったように感じている。 12月定例会議には新たな政策執行の議案も提案しており、それらに対する今後の方針、行政報告などをさせていただいた。 福祉施設の運営を指定管理するための取り組み、今話題になっている源泉徴収の不適切な取り扱いがありこれに対する説明、地方創生まの対する考え方、第三セクターの運営と財務改善対策として減資が会社側から要請があり、これに対する基本的には受け入れる考えを述べさせてもらった。 議会は12日までの4日間行われることになっている。 しっかりと対応し、今年の締めくくりとしたい。 暖冬との予報から、何でもフィリピンの台風襲撃と海水温の異常な高さから日本列島の気象にも大きな影響で豪雪傾向とのこと、何となくがっくりくる。 何とかそうあってほしくないですねー。

ようやく選挙ムード

(今朝の北西の空) (今朝の東南方向のジュネス栗駒スキー場を望む、朝焼けで天候はこのあとどうなるのかな?やはり、荒れてくるのかな?) 2日に総選挙の公示がされて一週間、村にもやっとこさ候補者が入って個人演説会やら街頭での選挙に当たっての姿勢がが示された。 要請を貰うと議員会館やら官庁での要請活動における普段のお礼を込めて挨拶をさせていただくことになる。 選挙となると、なぜか気持ちが高ぶってきてしまい、熱のこもった挨拶になる。 今回もまた、国政に対する普段考えていることをのべさせて貰った。 それにしても師走の選挙は候補者にとっては大変なご苦労があり、スタッフもまたあらゆる面で難儀なことがあると思う。 今回の総選挙は「地方創生」が大きな争点であろうと思われる。 同時に都市型政党と農山村型政党の戦い、さらには政党内の都市型議員と農山村型議員の占める割合も重要である。そのためには地方の求める政策実現にどれだけ主張できるかなども大いに参考にしなければならないと思っている。 残すところ6日間、体調の維持に最大限の努力をし、悔いのない戦いをしてもらいたい。 我が村は、小さいながらも恵まれた自然と寒暖差のある地域特性、豊富な水資源、森林、雪などを活用した農林畜産業が地方創生のおおきなポイントとなるものと考えている。 それだけに、今回の総選挙は「地方創生」と「道州制」に私は重要な関心を持っているところである。

迫力!

厳しい寒さの小坂町、一昨日の夜のクリスマスマーケットの点灯式に参加し、夜のパーテーも寒かった。ホテルに向かって歩く時も雪を踏みしめる足音がキュキュとなるくらいの冷え込み用には参った。 そんな翌日、晴れ渡った鉱山町の始業のチャイムの音を聞きながら帰路に就いた。 横手市増田町でのプロバスケットボールチーム「ノーザンハピネッツ」の試合に間に合わせるために、日程をキャンセルして早めた。 試合には間に合い、しっかり迫力あるスピード感いっぱいのプレーにしびれてしまった。 試合は開始直後から一方的に滋賀に得点を許し、ダブルスコアまで離されて、どうなるかとはらはらしたが、次第に追い上げ、前半終了直前には僅差まで詰め寄ったものの、リードされて終了した。 後半は、しだいにリバウンドでも優勢になり、相手ミスにも助けられ逆転に成功し、その後は危なげなくリードを保ち見事な逆転勝ちとなった。 最後は長谷川ヘッドコーチの「地元で勝つことができてよかった」とのお礼と年末には秋田県立体育館での大事な試合があり応援の期待のあいさつがあった。 最後はコートを一巡してのあいさつで、長谷川ヘッドコーチは「いやー勝ててよかった!」と声をかけてくれ、年末の応援もよろしく!とのことであった。それだけ厳しい2連戦であったのでしょう。 ギャラリーの最前線では、中村前ヘッドコーチもじっくりと観戦しておられました。 それにしても、プロスポーツの迫力には気持ちが高ぶってくるものです。 しっかりバスケットボールのとりこになってしまった。 来年も村で合宿してほしいと強い願望を持ってしまった。

子どもと未来に向けて

日本で最も美しい村連合東北ブロック会議・研修会が小坂町で開かれた。 午前中に交通安全住民の集いで挨拶を終えて約3時間をかけて秋田県の最南端から、最北端の小坂町でのブロック会議のシンポジュウムにやっと間に合わせてもらった。 基調講演は杉連盟常務理事の標題に関わる加盟団体の取り組みを中心にした紹介があった。 その紹介の中で我が村の教育に対する取り組みが具体的に紹介されるなかで、これからも教育についての取り組みにはより充実して行かなければならない思いを強めた。 もともと日美連の活動は地域遺産を守り維持していくことから、人材、教育、子育てなどより広い分野から日本の地域、村をどう展開していくかという方向、つまりはよりフランクに取り組み、息の長い運動になるのではないかと考えていたので、とても自由で柔軟な発想となりつつあり大歓迎である。そんな発想は連盟の方向でもあるようで、我々の村でも住民が自由な発想のもとで、この運動に参加してもらうよう努力しなければならないう思いを強くした。 今回は、ブロックで8団体目になる福島県大玉村を含めた団体からシンポジストが参加して標題の意見交換会が行われた。 村からも、谷藤児童館長がシンポジストとして参加してもらい、標題の活動状況をしっかり発表してもらった。 約2時間のシンポジュウムのあとは意見交換、参考になった。 このあと、雪のなか、二日前から始まったクリスマスオープンカフェに参加した。 電飾点灯から子どもも参加したこのイベントもとても雪のなかでも楽しいものでした。