地域興しを視察

  県町村会の理事会を八峰町で開いた。 毎年1回、町村を順番に持ち回りで移動して開催している。 12町村の内で海も山もある八峰町は白神の登山口ではあるが、直接白神があるわけではなく、僅かに稜線がかかっているだけであることを知った。 しかし、それを十分に活用し、しっかりと白神のある町として活用している。 産業振興対策として、閉校した校舎を活用した陸地でのアワビ養殖を見事に成功させ、年間30万個以上のアワビ生産と出荷、さらにアワビ粥、燻製など付加価値をつけた製品開発に意欲的に取り組んでいた。 その会社も、「日本白神水産株式会社」となっている、この他、海水と白神乳酸菌、白神こだま酵母、などを主原料にした白神はっぽ「塩もろみ」、「白神の塩」などふんだんに活用した物産販売に生産、販売に意欲的に取り組んでいた。 漁港も県北の有力な漁港として振興発展し、豊富な魚貝類は今後に期待できるようでしたし、農産物は、梨、ブドウなども特産品として出荷されている。 ただ、猿の被害には大変苦慮しているようです。 この他、この理事会では、県に対する要望事項の取り組みを協議し、米価対策、機構農地集積協力金などについてと、人口減少対策・働く婦人対策と雇用・子育て環境の充実などについて、観光対策の充実などの3事項を要望する事にした。 アワビや23㎏もあるマグロの解体刺身、ノドグロの焼きもの、アンコウ汁、梨、ブドウなどおいしかった。

紅葉まぢか

  久しぶりに須川高原に孫子守を兼ねて行ってきた。 ちょっと曇りがちではあったが穏やかな天気、車を運転しながら周囲の景色を眺め、孫に話しかけ上って行ったが、すぐに飽きてしまい、まだ温泉につかないかと催促されてしまった。 成瀬ダムサイト付近を見下ろす「夢仙人大橋」での景色になると「わー高い」と歓声、仙人水付近になるともう紅葉が始まっており、漆の葉が赤くなり、広葉樹の葉も黄色みが一段と強くなってきていた、遠く栗駒、秣は遠目でも紅葉がかなり進んでいるようであった。 間もなく栗駒山荘が見える湿原につくと、もうきれいになり、例年よりも今年の紅葉は期待できるような感じであった。 須川温泉の源泉に連れていき、流れている湯の川が「足湯」にしており、これはいいことをしてくれた。 結構な利用者がおることでしょう。 栗駒山荘の露店風呂もたくさんのお客さんでにぎわっていた。 来週あたりかその次の週当たりが紅葉の最盛期かな。 今年の須川の紅葉は期待できそうですよ! 皆さんぜひおいでください。 栗駒山荘の強酸性のお湯につかり、紅葉を楽しみ、おいしい山荘料理の後アルカリ性9.8のお肌に優しいジュネス栗駒スキー場の「山ゆり温泉」で入り直し、すべすべのお肌でゆっくり休むのもよろしいかと。

秋作業が急がれる

週末は台風の影響が心配されている。 そのせいか先週あたりから田んぼの刈り取りが始まっているのも、そうした天候を見通しての秋作業を急いでいるのかもしれません。 先週は「仙人郷祭り」が行われたが、村内からの参加者は少し少なかったように感じておるし、主催、関連団体などからの参加者なども少ないか、あるいはほとんどなかったのは残念であった。 これも農作業のためばかりとは言えないように感じた。 それにしても、このごろの台風は異常で、どんな動きをするのか予報もかなり精度が上がってはいるが、対応するのに皆さん苦慮しているようだ。 心配なのが、日照時間の不足と累積温度の不足などが重なり登熟の遅れがあるとかで、102の作況指数が果たしてどんな検査結果になるのか懸念されている。 それに、稲丈の伸びが今年は大きくこれとコメの関係はどうなるのだろうか? 丈が伸びた分、倒伏も懸念されることから、刈り取り作業も早めにするのかもしれません。 いずれ、好結果を期待したいところです。

仙人郷祭り賑やか

今年で3回目を数える「仙人郷祭り」がたくさんのお客さんを迎えて賑やかに開催された。 このイベントも多くの団体のご協力で盛んになってきている。 メーンはヨサコイソーラン踊りと太鼓でしたが、今年はネイガーショウとサイン会など工夫を凝らしていた。 よさこい踊りもこれまでとは違った振り付けもありとても楽しかった。 圧巻は福島の「うつくしま復興PR隊」の元気な踊りと観客を引っ張り込む積極性は今年も印象深かった。 我が村の仙人郷の旗も堂々として立派であった。 あれだけ大きな旗を振るとなると体力も相当なものとなるでしょうし、しかも親子で振っていた。 この旗は私は初めて見たが見劣りしないくらいの大旗であった。 会場には名取市、岩沼市からの被災者も参加していたし、県庁雄勝振興局の部長も見えていた。 物産販売は名取市の漁港直送海産物が今年も大人気であっという間に売り切れ状態、外に三種アワビ巻き、男鹿塩汁焼きそばなど珍しいグルメも登場していた。 この後私は、六十路の会があり、こちらに出席、こちらも参加者は少なかったがものすごい盛り上がりで元気はつらつ、これからもがんばってほしい。

和やかに歓迎会

3回目になる宮城県名取市と岩沼市からの3・11被災者を迎えての交流夕食会が「ゆるるん」で開かれた。 今なお住宅復興が進まず、被災者住宅などでの生活を余儀なくされている方々のうちから、60名の方々が1泊2日の日程で来ていただき、栗駒山荘での入浴、村内視察、歓迎夕食は、商工会婦人部の村の農林産物を使った心のこもった手作りの折り詰め弁当とあきたこまちのご飯、マイタケの入った芋のこ汁、小豆デッチなどにおおよろこびでした。 昨年もさんかしたかたがたからお礼のお手紙を頂き、返事を出した方が数名おられ、その方々との交流もできた。 さらには、参加者の方から、ふるさと納税のご寄付もいただくなどいろんな盛り上げを見せていました。 こうした交流は、3年前に商工会青年部の活動がきっかけで始まり、今につながっている。 これからも継続したいものである。実行委員会の皆さんには大変御難気をかけ、宮城県議会議員太田さんには大変なつなぎ役を果たしていただいております。ふるさと納税にもご協力をいただいております。 また佐々木名取市長さんからもメッセージをいただいております。 ありがとうございます。