地域興しを視察

  県町村会の理事会を八峰町で開いた。 毎年1回、町村を順番に持ち回りで移動して開催している。 12町村の内で海も山もある八峰町は白神の登山口ではあるが、直接白神があるわけではなく、僅かに稜線がかかっているだけであることを知った。 しかし、それを十分に活用し、しっかりと白神のある町として活用している。 産業振興対策として、閉校した校舎を活用した陸地でのアワビ養殖を見事に成功させ、年間30万個以上のアワビ生産と出荷、さらにアワビ粥、燻製など付加価値をつけた製品開発に意欲的に取り組んでいた。 その会社も、「日本白神水産株式会社」となっている、この他、海水と白神乳酸菌、白神こだま酵母、などを主原料にした白神はっぽ「塩もろみ」、「白神の塩」などふんだんに活用した物産販売に生産、販売に意欲的に取り組んでいた。 漁港も県北の有力な漁港として振興発展し、豊富な魚貝類は今後に期待できるようでしたし、農産物は、梨、ブドウなども特産品として出荷されている。 ただ、猿の被害には大変苦慮しているようです。 この他、この理事会では、県に対する要望事項の取り組みを協議し、米価対策、機構農地集積協力金などについてと、人口減少対策・働く婦人対策と雇用・子育て環境の充実などについて、観光対策の充実などの3事項を要望する事にした。 アワビや23㎏もあるマグロの解体刺身、ノドグロの焼きもの、アンコウ汁、梨、ブドウなどおいしかった。