新春懇談会

政治家の新春懇談会が秋田市中心の集まりから地方にかけて盛んと行われている。 政治の世界はこうした機会に多くの方々と知り合いになり、情報交換をし、次の機会に抱える課題についての考え方や、運動の仕方などの情報を得ておいて、活動する機会にもなる。 実際、今年みたいな豪雪の年については、雪害対策、除雪費用の増大対策の財源対策、さらには特別交付税対策など広範にわたりその情報をもらわなければならない。 そうした意味合いからすれば、新春懇談会だけではない「新春懇談会」の意味合いが出てくる。 どこをどう押せばよいのか、どんな方々の意見が通りやすいかなど、人と人の付き合い、関係の深さなどを十分に知る必要性もあり、それらが複雑に絡んでくるからややこしい。 しかし、それをうまく結びつけるのもこうした機会になることになるのでしょう。 昨日の会合でも、これまで知らなかった人間関係を深く知る機会となりとても参考になった。 これからもまだまだこうした機会があり、そうした視点での懇談を重ねていきたいと感じたところでした。 今朝の山里は霧がかかった朝で、夜明けも遅かった。

さきがけホール内覧会

(社長と知事の挨拶) (書道と合唱団の秋田県民歌の合唱とのパフォーマンス) (秋田市男声合唱団の皆さん) (スキー場から望む南側の山々は夕焼け?) (ジュネス栗駒スキー場のナイター) 秋田魁新報が、明治7年2月2日の創刊から140周年になる機会に、文化施設としての要素を兼ね備えた「さきがけホール」を本社施設の印刷工場をリニューアルオープンして県民に広く活用していただくための施設としてオープンした。 オープンにあたって1日午前に、県内の団体の方々を招待しての内覧会を開催した。 およそ500名ほどが利用可能なホールで、手ごろな芸術文化活動ができるようで、利用度もあるのではないかと感じた。 昨日の内覧会では、バイオリン、フルート、ピアノによるピアノ三重奏や秋田市男声合唱団による県民歌の合唱、私は初めて見る書道と合唱パフォーマンスで秋田県民歌の書の対策を書き上げるパフォーマンスは見ごたえがあった。このほか、秋県立美術館から貸し出された「秋田ゆかりの美術展」と題して2月23日までの日程で絵画数十点が展示されていた。 たぶんこれはほんの始まりであり、今後こうした企画ものが次々とこのホールを活用して催されるものと期待したい。 気軽に訪れることができるような気がしたし、待ち合わせや、打ち合わせなどにも利用できるような気もした。 知事のあいさつでもありましたが、県内ではこうした民間の施設はないようであり、その先鞭をつける意味合いからも意義のあることであると感じた。 今年は、国文祭が秋田で行われることから、インパクトのある事業となったように感じた。 魁の印刷工場が御所に移転してから7年になるそうですが、そのあとの本社印刷工場の利活用には喧々諤々の議論がなされたそうで、かなりの意見の中にはワイン貯蔵施設なども出たといった挨拶が小笠原社長から出るなど、やはり施設利用には多くの関門もあり、難題でもあったようです。 悩ましいことであったことでしょう。 ともあれ、良い結論となり素晴らしい施設なったことは今後に大いに期待されるものとなったことである。 パーティーも和やかで、あまり形式ばらず楽しく各界の方々と歓談できてとても充実したものとなった。 おめでとうございました。 終わってから、早めに帰り、天気も崩れそうで、良い天気の内にスキーに出かけた。 わずかな時間しかなかったので、大急ぎで数本を滑ったが、雪も締まりゲレンデ状況は素晴らしかった。 久しぶりに思いっきり飛ばしてしまい、転倒してしまい、ついきょろきょろあたりを見回していた自分におかしくなって、苦笑してしまった。 やはり、急いだり、焦った滑りは危険である。 皆さんも気を付けて滑ってくださいね!

農業の6次産業化

最近の農業における活路としての方向性は常に「6次産業化」が声高に提唱されて久しい。 このこと自体はよく理解できるが、具体的にどのような方向に進むべきか、何を主体にし、どのような手法で市場を開拓していくのか課題はたくさんあるように思える。 考えてみると、6次産業化はすでに多くの方々がすでに相当前から取り組んできていることであり、ことさら強調しなくてもよさそうなもののようにも思っていたが、系統だててそれを主張したり、提案しなかったりしていなかったことぐらいではなかったかと考えられなくもない。 私たちの村のJA加工グループの方々なんかは、かなり以前からこれに取り組んでいたし、その商品もトマトや山菜、野菜などを中心に付加価値をつけて販売してきたし、今なおその商品開発には、飽くことなく意欲的に取り組んでいるし、実績も着々と積んできている。 ただ、そのロット数が農産物の生産量にもより大量には無理があるのもまた事実である。 これが、これまでの首都圏のデパートなんかからの引き合いがあっても、応じられない悔しい思いもあったようである。 そうしたほかにない悩み、課題もあって、この6次産業化についても大きな進展がないことの悩みも大きい。 そうしたことに対する結論ではないが、昨日行われた、山村振興連盟秋田県支部の研修会で秋田県立大学の津田渉教授による「地域づくりを巡る課題と農業農村ビジネスの方向を考える」と題する講演は時間は短かったが大変参考になるものであったし、学生と一緒になっての現地に入って活動する中から、学生の全く違った視点からの意見を取り入れての活動は大変意欲的であると感じた。 羽後町での教授は自らおっしゃっていましたが「押しかけ体験、作業、提案」は意味があるようだし、個々ばらばらのそうした6次産業化の商品を、連携し合って、現在の販売数から2倍3倍にすることは可能ではないかといったお話おもしておられた。 全国各地での成功例は、出荷するばかりではなく、お客さんから来ていただき、買ってもらう手法が成功している例も多いことから大いに学ぶべき方向であると感じた。 なにもロット数ばかりで勝負することなく、観光客や交流人口多くすることによって、その活路を開くことも、地域限定商品としての商売もありとみた! 今朝は久しぶりの好天で青空ものぞく、今日はこれから秋田新聞社のオープンスペースのお披露目会に出席することにしている。