終わった

こんなタイトルもないかもしれませんが、正直なところ議会が無事閉会するとほっとする。 しかも、提案した議案が全て可決承認しての閉会は「終わったな」とゆっくりする。 議会での議論はそれだけ緊張感を持っての議論であり、深い意義があることになる。 そうした、気構えと意識を持って臨まなければならないとしっかりと心すべきであると心得ている。 それだけに、議会で議長が閉会を宣告するとゆっくりする。 今回の議会では、定例会で行われる一般質問とことに3月定例議会では次年度の予算案を審議する重要な議会であり、予算審議特別委員会が設置され、集中的に審議されることから、職員も私自身もかなりの神経を使い、その準備に入るし、事前に検討も加えている。 そうしたこともあり、閉会するとゆっくりすることになる。 今回はその緊張感の後は会費を出し合い懇親会でお互いのご苦労をねぎらい、歓談し合った。 特に先日は管理職2人が退職する事からその慰慰会ともなった。 その二人から、今まで聞いたことのない話も聞き、感慨深いものがあった。 ご苦労さんでした。 そんなこんなで、実にゆっくりした、楽しい議会閉会の後の懇親であった。 退職者は管理職の二人と、幸寿苑の介護員二人がおり、本当にお疲れさんでした。心から感謝とお礼を申し上げたい。 また、3年間でありましたが、秋田県から派遣していただいたMさんも秋田県に帰られることになった。権限移譲に伴う指導を中心に本格的な事務事業に対する事務取扱、特に障害者自立支援法関係の福祉関連事業などをきっちりと整備、指導をいただいたことに心から感謝したい、ありがとうございました。 今後ともよろしくお願いしたいとおもっています。

攻める農業?

image image 東北農政局長が直接秋田に来て、県内の市町村長と意見交換する機会を作り、より良い農政の推進をしていくとして、農政局の地方センターが市町村長に日程を調整して参加を求めての懇談会があった。 そうした要請もあり、かなり無理をして参加した割には、市町村長の直接出席は半分にも満たなかったし、代理出席さえもない団体が結構あった。 内容的にも、攻めの農業を目指しての意見交換、懇談会といいながら、しかも一方的な事業説明でなく意見を聞きたいとしながら、説明も資料に基づき早口で説明、その上、これまでと名称が変わっただけだとか、内容的には変わりないなどと、言った具合で、これでは事務的に詳しい事務担当者の会議にしてほしかった。 それに、局長さんが直接出席しての機会であることから、市町村長に出席を求めていたのに、その局長さんは欠席、これは一体何だのだろう?と思った方々も多く、そんな会話があった。 意見交換も前向きな話しは殆どなく、本省につなぐ、話して置くなどといった回答で、どうも白けた会であったように感じてならなかった。 従って、会場からは、攻めの農業なら、当然海外に攻めて行くのだろうから、それなら、海外並みの「直接支払い」をすべきであると、ズバリと指摘されたのには全く回答なし! 私からは、政策の全般において、地域には地域特性があり、全体的な網かけではなく、地域にあった支援制度の創設、例えば直接支払制度における、畑地と水田の一括委託から、耕作の難しい畑を除外するなどの施策を求めたが、全体的な制度としては無理であるとのこと、それでは、利活用が可能な農地が放棄されふことになりかねない気がしてならない。 そこいらあたりを考えてもらいたいものである。方どおりのかいとうであった。 こうして延々と3時間も続いた。 来年からは参加者も少なくなりそうだ。 当然ですよね!

3・11を思い出して

平成23年3月11日の手帳を出して、あらためて思い出してみた。 あの日は、議会の最終日で、お昼前に閉会したことから、秋田市での移植医療関係の会議に出席のため出張して秋田市手形の陸橋に差し掛かる直前にものすごい異常を感じて車の外を見を見ると、家家から人々が次々に出てくるし、電柱は揺れる、電線は波打つ、地面は盛り上がる、車も揺れる、間もなく信号も消える、これはすごい地震だ! それでもかなり長い時間揺れた感じで、車のテレビを見ていたが、宮城県での地震発生を知らせていた。 落ち着いたところで、とりあえず会議場に向かったが、信号が止まったままなのでかなり慎重に進んで行き、到着、会議の場所も当然のごとく停電であるものの、とりあえず会議は開かれた、理事長のお医者さんである加藤さんが、こうした非常事態なのでなるべく早く会議を切り上げたいとのあいさつで始まったが、途中何度も余震があり、お隣の婦人会代表の方は、わーといってこちらにしがみつくありさま。 30分もしないで会議を終えてとにかく早く帰らなければならないと気が焦ってばかり、会議の始まる前から電話で連絡が取れていたが、村のほうは特に目立った被害はないようだがすぐさま調査ために職員が行動に移ったとのことであった。 この時点では、副村長人事が内定し、議会からも承認をしていただいたことから、議会のあいさつに来ていた副村長から対策本部に入ってもらい、打ち合わせをしてもらった。 秋田での会議後3時30分にただちに帰途に就いたが、当然のごとく高速は止まってしまい、13号線を走ることになったが、すごい渋滞で、役場に到着したのは18時30分、地震対策本部での報告打ち合わせ。対策検討。 雨雪で冷え込みも次第に厳しくなった。 停電。 この日の積雪深は役場で193cm、地震の際に屋根に雪があったらどうしただろうか? 自宅に帰った時間は書いていなかったが、カップラーメンを食べたことは書いていた。 停電で、真っ暗やみの中で、孫たちも不安そうな夜になった。 地震の名称は「東北・関東大地震」(後で、名称が変更になり「東北・太平洋沖地震」となる)で14・46発生、震源地は岩手・宮城沖、マグニチュード9.0、地下で400kから200kのプレートが動いた。大津波発生とあった。 車での移動途中、車のテレビをずーっと見続けていたが、考えてみると、車のテレビだからこそ見ることができたのであって、停電ではこの様子は全く見られなかった。 その津波の様子はすべて見ることができたが、何とも言われない、ただただ驚くばかり、こんなことがあるのか、あまりにもリアルで、そのすごさに、押しつぶされている家屋、車、飛行機、すべてのものが押しつぶされ押し流され、道路を超え次々に襲いかかる津波の恐ろしさを、この世のものとは思えない状況に、まさかと思いつつ、これが現実なのかと目を疑いたくなるような状況であった。 こんなことが日記に書かれていたし、あらためて2年前を思い出してみたところでした。

一般質問二人

3月村議会の二日目は一般質問のある日である。 議会におけるこの一般質問は、おもに私に対する村政の行財政運営に関しての政治姿勢などその考え方を質す内容である。 今回は、お二人の議員さんから私と教育長に対する質問内容の概要が事前に議長に対してあり、その質問要旨に基づき私たちがお答えした。 この質問は、村政全般にわたるものであり、我々も十分にその質問要旨に検討を加え、できるだけ具体的に詳しくお答えし、村政運営がより住民の方々のためになるように努力をする大変重要な質問であり、村政運営の基本姿勢を示すことにもなるもので、お互いに議論し合い、よりよい村政運営とするための絶好の議論の場でもあるわけです。 それだけに、十分な研究と検討の上答弁することになるわけで、最も緊張する時間でもある。 今回は、比較的検討する時間もあり、十分な準備もでき、自分としてはできるだけ丁寧に答弁させていただいたし、質問のお二人からもご理解していただけたものと考えているところである。 この後、本定例会では、25年度予算の審議もあり、この審議に当たっては、特別委員会での審議となり、これには実際に予算策定にあたった職員も出席して、議員さんがたの質問に答える形になり、職員も相当緊迫感を持ってこの場に臨むことになります。 議員さんがたも職員の対応をしっかりと見ておられることでしょうから、しっかりと答えていただきたいと思っている。 職員にとってもとても良い勉強になることであると考えている。 こうした機会はこれからもできるだけ作っていけたらよいのではないかと考えている。 自分自身に何が欠けているか、どう答えるのか、あるいは自分自身が考えた施策がどのように見られているのか、理解されているのか、議会つまり村民の皆さんがどう考えているのかもある程度分かってくる絶好の機会でもあると思う。 そのようなとらえ方で、議会審議に臨んでほしいと思っている。

何をするやら

先日お隣の国のことについて感じたことを書いたら、昨日のニュースで、北朝鮮が韓国との通信網を断絶したニュースと、今後10日以内に重大な決断をするとかというあの独特の放送が流れるに及んで、これは心配だと言う思いを強くした。 米韓合同演習がこの発表に関わっていることは確実であろうが、それにしても何をしでかすか分からないお国柄ゆえに、心配である。 他国の中止要請など全く意に介せず、わが道を行くような国であって、これまで友好国として最も信頼していた中国の意見をも聞かない姿勢には、本当に心配でならない。 いつでも命令によってロケット発射と核実験をできる体制にある。との発表は、単なる脅しだけなのであろうか。 外交は高度な判断が必要であろうし、微妙な駆け引きの上に成り立っていることぐらいは理解できるが、ことこうした軍事行動となると、そんなに簡単ではないだろうし、まして、これまでも度重なる各国や国連の要請があっても、あれこれと理屈付けをしてその行為を正当化して強引に進めてきた実績を見ると、今度はどんな対応をするのだろうか。 一方で、プロバスケットボールの選手との歓談で、米国大統領からの電話を待っていると言ったりと、かなりのしたたかな外交交渉力があるんでしょう、すごい知恵者がいるのでしょうなー。 とにかく、世界が振り回されっぱなしであり、一体どんな方向に行くんでしょうか? もしものことがあれば、迷惑をこうむるのは間違いなく我が国であり、それぞれの外交ルートを通じてしっかりと無謀な行為を思いとどまらせてほしいものである。 しばらく、西の方角に注目しておらなければならなそうです。