攻める農業?

image image 東北農政局長が直接秋田に来て、県内の市町村長と意見交換する機会を作り、より良い農政の推進をしていくとして、農政局の地方センターが市町村長に日程を調整して参加を求めての懇談会があった。 そうした要請もあり、かなり無理をして参加した割には、市町村長の直接出席は半分にも満たなかったし、代理出席さえもない団体が結構あった。 内容的にも、攻めの農業を目指しての意見交換、懇談会といいながら、しかも一方的な事業説明でなく意見を聞きたいとしながら、説明も資料に基づき早口で説明、その上、これまでと名称が変わっただけだとか、内容的には変わりないなどと、言った具合で、これでは事務的に詳しい事務担当者の会議にしてほしかった。 それに、局長さんが直接出席しての機会であることから、市町村長に出席を求めていたのに、その局長さんは欠席、これは一体何だのだろう?と思った方々も多く、そんな会話があった。 意見交換も前向きな話しは殆どなく、本省につなぐ、話して置くなどといった回答で、どうも白けた会であったように感じてならなかった。 従って、会場からは、攻めの農業なら、当然海外に攻めて行くのだろうから、それなら、海外並みの「直接支払い」をすべきであると、ズバリと指摘されたのには全く回答なし! 私からは、政策の全般において、地域には地域特性があり、全体的な網かけではなく、地域にあった支援制度の創設、例えば直接支払制度における、畑地と水田の一括委託から、耕作の難しい畑を除外するなどの施策を求めたが、全体的な制度としては無理であるとのこと、それでは、利活用が可能な農地が放棄されふことになりかねない気がしてならない。 そこいらあたりを考えてもらいたいものである。方どおりのかいとうであった。 こうして延々と3時間も続いた。 来年からは参加者も少なくなりそうだ。 当然ですよね!