スポーツ, 地域興し, 雑感 地区のスキー大会 2013年3月21日(木曜日) 爽風雲 33回目を数える岩井川地区コミュニテースキー大会が開かれた。 一口に33回というが、地区だけの老若男女が参加してのスキー大会はそんなに数があるとは思えません。 地区の連帯感が薄れていくことに危機感を感じ、秋田県全体でコミュニテー活動の重要性を訴えて、全県各地で、地域活動が提唱され、それぞれの市町村では重点実施地区を指定して活動の支援をした時代があった。 それ以来東成瀬村では、私が住む岩井川地区が指定され、多くの事業を展開してきた。 おもな事業としては文化祭、環境美化運動、スキー大会がその主要事業であり、連綿として続けられてきた。 その一つであるスキー大会は、村にスキー場がなかった時代に、この地域の方々のご協力によって土地を利用することができ、簡易なロープトウを付けたことがきっかけとなり、現在のジュネス栗駒スキー場の整備につながってきたことになる。 当時のスキー場は極めて小規模なもので、スキーの愛好者は蔵王や安比、田沢湖などに出かけていたものであるが、こうした先人の熱意によって、冬季スポーツの振興のために、あるいは地区住民の活動の一つとしてスキー場整備をしてきたわけです。 そのきっかけとしてこのスキー大会が開かれて33回目にもなったことになります。 参加者は年々少なくなっては来ていますが、幼児から76歳の方までそれこそ老若男女が参加しての大会とあって、大回転競技から宝探し「けつぞり(おしり)」大会など、だれでも参加できる種目でほぼ半日皆で楽しく過ごしました。 終わってからは、会場を移して懇親会、じゃんけんゲーム等でにぎやかな一日となった。 こうした活動で地域が盛り上がっていくことを大いに期待したいところです。
教育 それぞれの決意 2013年3月20日(水曜日) 爽風雲 小学校が統合されてから12年目の卒業生が東成瀬小学校から巣立っていった。 いつのころからかはわかりませんが卒業生が、校長先生から卒業証書を受け取り壇上から、在校生、保護者、先生方に向かって、これからの自分が何を目標にして進んでいくかの決意を、短い言葉で述べる伝統的な場面がありいつもその決意表明について感心している。 その表現の仕方、態度、内容が実に的を得た言葉である。これを聞いた保護者はどれだけ感激することであろうか。 そこには予想だにしなかった我が子の成長した姿があるのですから感涙せざるを得ない場面でもあるものと感じた。 それぞれの思いをしっかりと胸に刻み、これから進む中学校生活に大いなる期待をする次第です。 私も、小学校生活の締めくくりに、これまで利用したであろう図書室に足を運び、春休みの期間中に是非とも本を一冊読んでほしいと申し上げた。 読書は、すべての学習の基本であるであろうと私は考えているのであえて申し上げた次第でした。 26名の小学校卒業心からお祝い申し上げます。 保護者の皆さんも一つの区切りであるしこれからも多くの困難もあることでしょうが、子供たちと一緒に前進してほしいと願っています。 おめでとうございました。
雑感 統一地方選 2013年3月19日(火曜日) 爽風雲 知事選挙を皮切りに、いよいよ統一地方選挙に突入である。 秋田県知事選挙では無投票選挙になる可能性が高くなったような報道の中、現職は余裕の中、「とにかくまじめに一生懸命に頑張るのみ、がんばります!」とパーテーなどであいさつされておられる。 知事選での無投票は初めてのことであるようであるが、この傾向は山形県でもすでに無投票で現職が当選しており、これからもこうしたことが出てくる可能性はないとは言えないようである。 これは、何を意味しているのであろうか、いろいろ要因が考えられるが、一つには先般の総選挙による結果が大きく影響しているのも一つであるようであるし、その結果についての明確な検証が難しく、従って政党の候補者の擁立が難しいことにもなっているようである。 一方で、現職が手堅い県政運営をし、政党色にこだわらず幅広い行政施策を展開していることもその要因の一つであるようだ。 そんな中にあって、市町村の首長選挙で大きな変化が見られているのも最近の大きな情勢の変化である。 国政レベル、県政レベルで活動なさっていた代議士や議員が自治体の首長選挙に参戦してきているのである。 しかも、これまで政党の候補者として選挙に出て当選し、活動なさっていた方々が、総選挙で敗れて約3か月、こちらは敗戦の検証が済んだのか、首長選挙に出馬となっているようだ。 出馬表明にあたっては、これまで所属していた政党に離党届を出しての出馬である。 自治体の首長には政党所属はなじまないとか何とかそれぞれの理由がおありのようである。 それに対し、政党でも夏の参議院選挙があるにも関わらず、すんなり離党が認められている。 これまた変な話である。 離党は、これらの例ばかりではないようであるが、こちらの方は長年の活動を経ての結果であるようであるのに、公示直前の離党や選挙のための入党とは、多少意味合いが違うように感じている。 あるパーテーで、現職の候補者は、無投票かなと大方の方々が見ていたのに、突然の出馬表明に「さかには上り坂もあるし下り坂もあることは知っていたが「まさか」もあるとはこのことだと改めて覚えた」と余裕で話していた。 ほんと、選挙には「まさか」があることを常に肝に銘じて置くべきであるとのことでした。 ほんとですねー。 いよいよ激しい選挙戦が我々の近くでも行われる。かたずをのんで見守っているところである。
スポーツ, ノンセクション, 林業・林政, 芸術・文化 またぎ料理 2013年3月18日(月曜日) 爽風雲 好天の昨日、マスターズスキー大会の第2戦目、絶好の大会日和となって選手も気持ちよくレースに臨んでいました。 その好天の中、東成瀬村の猟友会の皆さんが恒例の「巻狩り」を行い、数匹の山ウサギを手にしてきた。 その猟の成果の話を聞きながら、今年初めての山ウサギの料理をごちそうになった。 毎年、ごちそうになっているが、山を数時間かけて難儀して得た獲物を、こちらはただごちそうになるばかりで申し訳ないような気がするが、何とも言われないごちそうで、感謝しながらいただいている。 特に、ウサギの小腸だそうですが、丁寧に洗い流し、もろみを付けた料理は絶品であるし、背肉の刺身、レバーの刺身も甘みがあって、とてもおいしい。 何よりもぶつ切りにした骨付きの肉と大根の鍋は、煮込むほどに味がしみ込み、何とも言われない甘みと骨からにじみ出る髄液とがまじりあってであろうがその味はどんな鍋にもない独特の味となり、箸を止めることができないくらいである。 そんな至福の時間は、ハンター特有の自慢話と相まってとどまることがない。 かっては、これにウサギあぶりの肉もごちそうになったことがあるのですが、これは最近は面倒なこともあってか、なくなってしまった。 とにかく、山郷のこの料理はほかのどこに行ってもごちそうになることができない。 料理の仕方は、地域によっていろいろ違いがあるようですが、私は慣れ親しんだこの地域の料理がたまらなくおいしい。 終わりに近くなって、今日の獲物の「競り」が始まったところで帰ったが、元気にせり上げて景気をつけていたようでした。 山を愛し、自然を愛し、狩猟を楽しむ人々がこの地域には少なくなったとはいえ、まだまだいる。 一定のマタギのしきたりをしっかりと受け継ぎ、後世に伝えていってほしいと思っている。 前猟友会長のご努力で東成瀬の狩猟の伝統をしっかりと記録に残しておこうと、DVDも完成しており、こうした伝統文化は今後も記録し、映像、録音などあらゆる手法で保存していくようにしたいと思っている。
スポーツ マスターズスキー大会 2013年3月17日(日曜日) 爽風雲 全日本スキー連盟B級公認マスターズスキー東北大会が、ジュネス栗駒スキー場で開催された。 B級公認大会は、ジュネス栗駒スキー場でも初めてであり、長年開催を希望していたのがやっと実現した。 30歳以上からの参加で、最高は82歳の方もおられ、遠くは兵庫県からの参加者もおられた。 開会式では地元からのお礼を含めて来賓挨拶をさせていただいた。 組織委員会にもくわえられ、しっかりした運営組織もでき、選手も各種大会に参加しておられることから、綿密な打ち合わせとコース設定や、役員の方々の配置などかなり慎重なものであった。 これまでも、多くの大会を実施してきたスキー場側としても、あるいはスキークラブとしても相当神経を使った運営となったようでした。 コースも少し緩んだのですが、比較的よく整備され、選手からは好評だったように感じられた。 1戦目の終了近くには雨模様となり心配されたが、無事に日程を予定よりも早めに終了できてよかった。 選手役員に良い印象であれば、再びの開催にもつながることでしょうから、関係者の皆さんも頑張ってくれたものと思っています。 ありがとうございます。