地区のスキー大会

33回目を数える岩井川地区コミュニテースキー大会が開かれた。 一口に33回というが、地区だけの老若男女が参加してのスキー大会はそんなに数があるとは思えません。 地区の連帯感が薄れていくことに危機感を感じ、秋田県全体でコミュニテー活動の重要性を訴えて、全県各地で、地域活動が提唱され、それぞれの市町村では重点実施地区を指定して活動の支援をした時代があった。 それ以来東成瀬村では、私が住む岩井川地区が指定され、多くの事業を展開してきた。 おもな事業としては文化祭、環境美化運動、スキー大会がその主要事業であり、連綿として続けられてきた。 その一つであるスキー大会は、村にスキー場がなかった時代に、この地域の方々のご協力によって土地を利用することができ、簡易なロープトウを付けたことがきっかけとなり、現在のジュネス栗駒スキー場の整備につながってきたことになる。 当時のスキー場は極めて小規模なもので、スキーの愛好者は蔵王や安比、田沢湖などに出かけていたものであるが、こうした先人の熱意によって、冬季スポーツの振興のために、あるいは地区住民の活動の一つとしてスキー場整備をしてきたわけです。 そのきっかけとしてこのスキー大会が開かれて33回目にもなったことになります。 参加者は年々少なくなっては来ていますが、幼児から76歳の方までそれこそ老若男女が参加しての大会とあって、大回転競技から宝探し「けつぞり(おしり)」大会など、だれでも参加できる種目でほぼ半日皆で楽しく過ごしました。 終わってからは、会場を移して懇親会、じゃんけんゲーム等でにぎやかな一日となった。 こうした活動で地域が盛り上がっていくことを大いに期待したいところです。