やっぱり変な政権

散歩コースの家のそばに「夏目の木」がある。すっかり葉も落ちて夏目がたくさんなっている。 孫が、あれ何、と聞くので夏目だよと言って、食べることができるんだよと言って、一つ食べて見せたら、恐る恐る食べていたが、おいしい!と言ってまた食べている。久しぶりに食べた夏目は、嫌味がなくあっさりした甘さで、とってもおいしかった。 こんな風にして自然の果実を食べることのできる幸せはだんだんと薄れていくんでしょうか。どこかさびしい気がする。 そんな朝の日、日曜討論を聴いていておかしいぞとおもわずにはいられなかったことがある。 与党幹事長が、これほどまで国会運営について国民の民意が離れているにも係わらず、今年中の解散は考えられないと平然と言い放ったのである。 信頼しきって与党の議員さん方はよくぞ言ってくれたと手をたたいて喜んでおられたことでしょう。 しかも、そのときは総理大臣はもう機中の人となるべく移動の準備中で、ラオスに向かう。 その意思を確認しようにもできない、すごい仕掛けである。 報道記者が地団駄踏んでもどうしようもない。 やはり最後は総理大臣の専権事項なのである。誰がなんと言っても馬耳東風、言葉巧みに切り抜ける事は最大の武器とばかり、やり過ごせる能力はすごいことである。 新聞報道では、内閣支持率はついに、10%に突入と書いている。 しかし、与党支持者の50%近い数字が、解散は来年夏の衆参同時選挙が圧倒的に多い。 さもありなん、である。 これが、与党の最大の力であるのだと思う。 なんとしても来年夏まで持ちこたえるのが今の政権の寄るところであるのであるのでしょうか? どんな「試練にも絶えて見せます」。 まさしく歌の文句でありませんが、これが本音なのでしょうか、いやはや驚きました。 政治評論家は盛んに最低の内閣であると怒っていたり、これまでの民主党政権の菅、鳩山よりもひどいと言っておられますが、そんなの全く関心がございません。

椿川地区秋のフェステバル開催

椿川地区(椿台、手倉、五里台の3地区)合同で開催している恒例の秋のフエステイバル「生涯学習発表会」が昨日行われた。 この地域も地震などでの災害発生時には、地域が一丸となって互助精神を発揮し、ひとり暮らし世帯の支援、全世帯の安否確認、自発的な水道の給水支援、見回り、など積極的な地域活動をしておる地域であり、ほかの地域にとっても非常に参考になる活動を展開している地域である。 こうした連帯感の強い地域であることは、生涯学習などの面でも極めて積極的で、その成果を発表する機会をこのフェステバルで行っているものである。 発表会ではほかの地域の応援もあり大いに盛り上がっていました。 発表会に先立って、健康教室の講演も行われ、ユーモアいっぱいで話術巧みな歯科衛生士・遠藤さんの話に参加者は完全に引き込まれ、身近な口腔衛生の重要性を自然とおぼえこむ良い機会となった。 私自身も、普段やっていることや、その重要性には関心を持っていたものの、どうすればよいのか、具体的にどんな生活習慣としての取り組みを知る良い機会となった。 しかも、食道と気道の位置などごく当たり前のことでさえ、間違って覚えていたのではないかと思ったし、口腔内の衛生についても普段どれだけ手抜きし、歯磨きについてはかなり詳しく関心をもって取り組んでいたのであるが、口腔や舌などについてはほとんど構わないで生活していることに気づかされた。 その対策の具体的な方法や運動の仕方など特に参考になるものであった。 この地域の方々はそうしたことにも今後積極的に取り組んでくれることでしょう。 最初から笑に誘い込み、会場全体はリラックスムードで終始し、和やかなフエステバルとなった。 この地域では郷土料理の「あずきでっち」のおいしい地域でもあり、秋田県のわが村自慢で紹介したことから。上小阿仁村との交流が来週には行われることになっているとのことでした。 とにかく積極的に取り組んでくれる地域である。 この連帯感を今後も持ち続けてほしいと願っている。 ところで、最近こうした地域での活動に出席していろんな方々とお話をさせていただいたり、お聞きしたりする機会が多いと話しが、インターネットやブログの話しになり、親せきや兄弟の方々から電話があったり手紙などで、村の情報がそのネットやブログで知る機会が多く、楽しみにしておられる方々が結構おられることがわかってきた。 読んでいただいたり、見てくださっておられる方々が意外に多いことに気づかされ、これは心していかなければならないと思うものの、何をどうした良いのかわからないし、とりあえずはこれまで通り、思ったことを書き込んでいこうと思っていますのでよろしくご理解いただきたいと思う次第である。 今回の話しは、仙台に住んでおられる方からの連絡がご家族にあったとのことでした。

地域でも文化の日

文化の日の昨日、私の住む地域で「わらび座」の公演があった。 この地域は、村の中でもコミュニテー活動の盛んな地域で部会を設けてそれぞれの活動を積極的に進めている。 秋田県内でもコミュニテー活動推進のための補助制度を設けて、センター建設、活動費などのいろんな施策を展開した時期がおよそ30年以上も前にあった。 その当時、いち早く500万円の自己負担を地域が負担してコミュニテーセンターやら児童館、老人憩いの家、老人クラブ生産活動作業所などの複合施設をいち早く作った地域でもあった。 そうした、地域の連帯性、意欲的な住民活動などは今なお積極的に進めていることは素晴らしいことであると思っている。 そうした地域性もあってか、文化の日昨日、わらび座を招聘しての公演となったようで、主催は文化部主催での活動であった。 前段では、昔語りの会の昔語りもあるなど楽しいひと時であった。 岩井川小学校跡地に建設された複合施設「ゆるるん」は文化施設で音響設備もよく、演奏活動などで出演してくださっておられる方々からも施設設備に対する評価もよろしいようで、自信を持って芸術文化活動のできる施設と思っており、これからも大いに活用していただきたいと思っている。

かみ合わない議論と暴挙

議論なのか言いぱなしなのかはよくわかりませんが、これが国会の代表質問であり、答弁なのでしょう。 野党の党首の質問も、持論を展開するのはいいかもしれませんが、どれほどの国民の声を反映した質問なのかはよく理解できないのが正直な気持ちでもあり、また、途中退場した総理のことがすぐに頭に浮かび、どこか白々しく感じられてならなかった。 どんな質問をしても総理大臣の最高権限である「解散権」は絶大であり、どんなに頑張っても、どんな厳しい追及をしても、ぎりぎりの表現で確約など絶対にしないことを、もう確信したほうがよいのでないだろうか。 同じようなことを、並べ立てても、政権の座を明け渡すなど毛頭ないように思えてならない。 そんなことを言いながら、私たちも議論のかみ合わないことがあり、はたで見れば不毛の議論となってはいないか心配である。 注意しなければならないと思った。 ところで、この政権の閣僚の言動には懸念材料があったが、ついに出ました。 文部科学大臣が秋田市が申請していた秋田公立美大の申請を文科省大臣の審議会が新設を認めるとしていたものを、覆したのである。 今までわがままをしたいのを、我慢していたのか、存在感を示したいと思っていたものを、ここにきて爆発させたような感じのする覆し方で突如、これまでの慣例を破っての行動には、はなはだ迷惑な話である。 どうも今の政権は、議論抜きに突如としてこうした行動に出る、ダムの検証であってもそうであるし、事業仕訳であってもそうであるように、内閣としての秩序、異論など全く無視した、政策判断が横行しているように見受けられてしようがない。 いかに、大臣権限であるかも知れないが、突然の政策変更は暴挙としか思われないように感じる。 今回覆された3つの大学ははなはだ迷惑な話であるものと思う。 いったん覆したものを、見直すなどはほとんど無理なような気がするが、総理大臣判断まででも持っていけるものなんでしょうかねー。 官邸にには、総理に直接頼み込める人材もいるように思えるのですがどうなんでしょうねー? やっぱり、この政権には一貫性が感じられない。

農業担い手サミット交流会

「第15回全国農業担い手サミットinあきた」雄勝地域交流会・情報交換会が湯沢市で行われた。 サミット終えた全国の参加者が県内をAからMの13地域に分かれ、さらに地域ごとに特色ある取り組みをしている農業の事例研修をした。 そのうち1日には雄勝地域コースでは村の(農)なるせ加工研究会が選定され、バス1台で視察研修に訪れ、代表の谷藤トモ子さんから事業説明を受けており、大変関心が深かったようです。 前日の31日には湯沢のホテルで情報交換会が行われ、それこそ全国から集まった農業の担い手の方々が賑やかに情報交換をしておられました。 ホテルでの食事も、ありきたりの食事ではなく、すべて雄勝地域で生産された農産物を使用した料理でもてなしておられ、参加者からは地酒も十分に堪能しておられたようですが、食事もまた心のこもった地元食材を使った調理でものすごく好評であった。 ホテル側でも、主催者側の意向を尊重していただき、積極的に応えてくれて素晴らしいごちそうになったものと思っています。 翌日、なるせ加工所の視察場所でお会いしたら、大変喜んでおられた。 九州、四国、山陰、北陸、近畿、関東、東北など本当に全国規模での参加で、県内を含めると230名を越える大交流会で、本当に元気の出る催しであった。 何よりも、全国規模のこうした大会が秋田県では年に何回か行われていると思うが、こうした県内の地域に分散してそれぞれの地域を視察研修する機会はこれまで全くなかったのではないかと思うし、そうした視点での大会運営は秋田県全体を見直してもらうためにも、あるいは関心を持っていただき理解をいただきながら、秋田の良さをPRする絶好の機会であろうと思われる。 何も、決まり切ったホテルの食事ではなく、地場の特産を使いながら、それぞれの地域の特徴を見聞していただくような考えもとても大事であるように感じた。 主催者の今回の企画には大きな拍手を送りたいと思うし、諸手を挙げて賛意を表したい。 すべて、秋田市だけで大会を行い、そこからの視察行動となると限られて来るであろうし、秋田の良さを全国に発信するには決まったことしかできないように思っていた。 それが今回の担い手サミットで十分に新たな展開ができることを証明したように思うし、今後関係者が努力すべき事であるように感じた。 わが村の食材として、イワナ、カボチャ、トマトなど結構使用した料理も出されていましたし、サミット会場などでの即売にも工夫を凝らしておったようですこぶる好評であった。 うれしいことです。