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県南3町村議会議員の研修会
県南の3町村議会議員の研修会が村を会場に開かれた。
持ち回りで実施しているとのことで、今年は村の議会が当番となったようです。
歓迎のあいさつをさせていただいた。
ようこそ「仙人の郷」東成瀬村へおいでくださいました。
仙人の郷の由来は、役場所在地が「仙人下」後背地の山の所在が「仙人山」からそのようなネーミングにしていることと、村全体が森林であり、水が豊富 で、現在進めている主要事業が簡易水道の統合化であること、その水源を、その森林から湧き出る「湧水」にこだわっていること、さらに、日本で最も美しいい 村連合に加入していることの意義の一つに、環境の美化、森林資源の保護育成があることなどを関連つけてお話し申し上げた。
さらに、もう一つには県南の市町村には水に対するこだわりもあることなどから、村での「水」と「森林」に大きな関心を持っていることを理解していただきたかったこともあります。
講演会には冨田・秋田県建設部長からの講演があった。
部長自ら指示されたパンフレットが紹介されたが、これがまたこれまでとは一味も違った工夫された優れものであった。
それもそのはず、職員が資料収集、企画をし印刷をしたとのことでわずか9万円余りで出来上がったとのこと、驚きである。
県庁組織全体を簡単に紹介し、各部の構成と職員数、などこれまでになかった内容であったし、裏面は全体を県内の地図にしていた、これがまた見やす く、ポイントしっかりと押さえての地図、観光地図よりも見やすいとの評判であるとのことである。確かにそうで、車に積んでおいてもよいし、家庭で遊びに出 かけるときの資料にしてもよい優れものである。
その下地になっているのが、部長自らが趣味であるバイクで県内を走破し、実際の地理、現場を押さえての発想が見える内容であるように思えた。
部長は、まず、3ケタ国道を中心に休みごとに走り回っておられるとのことである、それは確かに地域の実情、どのようにつながっているのかを理解できる一番の早道であるとのことで、網目のようにつながっていることの説明に納得した次第でした。
分かりやすい講演であったようです。
懇親会では、羽後町、美郷の議員さんから、すぐには財源にならない森林資源の手入れがよく行き届いていることがよくわかった、この考えは大事であり、それは一つの哲学でもあろうとのことにうれしく思った。
また、スキー関係で旧コミュニテースキー場時代から来ておられた方もあっていろいろな話をしてとても楽しい時間となった。
部長を車座になって囲み活発な議論、懇談となっていた、大盛会であったように感じた。
こうして、良い印象を持っていただければ嬉しい限りである。
ホスト議会としても難儀した甲斐があったものと思う。ご苦労さんでした。
この後、東成瀬村加工研究会の総会に呼ばれ挨拶をした、今期は赤字決算であるとのことであったが、次期決算では好決算を目指して頑張るとのことで、その環境整備に我々としても協力したいと考えているところである。
是非踏ん張って頑張ってほしいし、その商品は特徴があって実にすばらしいし、これを伸ばしてほしいと思っている。村の宝でもあります。
道路整備の熱意
道路整備を促進するための同盟会はたくさんあるが、昨日開かれた「横手・東成瀬線」の総会では住民の熱意が強く伝わる総会となった。
この会は、横手市山内の三又地区と東成瀬村岩井川地区の住民が中心となって組織された道路整備促進のための同盟会で、極めて意味のある同盟会である。
この会では近くて遠い隣村の地域が何とかして通年通行を実現しようとして取り組んでいる同盟会で、これまでも秋田県のご協力で、平坦地の道路改良は積極的に整備が進んでいるものの、肝心の峠越えが工事費も大きく、なかなか具体的な事業計画策定までは、それぞれの事情もあり、策定できないでいる。
しかし、昨日は来賓として5人の県議会議員が出席してくださいましたが、柴田県議からは挨拶の中でこの同盟会の目的についてずばりと指摘をされまして改めてその方向をしっかりと示していく必要性を強く感じた。
つまり、「平坦地の道路改良を求めているのではなく、冬でも峠を越えると、ジュネス栗駒スキー場に行けて、両地区の交流が活発になるし、国道107号にも直結し、自動車道にも連絡できるようにすることにより、県外からの観光客の誘致も大幅に増大するなど、それこそ「世界」が違ってくる」と言ったご挨拶でありました。
全くその通りで、これはとりもなおさず、県境や郡境にある地域の最大の課題であるのである。
そうした地域はどこにでもあるというご意見もあるし、そうしたすべてを解消するには大変な投資が必要であり、一体全体あなたたちはどれを優先的に解消したいんだと言った意見のあることも承知しているが、我々からすると「全部」であると言わざるを得ない。
これが未来永劫解決しないまま取り残されていったんでは、均衡ある発展など到底おぼつかないのであることは自明の理である。
くじけることなく、しっかりと発信し続けていかなければならないと思ったところでした。
なんと言っても地域住民との連携は、我々にとっては大きな励みである。
懇親会も盛り上がったし、元気あふれる熱意ある総会であった。
終わって同級会の集まりがあったのでそれにも出席し、結構ハードな一日であった。
ぐっすり寝てしまい朝のニュースでビッグニュース。
オリンピックのサッカー男子が優勝候補のスペインを破っていた。
バンザーイ!それいけー!
部落長と行政協力員会議
開催できないでいた今年度の部落長・行政協力員合同会議を開催した。
2年続きの豪雪で、部落の要望事項などの把握と決定がなかなかままならないなどの意見もお聞きしていたことから、要望の提出をどの時点出していただくか検討していたことなどでこの会議を開けないでいた。
従って現地調査なども開催できず、村内の部落・自治会には「今年はどうなっているんだ」といった意見も出ておったようであり、議会でもこのことが一般質問で議論となった。
そうしたことを受けて、今回24年度の対応と25年度以降の対応について協議していただき意見もまとまり一定の方向をお示しすることができたと考えている。
今年度はもう一度部落長・自治会長会議を開催することとし、25年度以降は、4月中に部落長・行政協力員合同会議を開催し、村からの新年度事業につ いての協力要請をし、意見交換をすることとし、地域からの要望事項も4月中には取りまとめ、議会、村での合同現地調査を経て、今後の方向と対策をとること とした。
これを受けて、再度部落長会議を開催し、その方向を示し、文書などでの回答を示していきたいと考えている。
これまでよりも密度の濃い意見交換をしより徹底していきたいと考えている。
住民と直接かかわる事業をこうした形で取り込んでいくことは、ある意味では村政の基本にもかかわることであり求められる事業でもあると思っている。
これまでのこの会議の在り方の基本をもう一度確認しあい、良い方向に進んで行けたものと評価していただけるのではないかと思う。